「通話アプリを立ち上げずに、かけ放題を使いたい・・」
格安SIMのかけ放題は、ほとんどが通話アプリ経由の発信が必須です。通話料を安くできるのはありがたいのですが、毎回アプリを立ち上げるのは面倒ですよね。
実は、数は限られますがアプリ不要(プレフィックスなし)でかけ放題が使える格安SIMがあります。
格安SIMに乗り換えたいけどアプリ不要のかけ放題にこだわる!といった方は、ぜひ参考にして下さい。
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1.アプリ不要のかけ放題が使える格安SIM
アプリ不要でかけ放題が使える格安SIMは、
- ワイモバイル
- UQモバイル
の2社です。詳しい内容を見ていきましょう。
①ワイモバイル
- 最高速度の格安SIMを求める
- 通話料を0円に抑えたい
- iPhoneセットで乗り換えたい
かけ放題オプション
- 10分かけ放題:プラン込
- 無制限かけ放題:1000円/月
ワイモバイルの料金プランには、オプション扱いではなく10分かけ放題が付いています。プランSなら月額1980円で、通話料まで収まります。
+1000円で時間無制限のかけ放題も利用OKです。
また、自社回線を使うワイモバイルは、他社との回線混雑がないため圧倒的な通信速度を誇ります。
平均速度は40~60Mbps。格安SIMながら、大手キャリアと変わらない速さです。
スマホベーシックプラン
プランS | プランM | プランR | |
---|---|---|---|
月額料金 |
2680円 | 3680円 | 4680円 |
月額料金 (6ヶ月新規割) |
1980円 | 2980円 | 3980円 |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
データ容量 (1年増量) |
4GB | 12GB | 17GB |
無料通話 | 10分かけ放題 |
月額料金 | 解約金 | オンライン契約 |
---|---|---|
1980円〜 | 0円 | 可 |
回線 | 支払い | キャンペーン |
自社 ソフトバンク |
クレジットカード | あり |
メリット | デメリット |
---|---|
・通信速度がトップ ・10分かけ放題付き ・iPhoneセット販売あり ・全国に店舗あり |
・データ繰り越し不可 ・Androidの種類が少ない |
CHECK!
②UQモバイル
- 速度の安定感が大事
- 口座振替で契約したい
- 人気の格安SIMを選びたい
かけ放題オプション
- 10分かけ放題:700円/月
- 通話パック(60分):500円/月
- 無制限かけ放題:1700円/月
UQモバイルは、アプリ経由なしの10分かけ放題を月額700円で利用できます。
10分かけ放題の他に、最大60分の通話パック(月額500円)もあり。通話頻度は少ないけど長電話するなら、通話パックを検討してもいいでしょう。
トップクラスの通信速度を誇るUQモバイルは、他社では1Mbps程度まで落ちるお昼の時間帯でも10Mbps以上の速度が出ます。
格安SIMで対応の少ない口座振替も利用OK。端末代金の支払いで口座振替に対応しているのは、UQモバイルだけです。
スマホプラン
S | M | L | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 3980円 | |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
月額料金 | 解約金 | オンライン契約 |
---|---|---|
1980円〜 | 0円 | 可 |
回線 | 支払い | キャンペーン |
au | クレジットカード 口座振替 |
あり |
メリット | デメリット |
---|---|
・速度が安定している ・口座振替に対応 ・家族割あり ・キャッシュバックあり |
・やや価格が高い ・au回線のみ |
CHECK!
2.その他の格安SIMは通話アプリ経由のかけ放題
ワイモバイルとUQモバイル以外の格安SIMは、すべて通話アプリを経由したかけ放題です。
格安SIMのかけ放題
オプション料金 (10分かけ放題) |
通話アプリ | |
---|---|---|
Y!mobile | プラン込 | なし |
UQモバイル | 700円 | なし |
OCNモバイル ONE |
850円 | OCNでんわ |
楽天モバイル | プラン込 | Rakuten Link |
LINEモバイル | 880円 | いつでも電話 |
mineo | 850円 | mineoでんわ |
IIJmio | 830円 | みおふぉんダイアル |
BIGLOBE モバイル |
830円 | BIGLOBEでんわ |
イオンモバイル | 850円 | イオンでんわ |
通話アプリ経由だと、発信の際にアプリを立ち上げる(あるいはプレフィックス番号を頭につける)必要があるため、使い勝手に劣ります。
緊急電話(110番・119番)・フリーダイヤル(0120)・ナビダイヤル(0570)に非対応なのも難点。通話品質も、中継会社を通すためこもった声になりがちです。
対して、ワイモバイルとUQモバイルなら、音声回線でかけ放題OK。通話品質は、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)とまったく変わりません。
3.かけ放題の加入が得する通話時間の分岐点
まず、携帯会社の通話料は30秒あたり20円で共通です。この金額を基準に、かけ放題に入るべきか損益分岐点を算出してみました。
かけ放題に加入すべき基準
通話時間の損益分岐点 |
||
---|---|---|
ワイモバイル | UQモバイル | |
10分かけ放題 | ※プラン込み | 18分以上 |
無制限かけ放題 | 25分以上 | 43分以上 |
例えば、ワイモバイルに契約するなら、毎月の通話時間が25分を超えるなら無制限かけ放題(スーパーだれとでも定額)への加入がおすすめです。
UQモバイルは通話時間の25分を超えるなら、かけ放題オプションに加入しましょう。
4.まとめ
アプリ不要でかけ放題を使いたいなら、ワイモバイルかUQモバイルの2択です。その他の格安SIMは、通話アプリ経由の発信となります。
かけ放題に入るべきかは、毎月の通話時間によって変わります。おおよそ20分を超えるなら、加入したほうがいいでしょう。
