この記事のポイント
- LINE Outは、相手がLINEを立ち上げていなくても発信できる格安通話サービス
- 2つの有料プランが用意されているが、広告再生ありで短い通話なら無料で発信できる
- デメリットとして非通知扱いで発信される可能性があるので注意
「LINE Outって何?お得に通話できるの・・?」
無料通話アプリとして不動の地位を築いているLINE。ですが、LINE同士でないと通話できないデメリットがあります。
そこで活用したいのがLINE Out。LINE Outなら固定通話宛でも発信可能です。
この記事では、LINE Outとは何か徹底解説。料金プランからメリット・デメリットまで詳しく掘り下げます。
発信方法についても説明しているので、ぜひご参考に。
1.LINE Outとは?
LINE Outとは、LINE株式会社が提供する格安通話サービスです。通話料のかかる有料サービスですが、LINEの無料通話と違って誰にでも発信できます。
無料通話(LINE)との違い
LINE Out | 無料通話 | |
---|---|---|
通話相手 | 誰でも | LINE同士 |
通話料 | 2円/分~ ※一部無料あり |
無料 |
相手先は固定通話でもOK。LINEアプリをインストールしていない相手でも発信できます。
国内だけでなく海外(一部除く)発信にも対応しています。
2.LINE Outの料金プラン・通話料
LINE Outの料金プランはチャージ制のコールクレジットか、定額制の30日プランに分かれます。また、条件次第では無料で利用することも可能です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コールクレジット(チャージ式)
コールクレジットは、チャージ式の支払い方法です。都度払いなので、必要なときだけ購入することができます。
毎回チャージするのが面倒なら、オートリチャージ(自動入金)も可能ですよ。
コールクレジット
コールクレジットの通話料は以下の通りです。
通話料
- 携帯電話:14円/分
- 固定電話:3円/分
注意点として、LINE STOREまたはAndroidで購入したコールクレジットは180日の有効期限があります。
また、別のOS(iPhoneからAndroid、もしくはAndroidからiPhone)にアカウントを引き継ぐ際は、残額を引き継げない点にも気を付けてください。
AndroidはLINEコインでコールクレジットを購入できる
30日プラン
30日プランは購入してから30日間、上限時間まで定額で通話できるプランです。通話料はコールクレジットより安くなります。
30日プラン
プラン価格(30日あたり)
- 携帯電話・固定電話に120分までかけ放題:720円
- 携帯電話・固定電話に60分までかけ放題:390円
- 固定電話に60分までかけ放題:120円
通話料
- 携帯電話:6円/分
- 固定電話:2円/分
30日プランは、都度購入の他に毎月継続して使いたい場合は自動継続を選べます。
30日以内に同一プランを複数購入できないため、上限時間を超過したら別のプランかコールクレジットを購入しましょう。通話残高は翌月に繰り越されないので注意して下さい。
LINE Out Free(無料)
LINE Outには料金のかからない無料プランが用意されています。無料の条件として、広告が付くのと通話時間が限られます。
LINE Out Free
- 携帯電話:2分以内
- 固定通話:3分以内
※広告動画が再生される
通話時間は短いのですが、簡単な用途を伝えるだけなら十分でしょう。なお、LINE Out Freeは海外通話でも利用できます。
海外通話は通話時間の条件が変わるので、詳しくはこちらのページで確認して下さい。
3.LINE Outのメリット・デメリット
メリット
LINE Outのメリットは以下の通りです。
- 条件次第で無料通話が可能
- 都度購入・自動継続を選択できる
- 通話料が最安で2円(1分あたり)
- LINEアプリからすぐに利用できる
まず、広告再生(30秒)と通話時間の条件が付きますが、無料通話のプランが用意されているのは大きな魅力。LINE同士で通話できない相手にも、無料で発信できるのは魅力です。
肝心の通話料も十分な安さ。特に、30日プランなら1分あたり2円(固定電話宛て)です。使い慣れたLINEから、すぐに発信できるのも嬉しいポイントです。
デメリット
LINE Outは、以下のデメリットがあるため注意して下さい。
- 非通知扱いで発信される場合あり
- 受信の機能はない
- 通話音質が少し悪い
最も気を付けたいのが、非通知扱いで発信される場合があること。基本はLINEに登録した電話番号が相手に表示されますが、不具合や契約内容により非通知扱いになる可能性があります。
特に、相手先がソフトバンクかドコモユーザーだと非通知または通知不可能と表示されやすいです。非通知だと知り合い宛でも着信拒否される恐れがあります。
また、LINE Outは着信機能がありません。相手が不在着信を元に折り返し電話をかけた場合、LINE Outではなく通常通話で受信されます。
通話音質については、日常会話はまったく問題ありませんがクリアな音質ではありません(少し曇った感じ)。
4.【図説】LINE Outの使い方
LINE Outの使い方は以下の通りです。
コールクレジットか30日プランを利用する場合は、事前に支払いを済ませておく
LINEのホーム画面から「サービス」の「すべてを見る」をタップ。サービス一覧から、「LINE Out Free」を選択してください。
※LINEアプリをまだ持っていない方は、こちらからインストールしておきましょう
LINE Outの画面が表示されるので、「利用開始」をタップしてください。
アクセス許可の画面が表示されたら、「許可」をタップしてください。
コールクレジットか30日プランを購入した方は、画面上部の「LINE Out Free」のマークをタップ。有料通話の「LINE Out」にチェックを入れましょう。
※無料通話(広告あり)で発信する方は、この項目を飛ばして下さい
発信画面には、残高クレジットも表示されます。
以上で完了です。相手先は、
- 「+81」が付いた電話番号
- 相手のアドレス帳に登録された氏名
- 非通知
のいずれかで受信します。折り返しの際は「+81」を「0」に変えてもらいましょう。
5.まとめ
LINE Outを上手く活用すれば、月々の通話料を劇的に下げられます。一時的に使用するならコールクレジットの購入でOK。
広告再生に我慢できるなら、無料通話がおすすめですよ。LINEアプリをインストールしているなら、すぐに利用開始できます。
デメリットとして、非通知発信になる可能性があるため注意して下さいね。
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