横浜アリーナにて、ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスを見てきました。
世界最大の恐竜ショーと言われるだけあり、公演1ヶ月くらい前からずっとワクワクしていました。
公演を見た感想ですが、想像以上の凄さに感動。期待を大きく超えるクオリティでした。
今回は、ふんだんに画像と動画を使って(撮影OK)、当日の様子を詳細レポート。会場内の興奮そのままに、お伝えしていきますね。
恐竜好きな方は、ぜひご覧ください。
1.ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスとは?
ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスは、世界最大の恐竜ショーです。
まるで本物の恐竜が動いているかのような、リアルなショーを楽しめます。何でも、制作費25億円をかけているそうで、そのクオリティの高さは圧倒的です。
実績としては、世界250都市で900万人を動員。凄まじい人気を誇っています。
今回の日本公演ですが、恒例の横浜アリーナで開催されました。ただ、恒例と言っても、前回のツアーはたしか2013年。およそ6年ぶりの再公演です。
メインのお客さんはやはり子供。恐竜大好きな子どもたちが、ワイワイと賑わっています。夏休みの時期ですしね。
会場の中は、恐竜好きな人人人。この日は、平日公演だったのでまだマシでした。物販コーナーも大変な賑わいに。恐竜のTシャツもよく売れているようでした。
会場はアリーナ中央に舞台を置いて、その周りを囲んで見るスタイルです。
ウォーキング・ウィズ・ダイナソーのステージ
なんでも、ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスは、その特殊性ゆえ開催できる会場が限られるんだとか。恐竜の重量も相当重いそうです。
座席はA席を確保しました。2階席なので目の前で恐竜は見られませんが(SS席なら見られる)、十分に迫力あるショーが楽しめる位置です。
ちなみに、座席は運良くA席の一番前あたり(S席とほぼ変わらない)でした。
2.ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスをレビュー
2-1.物語は三畳紀(さんじょうき)からスタート
いよいよ開演。照明が暗転してスタート。
ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスは、案内人が進行していくスタイルで物語が進んでいきます。
恐竜時代について随所に説明が入るので、純粋に歴史の勉強になります。エンターテイメントだけでなく教育の観点からも、見応えがあります。
最初は、タイムスリップして三畳紀(さんじょうき)へ。約2億800万年~2億4500万年前という途方も無いほど昔へタイムスリップ。
当時の地層や生命体に関する説明が入ったあと、いよいよ恐竜が登場。リリエンステルヌスという小型の恐竜です。
プラテオサウルスの赤ちゃんを捕食するという、衝撃的な始まりです。少し残酷ですが、弱肉強食の厳しさを感じ取れます。
三畳紀は、まだ恐竜が誕生したばかりということもあり、いわゆる全盛期ではありません。出てきた恐竜もマイナーでした。
2-2.そしてジュラ紀へ!ハイクオリティな恐竜にひたすら感動
さて、次はジュラ紀(約1億4400万年~2億800万年前)へタイムスリップ。ジュラ紀は、映画ジュラシックパークと同じ時代で、恐竜が最も繁殖した全盛期です。
ここからは、一般的にもよく知られた有名な恐竜が出てきます。
まず出てきたのがステゴサウルス。
ひらひらとした羽のような背中は、自分を大きく見せるために進化したそうです。その大きな体に圧倒されます。
そして今度は肉食系の中型恐竜アロサウルスが出てきました。
草食系のステゴサウルスとのにらみ合う場面も。
物語はジュラ紀の後半へ移ります。
ここで登場するのがブラキオサウルス。
草食系の恐竜では、最大級の大きさです。ステージ上の草をむしゃむしゃと食べる姿がとっても愛らしい。
演出の映像も素晴らしく、プラネタリウムにいるような心地よさを感じました。
2-3.白亜紀に入り、有名な恐竜が次々に登場
ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスは、前後半40分ずつの公演となっており、途中で20分の休憩があります。
物語もいよいよ後半へ。休憩が空けて、白亜紀(約6500万年~1億4400万年前)からのスタートです。
白亜紀に入ると、恐竜ショーは少しお休みで、翼竜を紹介する映像に入りました。体が非常に軽いため、大きな翼で長時間飛行していたとされる翼竜。
その映像のクオリティには驚きました。
過去のウォーキング・ウィズ・ダイナソーでは、実物模型の翼竜が登場していましたが、今回は映像のみ。
ただ、空飛ぶ恐竜はどうしても釣り糸が目立つため、あえて映像のみに留めた演出も悪くないと思いました。
さて、映像が終わって出てきたのがユタラプトルです。
非常に賢い頭脳を持ったユタラプトルは、恐竜マニアの間でファンが多いです。
ちなみに、今回出てきた夫婦のユタラプトルですが、妻のほうが権力が上だそうです。なんだか人間っぽくて親近感が湧きます。
続けて草食系恐竜の雄、トロサウルスが登場。
感覚が麻痺してしまいますが、ものすごい大きさです。隣にいる進行役の人と比べると、その大きさがよく分かります。
このあと、トロサウルスは2頭登場して、争いが始まります。
実際、負けた方は角が折れていました。あまり戦わないイメージの草食恐竜ですが、縄張り争いや群れのボスへの下剋上で、実際は激しく戦っていたそうです。
次は、尻尾に特徴のあるアンキロサウルスが登場。
有名な恐竜が勢揃いして、ステージ上はとっても華やかに。
2-4.待ってました、最後はティラノサウルスが登場!会場の雰囲気も最高潮に
ここまで来たら登場していないのはあの恐竜だけですね。そう、ラストを飾るのはティラノサウルスです。
ステージ上が暗転して、いよいよ来るか来るかと期待感が高まります。
しかし・・登場したのは、なんとも可愛らしいティラノサウルスの子供。
ステージ中央にいます。ユタラプトルより小さいですね。よしよしできるほどの大きさです。
一瞬、緊張感が高まった会場も、笑いに包まれます。
愛らしいティラノサウルスの子供ですが、ステージ上では怪しい雰囲気に。
小さな体のティラノサウルス(子供)は、他の恐竜にどんどん追い詰められていきます。
この展開はもしや?
そうです、我が子を助けるために、お母さん(大人のティラノサウルス)が登場です。
あまりの迫力に、他の恐竜たちは下がらざるを得ません。威嚇して、どんどん別の恐竜を退出させていきます。
為す術もなく、他の恐竜はすべていなくなりました。
無事、我が子を守ったティラノサウルスの母親。子供を愛でているシーンは、母性を感じます。
ステージ上に残ったティラノサウルスは、自慢の体を見せつけるように大声を上げながら走り回ります。
その迫力で、泣き出す子供の声も。最前席の人は、本当に食べられるのでは?と恐怖を抱いたことでしょう。
こちらの動画で、その凄さがリアルに伝わるかと思います。
ラストに相応しいですね。
恐竜時代の物語も終焉へ。このあと、隕石落下による恐竜絶滅の話が流れ、恐竜時代が終わる説明へと入ります。
ティラノサウルスは、恐竜絶滅を表したかのような演出でステージを後に。
この演出は本当に美しかったです。
以上で、ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスはすべて終了。休憩時間を合わせて、およそ1時間40分でした。
終わってみると、あっという間。大人ながら、時間の経過を忘れるほど夢中になることができました。
協賛会社も含め、ここまでのエンターテイメントを楽しませてくれた運営者には、畏敬の念しかありません。最高の恐竜ショーでした。
3.ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスの口コミを調査
ウォーキング・ウィズ・ダイナソーを楽しんだ、他の人の口コミも気になるところ。Twitterに、たくさんの感想が寄せられていたので紹介しますね。
ウォーキングウィズダイナソー、観劇。
あいかわらず造形や表現がすごい。 pic.twitter.com/u9RCzQpL2o
— グレン (@G_llen7) August 3, 2019
アリーナでウォーキングウィズダイナソー見てるけど、クオリティ高すぎて圧巻としか言い様がない😳🤚
素晴らしい👏 pic.twitter.com/PRvCcC3b0d— KIA (@ZoDiAc28Recca) August 3, 2019
そしてウォーキングウィズダイナソーね 何より実際に舞台上に恐竜達が生きていたんですよ……比喩でもなんでもなく 最初CGかリアルな3Dのホログラム的なアレかと思ったけどそうじゃあなかくて質量がめちゃくちゃにあったんだ とにかく恐竜好きな人はまずこれを見てくれ……https://t.co/zu6wDGvgpg
— ほるん (@hamomizoki157) August 3, 2019
ウォーキングウィズダイナソー とても良かった pic.twitter.com/zoTIXsTvu8
— UNKNOWN🔞 (@JYB_UNKNOWN) August 3, 2019
ウォーキングウィズダイナソーに行ってきました。恐らく実物大であろう恐竜達の迫力がものすごい\\\\٩( ‘ω’ )و //// pic.twitter.com/5Tr3XXzHbh
— rm / (@rm_blank_slash) August 3, 2019
改めて、ウォーキングウィズダイナソーすごく良かった。
皮膚の下の筋肉の動きがわかる程のリアリティで、そこに「生きた恐竜」がいる実感が凄まじい。
とにかくT-REXの迫力はすごい、正直マジで怖かった。
恐竜が好きで本当に良かった。 pic.twitter.com/oE4pNklpzy— uchida (@uchidasabage) August 3, 2019
みなさん、興奮している様子が伝わります。近くで見られた人は本当に羨ましい。
楽しさだけでなく、その精巧なリアルさ(技術力)に驚いている人もたくさんいました。
4.チケットごとに分かれる、ウォーキング・ウィズ・ダイナソーの座席はどこがいいのか?
まず、今回体験したウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスの座席表とチケット価格は以下のとおりです。
座席表
- SS席:大人10000円 / 子供9000円
- S席:大人8000円 / 子供7000円
- A席:大人6000円 / 子供5000円
- B席:大人4000円 / 子供3000円
- C席:大人3000円 / 子供2000円
どこで観覧するのがオススメか・・それはずばりSS席です。
毎年開催されるか分からないウォーキング・ウィズ・ダイナソー。確かに、大人10000円 / 子供9000円は高額ですが、十分に奮発する価値はあります。
正面ではなくステージ横のSS席なら、恐竜を動かす足元の動力部分が見えないためよりリアルです
ただ・・どうしても家計の事情でSS席が取れない場合もあるでしょう。その場合は、A席が狙い目です(今回のレポートはA席から)。
なぜS席ではないかというと、S席は2階席になるからです。A席も同じ2階席で正直あまり変わりません。
むしろ、少し高いところにいるA席のほうが、全体が見やすいくらいです。
B席、C席になると安いのですが、ステージからかなり遠くなってしまうため(3階)、楽しさレベルが半減します。
とりあえず会場の雰囲気を味わいたい人、あるいは最大限に出費を抑えたい人向けの席です。おすすめはしません。
なお、ウォーキング・ウィズ・ダイナソーの会場である横浜アリーナは、新横浜駅が最寄りとなります。
新横浜駅を出たら右手へまっすぐ進み、プリンスホテルを超えて会場に到着します。徒歩6~7分ですね。
途中、案内の標識がたくさんあるので、迷うことはないでしょう。
5.【まとめ】人生に一度は、世界最大の恐竜ショーを体感してみるべき
今回は、ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブ・エクスペリエンスの感想を中心に詳しくレポートしてきました。
世界中を回る人気ショーというだけあり、会場の横浜アリーナでは海外のテレビ局も取材していました。
その迫力やリアルさは、恐竜好きなら一度は体感すべき。子供だけでなく、大人も全然楽しめる内容ですよ。
また、ショーの素晴らしさだけでなく、随所に入る恐竜の解説も最新の研究結果を反映していました(鳥の祖先が恐竜である説など)。
恐竜に関する知識を楽しく学べるのも、大きな魅力ですよ。次、日本公演が開催される時は、ぜひ足を運んでみて下さいね。