格安スマホ(SIMフリースマホ)とは

格安スマホを契約する前に知りたい本当のメリット・デメリット

格安スマホ デメリット

格安スマホが気になるけど、事前にメリット・デメリットをしっかり把握しておきたい。

格安SIMと言われるSIMカードをスマホに挿入するだけで通信代金が40~50%も安くなる格安スマホ。今や誰しもが気になる存在となりました。しかし、気になるのがメリット・デメリット。特に気になるのがデメリットです。安さの秘密には裏があるのでは?と考えてしまいますよね。

この記事では、格安スマホを20社以上契約している筆者がメリット・デメリットを余すこと無くすべてお伝えしていきます。やや長い記事になりますが、読み終える頃には格安スマホの全体像を確実に把握できます。ぜひ、参考にして下さいね。

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1.格安スマホのメリット

まずは、格安スマホのメリットから詳しく見ていきましょう。

  • 月額料金が格安
  • 用途に合ったプラン選びができる
  • 契約縛りがゆるい
  • 料金プランが分かりやすい
  • 端末代金が安い

1-1.月額料金が格安

格安スマホの名前通り、最大にして最強のメリットが格安の料金です。イメージとしては、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)の携帯料金が、およそ40~50%安くなります。7000~9000円だったのが、2000~4000円となります。

実際に、大手キャリアと格安スマホの利用料金を比較してみました。

au:月額7480円

→auピタットプラン(5分かけ放題込み、5GB~)

楽天モバイル:月額2980円

→スーパーホーダイ プランM(5分かけ放題込み、6GB)

格安スマホで最もユーザー数の多い楽天モバイルで比較すると、半額以下となりました。ただし、楽天モバイルは2年目から3980円となるめ実際は約4割引です。それでもかなり安いですが・・。

かけ放題を付けない場合はさらに節約できます。同じ楽天モバイルだと5GBで2150円となります。通話をLINEで済ませれば、請求されるのは2150円+消費税のみ(端末セットの場合は端末代金がかかります)。5GBのデータ通信量をもらいながら2500円以下でスマホ代を維持できる破格の安さです。

価格が安くなる理由は回線にあり

ちなみに、なぜ格安スマホの価格がここまで安いのかというと、自社で回線設備を持っていないからです。大手キャリアは回線設備の増築やメンテナンスで年間数千億を使っていると言われています。

そのため、利用料金が高いのですね。格安スマホは自社のネットワークは必要としますが、全国に基地局を作って回線網を作らなくてもいいため圧倒的な安さを実現しているのです。その他、実店舗サービスなどを削って低価格を実現しています。

格安スマホが安い理由については「格安スマホとは?」の記事で詳しく解説しています。

1-2.用途に合ったプラン選びができる

格安スマホのサービス提供は、全国で500社以上。主要な通信事業者20社程度に絞っても、実に様々なプランが用意されています。例えば、動画好きの方には動画アプリのデータ通信量が使い放題となるBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプション。

また、LINE・SNSのデータ通信量が使い放題となるLINEモバイル。これらの格安SIM会社は特定アプリのデータ消費量をカウントしないプラン・オプション内容となっています。その他、かけ放題の有無や小容量から大容量の選択も自由。LINEしか使わないなら低速通信の使い放題プランも検討できるでしょう。

DMMモバイルなど、とにかく低価格がウリの格安スマホもありますし、楽天モバイルでは楽天スーパーポイントが貯まります。今までは、au・ドコモ・ソフトバンクの3社が用意する似たり寄ったりなプランしか選択肢がありませんでしたが、格安スマホではあらゆる選択肢から自分にぴったりのプランを選択できます。

1-3.契約縛りがゆるい

格安スマホにも、音声通話SIM(電話番号が付与されるタイプのSIMカード)では最低利用期間という名の契約縛りがあります。期間は様々ですが、1~2年が標準です。大手キャリアの悪しき2年縛りと同じに見えますが、実はまったく内容が異なります。

大手キャリアの2年縛りは、2年ごとの契約更新月に解約しない限り永久に契約が自動更新
されていきます。つまり、2年の契約が終わってもまた2年契約が続き・・・を永遠と繰り返すのです。

自動更新の仕組み

この仕組は総務省も問題視しています。わずかな契約更新月を除けば、いつ解約しても違約金が取られてしまうのです。しかし、格安スマホの契約縛りは最低利用期間さえクリアすれば、後はいつ解約しても違約金は取られません。

最低利用料金が2年の格安スマホなら、3年目からはいつでも違約金無しで解約できるのです。これは想像以上に大きなメリットです。また、音声通話機能が無いデータ通信専用SIMなら最低利用期間すら無いので1ヶ月で解約しても違約金は無し。

この契約に縛られない自由さが格安スマホ躍進の支えとなっているわけですね。

1-4.料金プランが分かりやすい

あなたは現在契約している大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のプラン内容を正確に答えられますか?

割引があるとすれば、それはいつまでなのか?そしてどんな条件なのか?そもそも、基本月額利用料金はいくらなのか?あるいは、プラン名すら思い出せないのではないでしょうか。販売員でさえ完全に把握していないと言われる大手キャリアの料金プラン。他社と比較されないために、あの手この手で複雑化しています。

一方、格安スマホの料金プランは非常にシンプルです。

例1:楽天モバイルの料金プラン

プランS プランM プランL
月額料金 1980円 2980円 4980円
データ通信量 2GB 6GB 14GB
通話 5分かけ放題

例2:mineoの料金プラン

データ通信量 データ通信専用SIM 音声通話SIM
500MB 700円 1310円
1GB 800円 1410円
3GB 900円 1510円
6GB 1580円 2190円
10GB 2520円 3130円
20GB 3980円 4590円
30GB 5900円 6510円

格安スマホで屈指の人気を誇る楽天モバイルとmineoの料金プランを例に挙げてみました。楽天モバイルは通常の従量制プランもありますが、かけ放題付きのプラン(スーパーホーダイ)が用意されています。プラン選びはシンプルに3択。データ通信量2GB、6GB、14GBから選択するだけです。

その他、多くの格安スマホで見られる料金プランがmineoのタイプ。データ通信量によって価格が決まるシンプルなプラン内容です。あとから無料で簡単にプラン変更できるため、とりあえず初月は3GBで契約しておくといった申し込みもおすすめです。

格安スマホはキャンペーンの割引特典も分かりやすいケースが多いです。3ヶ月月額料金が無料、初月無料など明快でシンプル。大手キャリアのように、「ただし◯◯に加入して契約期間は◯◯で◯◯しなかった場合に適用」などの複雑さはありません。

初心者には分かりにくいと思われている格安スマホですが、実際はその逆で初心者に分かりやすいプラン内容が特徴的なのです。

1-5.端末代金が安い

格安スマホの醍醐味は料金プランの安さだけではありません。端末代金も圧倒的に安いです。格安SIM会社では、SIMカードとセットで格安スマホ端末(SIMフリースマホ)を購入できます。

格安スマホ端末は国内より海外製がメイン。海外製のいいところは、日本製独自のワンセグやおサイフケータイ機能を削ぎ落とす代わりに、カメラやメモリの性能をアップ。さらに、端末価格が大幅に安くなっています。

カメラ性能やレスポンスが上がるのに価格が安いため、多くの方がHUAWEIやZenFnoeなど2~3万円で購入できる海外製の格安スマホ端末を購入します。国内製のスマホと比較すれば4~6万円の機種に相当するスペックです。

もちろん、従来の国産スマホも格安スマホとして販売されているので、日本製独自の機能が欲しい方はそちらを選ぶことが可能ですよ。いずれにせよ大手キャリアで販売されているスマホよりも端末代金が安く、SIMフリーなので他社でも使い回しできるのがメリットとなっています。

2.格安スマホのデメリット

次は、メリットよりも気になる格安スマホのデメリットについて、余すこと無くすべてを書いていきます。

  • キャリアサービスは一切使えない
  • 回線混雑時の通信速度が遅い
  • 通話プランが大手キャリアに劣る
  • テザリングが使えない場合がある
  • 決済はクレジットカード払いがほとんど
  • 初期設定を自分で行う
  • 端末の修理を受け付けてくれない
  • 実店舗が少ない
  • LINEID検索ができない
  • 最新のiPhoneが購入できない
  • SIMロック解除が必要な場合がある

2-1.キャリアサービスは一切使えない

ある意味で当たり前なことですが、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)から格安スマホに乗り換えると、キャリアサービスが一切使えなくなります。

主なキャリアサービス

  • キャリアメール
  • キャリア決済
  • キャリアショップ
  • Wi-Fiサービス
  • ポイントサービス

この中で特に困る人が続出しそうなのがキャリアメールです。Gmailなどのフリーメールに移行している方、連絡はLINEがメインの方にはあまり関係ありませんが、キャリアメールをメインで使っていた方はメールアドレスが消滅するので注意が必要です。

格安SIM会社でもメールアドレスの提供はありますが、UQモバイルとY!mobileを除いてはすべてフリーメール扱いとなります。フリーメールはガラケーにメール送信すると受信拒否される可能性があるのも難点です。

キャリアサービスの終了に対しては、それぞれ対策できるので大きな問題ではないのですが今まで使えていたものが使えなくなる不便さはどうしても感じてしまいます。

2-2.回線混雑時の通信速度が遅い

格安スマホの悪評で最も多いのが通信速度です。特に以下の時間帯が遅くなります。

  • 12時から13時
  • 18時から19時

この時間帯はお昼休みや帰宅でスマホ利用者が急増して回線混雑を起こします。その結果、レンタル元の通信事業者から(格安スマホは回線を借りて運営している)帯域制限をかけられて速度低下が起きるのです。1日の中で最も通信速度が遅くなる12時から13時の速度測定結果が以下となります。

12時から13時の速度測定

格安SIM ダウンロード
(Mbps)
回線
Ymobile 48.4 SB・自社
NifMo 35.2 ドコモ
au(参考) 25.56 au
UQモバイル 20.59 au
イオンモバイル 14.4 ドコモ
nuroモバイル 11.6 ドコモ
mineo(Aプラン) 6.8 au
mieno(Dプラン) 3.6 ドコモ
BIGLOBEモバイル 3 ドコモ
LINE 1.5 ドコモ
楽天モバイル 1.2 ドコモ
DMMモバイル 1.1 ドコモ
IIJmio(タイプA) 0.9 au
OCNモバイルONE 0.4 ドコモ

格安スマホでも高速通信を実現している通信事業者がいくつかありますが、下位の速度を見てみると1Mbpsを下回っています。格安スマホは通信事業者によって速度が大きく変わりますが、遅い会社は本当に遅いです・・・。

この表は速度低下が落ちる時間帯で計測しているので、その他の時間帯は格安スマホでも十分な通信速度がでます。しかし、回線混雑する時間帯は格安スマホによって、Youtubeの再生やWEB閲覧ができないほど厳しくなることを覚悟しておきましょう。

大手キャリア並の通信速度を求めるなら、UQモバイルかY!mobileがおすすめです。詳しくは以下の記事で通信速度の速い格安スマホを確認して下さい。

格安sim 通信速度
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2-3.通話プランが大手キャリアに劣る

格安スマホ乗り換えを思い留まる原因の一つ、通話プランの少なさ。通話に関しては大手キャリアに完敗しています。通常の通話料金は大手キャリアと同じ20円/30秒です。しかし、かけ放題や無料通話の内容が大きく異なります。

格安スマホの通話プラン

  • かけ放題が専用アプリ経由のケースが多い
  • 時間無制限のかけ放題が無い
  • 家族間無料通話が無い
  • 同キャリアの無料通話が無い

まず、かけ放題ですが格安スマホは専用の通話アプリ経由となる場合が多いです。通話する際にアプリを立ち上げたり、相手の電話番号にプレフィックス番号を付けて発信したりする手間がかかります。また、かけ放題の通話時間は5~10分が基本。時間無制限のかけ放題はY!mobileしか提供していません。

そして、無料通話の内容も大手キャリアに劣ります。大手キャリアでは家族間・同キャリア間の無料通話が利用可能。しかし、格安スマホには一切ありません。そのため、今まで長電話をしていた方は、格安スマホを利用する際にはLINEやIP通話に切り替えないと通話料金が高くなってしまうのです。

通話プランに関してはどう転んでも大手キャリアに歯が絶ちません。通話重視の方は格安スマホの方が割高になる可能性もあるため注意が必要です。

2-4.テザリングが使えない場合がある

auとソフトバンクは500円のオプション料金がかかるテザリング。格安スマホなら無料で利用できます。ただし、問題となるのが格安スマホの回線と端末の相性です。格安スマホの回線は基本的にau・ドコモ・ソフトバンクの3種類。端末はau版・ドコモ版・ソフトバンク版に加えてSIMフリー版の4種類。

さらに端末はAndroidとiPhoneに分かれます。これらの組み合わせにより、パターンAではテザリング可、パターンBではテザリング不可、と条件が分岐してしまうのです。

例 mineoのテザリング条件

auプラン ドコモプラン
iPhone
Android

見ての通り、同じiPhoneでもau回線は不可でドコモ回線ならOKとなっています。テザリングの利用可否については格安SIM会社の公式サイトにある動作確認済端末一覧ページで確認できます。

iPhoneXでテザリング

格安SIM会社で販売している格安スマホ端末なら基本的に問題ありませんが、手持ちの端末で持込み契約する場合は、動作確認済端末一覧ページからテザリングの可否を確認しておくといいでしょう。テザリングを重視する方は後から使用できなかったと後悔しないように気を付けてくださいね。

2-5.決済はクレジットカード払いがほとんど

多くの格安スマホでは、本人確認の手間がかかるクレジットカード以外の決済を利用不可としています。クレジットカード払いならカード所有者というだけで、信頼性の担保になるため審査がしやすいのですが、キャッシュカードやデビットカードは誰でも作成できるので審査にひと手間かかるのです。

格安スマホとしては少しでも人件費を抑えたいので、できるだけ審査の楽なクレジットカード払いを薦めてきます。クレジットカードなら途中で料金滞納のリスクも下げられるからです。しかし、これらはあくまで格安スマホ側の都合。

ユーザーから見れば、クレジットカードを保有していないあるいは、作成できない人も数多くいます。口座振替とデビットカードに対応する格安スマホももちろんありますが、全体から見るとまだまだ少数派です。しかも、口座振替とデビットカードは手数料やSIMカードタイプなど利用条件が付くケースが多いです。

口座振替対応の格安スマホ

  • UQモバイル
  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBEモバイル
  • Y!mobile
  • LINEモバイル
口座振替できる格安SIM
口座振替で契約できる格安SIMおすすめ8選格安SIMに乗り換えたいけど、クレジットカードが無いから申し込みができない・・・あなたは、そうお悩みではありませんか? この記事で...

デビットカード対応の格安スマホ

  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • DTI SIM
  • mineo
デビットカードが使える格安SIM
デビットカード支払いで契約できる格安SIM4選一般的に格安SIMを契約する際にはクレジットカードが必要ですが、中にはデビットカードで契約できるものもあります。デビットカードは審査不要...

支払い方法の選択肢は今後増えていくかもしれませんが、現状はクレジットカードが圧倒的な主流であることに変わりはありません。クレジットカードを持っていない方は、選択できる格安スマホの幅が狭くなることを覚えておきましょう。

2-6.初期設定を自分で行う

そもそも端末に挿入されているSIMカードを見たことが無い方も多いのではないでしょうか?

その理由は、キャリアショップのスタッフが初期設定を代行してくれたためです。格安スマホでは、SIMカードの挿入からネット接続に必要なAPN設定まですべて自分で行います。付属マニュアルを見れば10分程度で簡単にできますが、ご年配の方には少し難しいかもしれません。

どうしても分からない場合は、有料のサポートオプションが利用できます。今まで、キャリアショップに行けば至れり尽くせりで、面倒な設定は代わりに行ってくれましたが、格安スマホになると自分で設定する必要があることを覚えておきましょう。

2-7.端末の修理を受け付けてくれない

初期設定だけでなく端末の修理サポートも格安SIM会社では受け付けません。修理・交換の窓口はメーカーとなります。格安SIM会社経由で修理依頼する場合は有料の端末保証サービス(月額300~400円)に加入する必要があります。サービスに加入していない方は端末が故障しても自己責任です。

iPhoneの場合はAppleCareを利用するといいでしょう。Androidもスマホ専用のモバイル保険を利用できますが、そもそもの端末代金が安い格安スマホ端末の場合は壊れたら買い換えるのも一つの手です。

いずれにせよ、大手キャリアでは普通だった端末が壊れたらキャリアショップに持っていき代替機を受け取る流れの手厚いサービスは無くなります。

2-8.実店舗が少ない

格安スマホは実店舗を持たないことで家賃や人件費を抑えて低価格を実現しています。
手数料の安いネット銀行と同じ仕組みです。そのため、契約の相談や困ったことがあれば実店舗でサポートしてくれた大手キャリアとは違い、格安スマホでは電話やチャットでネットから問い合わせることになります。

ただし、最近では一部の格安スマホで実店舗のサービスを強化しています。

実店舗が充実している格安スマホ

  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • Y!mobile
  • mineo
  • イオンモバイル

上記の格安スマホは家電量販店の窓口以外に、独自ショップを展開しています。初期設定の代行や料金プランの相談に乗ってくれるため、大手キャリアと変わらないサービスを受けることが可能です。

ただし、UQモバイルとY!mobile以外は都市部しか実店舗サービスを展開できていないので、地方の方は結局ネットからお問い合わせすることになるでしょう。

2-9.LINEのID検索ができない

地味に痛いのがLINEの一部機能制限。LINEのID検索は未成年者の保護を目的に年齢確認が必要となります。そして年齢確認の際に使用するのが大手キャリアのSIMカードです。格安SIMカードは仕様上の問題で年齢確認に非対応。そのため、ID検索機能が使えないのです。

格安スマホでも本家LINEが運営するLINEモバイルとソフトバンクのサブブランドであるY!mobileの2社はID検索が利用できます。近くの友達とLINEでID交換する時はふるふるかQRコード読み取りが普通なので、ID検索が使えなくてもそこまでは困りません。

ただ、遠方の相手と友達登録する際は、ID検索が使えないので専用URLを発行して相手に送る必要があります。普段からID検索を頻繁に利用する方は、LINEモバイルかY!mobileを契約した方がいいでしょう。

ID検索以外の機能は普通に使えます。格安スマホ端末に乗り換えても、アカウントやトーク履歴を引き継ぐことが可能です。

line
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2-10.最新のiPhoneが購入できない

格安SIM会社でも数社に限りますが「iPhoneをセット販売」しています。しかし、購入できるのは約2年前のiPhoneシリーズです。市場価格より安くiPhoneが購入できのは実質、UQモバイルとY!mobileの2社だけ。この2社はそれぞれau、ソフトバンクのサブブランドです。

そのため、最新iPhoneが欲しい方はau、ソフトバンクで契約し欲しい狙いがあるのだと思われます。その結果、購入できるiPhoneは常に2年型落ちなのです。UQモバイルとY!mobile以外の格安SIM会社もAppleとの契約上の問題なのか、最新iPhoneを提供している通信事業者は皆無となっています。

最新iPhoneを格安スマホとして運用するなら、アップルストアから端末を購入。その後、最新iPhone持ち込みで、格安SIMカードのみ契約する必要があります。

2-11.SIMロック解除が必要な場合がある

手持ちの端末で持ち込み契約する場合、SIMロック解除が必要な場合があります。SIMロック解除とは、大手キャリアに設定されたSIMロックを解除して端末をSIMフリー化することです。

格安スマホの回線と手持ちの端末が同キャリアの場合はSIMロック解除がほとんどのケースで不要となります。

例:au回線の格安スマホにau端末を利用

au回線の格安スマホにドコモ、ソフトバンクの端末を使う場合は必ずSIMロック解除が必要です。ドコモ、ソフトバンク回線も同じルールとなります。SIMロック解除が必要かどうかは、格安スマホの公式サイトにある動作確認済端末一覧ページに記載されています。

mineoの動作確認2

SIMロック解除の手続きは、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のマイページから行います。時間は5分もかかりませんが、ひと手間かける面倒さはあります。なお、SIMロック解除の手続きは大手キャリアを解約後でも可能です。詳しくは「SIMロック解除とは?」の記事を参考にして下さい。

3.格安スマホ乗り換えで心配しなくてもいいこと

以下は格安スマホ契約前の方が悩む代表的な事例です。

  • SIMフリースマホの性能
  • 田舎・地方のサービスエリア
  • 災害時の緊急電話
  • 開通までの不通期間
  • 電話番号の引き継ぎ

これらの不安は結論から言うとまったく心配しなくて構いません。その理由を詳しく解説していきます。

3-1.格安スマホ端末の性能

まず、格安スマホ端末(SIMフリースマホ)はすべてが安いわけではないです。10万円近い高級機種もありますし、1万円以下の激安機種もあります。格安スマホの名前から勘違いされやすいのですが、格安なのは利用料金で端末の性能が安くて劣るわけではないです。

例えば、執筆時点で一番人気の格安スマホ端末、HUAWEI nova lite2のスペックは以下の通りです。

HUAWEI nova lite2

novalite2
発売日 2018年2月9日
販売価格 28000円
画面サイズ 5.65インチ
重量 143g
CPU Huawei Kirin 659
RAM(メモリ) 3GB
ROM(ストレージ) 32GB
カメラ性能 アウトカメラ 1300万+200万画素
インカメラ 800万画素
バッテリー 3000mAh
カラー ブルー、ブラック、ゴールド
防水 ×

注目すべきは、

  • 価格
  • メモリ
  • カメラ性能

の3点。まず、価格ですが一括価格2万円台でかなり安いです。もっと安い機種もありますが、HUAWEI nova lite2が凄いのはスペックに対する価格の安さ。3GBのメモリは最新のiPhoneに匹敵します。そして、1300万画素のカメラ性能もハイスペックに分類されます。

参考 iPhone8

  • 価格:78800円
  • メモリ:3GB
  • カメラ性能:アウトカメラ1200万画素 / インカメラ700万画素

ご覧の通り、iPhone8と性能が変わりません。むしろHUAWEI nova lite2の方が少し上です。価格が半額以下にも関わらず・・・。格安スマホ端末にはHUAWEI nova lite2と同じレベルのスペックを備えた機種が他にもたくさんあります。

メーカーの知名度が劣るので、いわゆるブランド力は落ちますが、そこは名より実。安価な格安スマホ端末でも最新iPhoneと同等レベルのスペックを体感できます。

3-2.田舎・地方のサービスエリア

筆者も四国の田舎出身なのでよく分かるのですが、サービスエリアや電波の入り具合は地方の方にとって非常に気になりますよね。いくら料金の安い格安スマホでも電波が途切れ途切れになってしまうと意味がありません。結論から言うと、電波・サービスエリアはまったく問題ありません。

格安スマホは大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)から回線をレンタルしています。そのため、サービスエリア・音声回線はまったく同じ通信品質です。人口カバー率は99%。人が住む地域ならデータ通信、電話ともに繋がります。

こちらはドコモ回線のサービスエリアですが、沖縄県の離島まで4G LTEが繋がっていることが分かります。よほど辺鄙な場所でも問題ありません。

ドコモ回線 沖縄のサービスエリア

沖縄の離島まで4G LTE(オレンジの箇所)に対応している

また、格安スマホ端末(SIMフリースマホ)についても問題なく電波が入ります。国内で販売されている格安スマホ端末は、大手キャリアの電波を掴むようにカスタマイズされています。プラチナバンドももちろん対応です。

海外からSIMフリースマホを輸入する場合は一部の非対応の周波数(バンド)があるため注意が必要ですが、国内で販売されている端末であれば海外製でも問題なく使用できます。

3-3.緊急電話の利用

110番、119番などの緊急電話ですが、格安スマホ端末でも問題なく繋がります。使用できない電話番号などの制限は一切ありません。ただし、IP通話アプリは緊急電話が使えないので注意が必要です。格安SIM会社のかけ放題はIP通話を使う場合があるので、通信事業者によって緊急電話が使えません。

ただその場合でも、緊急時のみIP通話を使わずに通常の音声通話で発信すれば緊急電話ができるのであまり気にしなくても大丈夫です。災害時などもしもの時でも、通常の携帯電話と同様に連絡が取れるので心配は無用ですよ。

3-4.開通までの不通期間

実は以前の格安スマホは、申し込みからSIM到着までの期間、不通状態となることがありました。不通状態になれば、通話は不可となりネットもWi-Fi以外は繋がりません。しかし現在は、この問題が解消されています。

格安スマホに申し込んだ後、SIMカード到着まで3~4日かかりますが、この期間は現在の携帯会社で通話・データ通信ができます。契約もまだ格安スマホに切り替わっていません。格安スマホに回線が切り替わるのは、端末のSIMカードを入れ替えて回線切り替え手続きを行ってからです。

回線が切り替わると以前の携帯会社との契約が切れて、格安スマホと契約が始まります。格安スマホの請求もここからカウントです。大手キャリアから格安スマホの乗り換えは空白となる不通期間が生じないため安心して下さい。

3-5.電話番号の引き継ぎ

格安スマホでも現在の電話番号を引き継ぐことができます。電話番号の引き継ぎは、MNPの手続きを行います。MNPの手続きは現在の携帯会社から電話でMNP予約番号を取得。取得した予約番号を格安スマホの申し込み時に手続き途中で入力すればOKです。詳しくは「MNPとは?」の記事を参考にして下さい。

格安スマホに変えたからと言って、電話番号が新しくなるわけではないので安心して下さいね。ちなみにMNPしない場合は、新規の電話番号が割り振られます。こちらで番号を選ぶことはできないので注意して下さい。

4.メリット・デメリットから分かる格安スマホがおすすめな人

最後に、これまで解説してきたメリット・デメリットを踏まえて、格安スマホがおすすめな人、おすすめでない人をご紹介します。

4-1.おすすめできない人

以下に当てはまる方は格安スマホをおすすめできません。

  • キャリアメールが捨てられない
  • 対面のサポートにこだわる
  • 毎月の通話時間が60分を超える
  • 通信速度の低下が許せない

まず、大手キャリアのサービスに依存して脱却できない人は格安スマホに向いていません。キャリアメールが使えなくてもフリーメールを取得して代用できますし、対面サポートが無くても電話・メール・チャットで自己解決できます。自分で行動できる自信がまったく無い方は大手キャリアのまま留まっていた方がいいでしょう。

また、通話時間が長い方も格安スマホに向きません。目安は60分です。60分の中にはLINEの無料通話やIP電話は含みません。純粋な通常通話で毎月60分を超えている方です。通話に関しては無料通話が充実している大手キャリアの方が有利です。

通常通話で長電話する方は格安スマホの方が割高となる可能性があります。そして、圧倒的な通信速度を求める方も格安スマホは向いていません。格安スマホでも最高速度は40Mbps出るのですが、やはりお昼と夕方に速度低下を起こします。

1Mbpsあれば動画再生もできますが、速度低下の時間帯は格安スマホによっては1Mbpsさえも下回ります。格安スマホで速度低下が起きるのは1日の中で1時間から2時間。この時間を我慢できない方は安定した通信品質の大手キャリアが向いています。

4-2.おすすめできる人

以下に当てはまる方は格安スマホがおすすめです。

  • スマホ代を月3000円程度に収めたい
  • 通話より圧倒的にネット重視
  • キャリアサービスが無くなっても気にならない
  • 一部の時間帯だけなら速度が不安定でもいい

スマホ代を安くしたい方は、文字通り格安スマホがいいです。7000~8000円かかっていた利用料金が3000~4000円、あるいはもっと安くすることができます。家族全員で格安スマホにすれば年間数十万円の節約となります。一人でも、1年で4~5万円は浮かせることが可能です。

そして、格安スマホに向いているのがネット中心のユーザーです。大手キャリアは通話プランが充実していますが、逆に通話しない方にとっては高い料金で割りを食っています。ネット、アプリが生活の中心ならデータ通信費用が安い格安スマホがいいです。通話はもっぱらLINEだけの方も格安スマホ向きと言えます。

その他、キャリアメールやキャリア決済などに依存していない方。お昼、夕方の計1時間半~2時間くらいなら多少速度が遅くなってもいい方は格安スマホ向きです。今すぐ大手キャリアから乗り換えて圧倒的なコスパの良さを体感しましょう。

おすすめの格安スマホは?

国内だけで数百社もある格安スマホ。すべてを自分で比較検討するのは無理な話です。
実は、数多い格安スマホですが、本当におすすめできるのは10社もありません。20社以上契約している筆者なら、契約候補を以下の5社に絞ります。

当サイトでおすすめしている格安スマホ

こちらの5社なら契約して後悔することは無いでしょう。それぞれの特徴を参考に自分にぴったりの格安SIM会社を見つけてくださいね。さらに細かく比較検討したい方は、「格安SIM会社の総合比較」記事も参考にして下さい。

5.まとめ


いかがでしたか?

この記事では、格安スマホのメリット・デメリットについて余すこと無くすべてをお伝えしてきました。格安スマホについて全体像が見えてきたのでは無いでしょうか。業界の裏側など突っ込んだ内容も解説してきましたが、やはり安さの裏にはいくつかのデメリットは存在します。

大手キャリアから格安スマホに乗り換えると平均で約4000円の節約が可能です。スマホは数ヶ月で手放すものではありません。1年、2年・・・と積み重ねていけば相当な金額が節約できます。

格安スマホは新しいサービスなので躊躇する気持ちは分かります。無理をせず、自分にぴったりだと思った方だけ申し込みを行ってくださいね。

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