この記事のポイント
- ギガライト・5Gギガライトは無料でテザリングが使える
- 7GB以上利用すると通信制限がかかるので注意が必要
- テザリングを頻繁に使うなら、ギガホプレミアかアハモを選ぶべき
「ギガライト・5Gギガライトはテザリングが使えるの・・?」
スマホをモバイルルーターにしてゲーム機やノートPCにネット接続できるテザリング。ギガライト・5Gギガライトでも利用できるのでしょうか。
結論から言えば、ギガライトでテザリングは問題なく使用可能。オプション料金はかかりません。
ただし、通信制限にかかると超低速になるため注意が必要です。
この記事では、ギガライト・5Gギガライトのテザリングについて詳しく解説。テザリング設定についても説明していきます。
1.ギガライト・5Gギガライトはテザリングが無料
ギガライトでは無料でテザリングが使えます。申込みも不要です。
テザリングのイメージ
ちなみに、ギガライトの料金は以下の通りです。
ギガライト
データ容量 | 月額料金 | |
---|---|---|
2年契約あり | 2年契約なし | |
1GBまで (ステップ1) |
3,278円 | 3,465円 |
3GBまで (ステップ2) |
4,378円 | 4,565円 |
5GBまで (ステップ3) |
5,478円 | 5,665円 |
7GBまで (ステップ4) |
6,578円 | 6,765円 |
2年契約ありは、更新月以外に途中解約すると1100円の解約金が発生
各種割引を適用できれば、月額料金はもっと下がります。気になる方は、以下の記事をご参考に。
【落とし穴あり?】ギガライトのデメリットやおすすめな人を解説
2.月7GBを超えると通信制限にかかるので注意
テザリングはデータ消費しやすいので注意が必要です。ギガライトは、7GBを越えると125kbpsに通信制限されます。
125kbpsまで落ちると、 LINE・メールくらいしか使えません。もしテザリングを頻繁に使うなら、データ量到達通知サービス(無料)を利用すると便利です。
データ量到達通知サービスはステップが変わるときや7GB到達前にメールで連絡が届きます。データ使い過ぎを防げるため、申し込んでおくと便利ですよ。
3.【iPhone・Android】テザリングの設定方法
テザリングの接続方法は3つあります。
3つの接続方法
メリット | デメリット | |
---|---|---|
①Wi-Fi | 最も簡単で一般的 | 特になし |
②USB | 速度が一番速い | USBケーブルが必要 |
③Bluetooth | バッテリー消費しない | 速度が非常に遅い |
それぞれ設定手順を見ていきましょう。
Wi-Fi接続
一般的に利用されるのはWi-Fiテザリングです。普段はこちらの設定手順でテザリングを使いましょう。
iPhoneの設定手順
- 「設定」アプリをタップ
- 「インターネット共有」をタップ
- ネットワーク名とパスワードを確認
- 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力
※iPadも同様の手順で設定できる
ネットワーク名は「◯◯(自分の名前)のiPhone」となる場合が多いです。
パスワードは好きな文字列に変更が可能です。テザリング中は画面に「インターネット共有中」と表示されます。
Androidの設定手順
- 「設定」アプリをタップ
- 「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をタップ
- Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定
- 「保存」をタップ
- 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力
AndroidはOSや機種によって表記が一部異なりますが、基本的には上記の流れでテザリングできます。
Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定する際は、セキリティの項目で「WPA2 PSK AES」を選ぶと個人情報が漏れにくくなるのでおすすめです。
USB接続
USBテザリングはWi-Fiテザリングと比べて通信品質が良くて速度が速いです。 また、端末を充電しながら使えるのも利点です。
より高速でテザリングを使いたいなら、USBテザリングを利用しましょう。
iPhoneの設定手順
- USBケーブルで端末をつなぐ
- 「インターネット共有」をタップ
- 接続方法の確認画面が立ち上がるので「USBのみ」をタップ
Androidの設定手順
- USBケーブルで端末をつなぐ
- 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」→「USBテザリング」をタップ
Bluetooth接続
Bluetoothは通信速度が最大10分の1程度まで遅くなるためおすすめしませんが、バッテリーをほとんど消費しないメリットがあります。
バッテリー残量が残っていない中でテザリングが必要な状況になったらBluetooth接続を使うといいでしょう。
iPhoneの設定手順
- 「インターネット共有」をタップ
- 接続方法の確認画面が立ち上がるので「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップ
Androidの設定手順
- 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」→「Bluetoothテザリング」をタップ
※機種変更も一番オトク
4.たくさんテザリングを使いたいならギガホプレミアかアハモがおすすめ
現在、ドコモでテザリングを使いたいなら、ギガライトが最も厳しい状況となっています。
ギガホプレミア・アハモと比較
ギガライト | ギガホ プレミア | アハモ | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円~ | 7,250円 | 2,970円 |
データ容量 | 1~7GB | 60GB | 20GB |
通信制限後の速度 | 128kbps | 1Mbps | 1Mbps |
見ての通り、データ容量はギガホ プレミアが最も多いです。60GBも使えるため、テザリング重視なら満足できます。
ちなみに、5Gギガホ プレミアならデータ無制限なので、テザリング使い放題です。ポケットWi-Fiや固定回線も要らなくなります。
また、アハモも20GBあるためテザリングをたくさん使っても、そう簡単には通信制限にはかかりません。もし通信制限にかかっても、1Mbpsはキープされるため動画の再生も可能です。
ギガライトは、データ容量が少なく通信制限後の速度も遅いためテザリングには向きません。たくさんテザリングを使いたいなら、ギガホ プレミアかアハモを検討するといいですよ。
※機種変更も一番オトク
ギガホ プレミアでテザリングを使うメリットと注意点【5Gなら無制限】
5.まとめ
ギガライト・5Gギガライトのテザリングは、オプション料金なしで利用できます。ただし注意点として、7GBを越えると通信制限にかかることを覚えておきましょう。
また、通信制限後の速度は125kbpsと非常に遅いので気をつけてください。もし、テザリングを頻繁に利用するならギガホ プレミアかアハモを検討するといいですよ。