日常を離れて、楽しい時間を思いっきり過ごせるディズニーシー。ディズニー好きだけでなく、日本人なら誰もが一度は行ってみたい場所ですよね。
そんな楽しいディズニーシーなのですが、やはり人が多い。一つのアトラクションに乗るのに2時間以上待つのもザラ(最長で6時間待ちもあるそうな・・)。
園内をゆったり回ることもできず、人酔いしてどっと疲れるケースも。ですが、人が限られる貸し切り状態なら、そんな心配はありません。
そうです、今回は超レアなディズニーシーの招待イベントに行ってきました。
完全貸し切りなので、いつも目にする長蛇の列が無人に。当日の様子はもちろん、チケットの入手方法まで詳しくレポートしていきますね。
1.ディズニーシーを貸し切りで楽しめる招待イベントとは?
1-1.限られた招待者だけでディズニーシーを独占
ディズニーシーでは年におよそ10回、貸し切り営業を行っています。このイベントは招待制で、限られた人しか入園できません。
時間は19時半から22時半の3時間が通例。18時半に一般客を退場させてから、招待者のみの貸し切りが始まります。
招待者はおよそ4000人。
この人数でディズニーシー全体を貸し切るので、超ガラガラでアトラクションも乗り放題です(超人気アトラクションはさすがにこの人数でも待ちますが)。
1-2.なぜ、招待イベントは開催されるのか?
そもそも、どうして招待イベントがあるのか?一般のお客さんに迷惑がかかるのでは?と疑問に思いますよね。
実は、貸し切りの招待イベントを主催しているのは、すべてディズニーシーのスポンサーです。
オフィシャルスポンサー(一部)
- ドコモ
- 花王
- キッコーマン
- 講談社
- キリン
- ENEOS
- プリマハム
- 日本航空(JAL)
- 三井不動産
スポンサーに支えられてこそ運営できるディズニーシー。その感謝を、特別な招待イベントで還元しています。
スポンサーにとってみれば、「ディズニーシーの貸し切りチケットが当たる!」と大きく宣伝できるため、自社の商品も同時にPRできるわけです。
詳しいチケットの取り方は記事後半で
1-3.今回行ってきたのは「プリマハム プレシャスナイト」
今回は、プリマハム(食品メーカー)が主催のプリマハム プレシャスナイトに行ってきました。
イベント日は2019年10月4日。チケットの裏には、プライベート・イブニングパーティ・パスポートと書かれています。
当然ながら、この日しか使えない特別チケットです。
2.待ち時間が0分?貸し切りのディズニーシーを楽しんできた
2-1.人気アトラクションのインディージョーンズが5分待ちに
オープンに備えて、舞浜駅周辺で腹ごしらえ。ディズニーリゾートライン(通称ディズニー電車)で、ディズニーシーへ移動しました。
4000人に限られているとは言え、びっしりの人が。
19時半にいよいよ開場。ここから3時間の貸し切りタイムです。
まず向かったのは、インディージョーンズ。初期メンのアトラクションとは言え、常に超人気で長いときは200分待ちも・・。
平日でも60分は待つアトラクションなのですが、なんと待ち時間5分の表示が!
行ってみると、誰もいないガラガラ状態。思わず笑ってしまいました。
綺麗な内装の写真を撮る暇もなく(ガラガラすぎて止まっていると後ろの人に迷惑)、あっという間に乗り場へ。
さすがに乗り場前は少し待ちましたが、それでも数分でした。いや~楽しかった。
猛スピードのアトラクションで写真は撮れなかったので、公式動画を転載しておきます。
2-2.シンドバッドのアトラクションは0分待ちだった
シンドバッドが好きなので、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジへGO。
人気アトラクションではないため、すぐに乗れるだろうな・・と思っていたら、予想通り0分待ち(笑)。思う存分、楽しんできました。
ちなみに、私は高所恐怖症で乗れなかったのですが、絶叫マシン「タワーオブテラー」も待ち時間なし。
好きな人は2回、3回・・と何度でも楽しめます。
2-3.人が少ないから、綺麗な写真を取り放題
貸し切りの魅力は、アトラクションの待ち時間が短いだけではありません。そうです、写真を撮るときに人が映らないこと。
普段は絶対に人が写り込んでしまう撮影ポイントも独占できてしまいます。
ご覧の通り、存分に思い出の写真を残すことができますね。
客ゼロのアリエルカフェは壮観
見た目のインパクトが強いアリエルのエリア(マーメイドラグーン)。フォトジェニックな写真がたくさん撮れます。
なかでもすごかったのが、アリエルのカフェ。いつもは人がごった返す場所ですが、この日は客0。
営業はクローズドでしたが、誰も写り込まない贅沢なフォトスポットになっていました。
3.貸し切りを体験して分かった注意点
- 多くの飲食エリアが閉まっている
- 超人気アトラクションは2時間以上待つ場合も
- 3時間ですべてを回るのは難しい(事前に作戦を立てておくべし)
注意1:多くの飲食エリアが閉まっている
人が少ないと売上を見込めないせいか、多くの飲食店が閉まっていました。
お土産コーナーは開いています
困ったのが飲み物。3時間歩いていると当然喉が渇くわけですが、どこにも飲み物が売っていない。
自販機もありませんし、思いの外困りましたね。
やっと見つけたのが、こちらの軽食屋さん。小さなお店ですが、人が殺到していました。
限られた時間で飲み物を探すのは大きなロス。先に、ペットボトルを買っておいて持参した方がいいですね。
アトラクションも一部乗れない
いくつかのアトラクションが休止していました。ショックだったのが、センター・オブ・ジ・アースに乗れなかったこと。
もしかしたら一般の時間帯からメンテナスで乗れなかったのかもしれませんが、貸し切りの時間帯だけ休止していた可能性もあります。
ディズニー側から見れば、18時半からクローズドにできるのためメンテナスするには絶好の機会。すべてのアトラクションを楽しめない可能性があることを覚えておきましょう。
注意2:超人気アトラクションは2時間以上待つ場合も
この日、実は最初に狙っていたのがソアリン:ファンタスティック・フライトでした。
しかし、開演と同時に人が殺到してあっという間に2時間待ちに・・。
まあ、2時間でも通常に比べて早いのですが、3時間しか無い中ここで2時間を費やすのは勿体ないと思い諦めました。
多くのアトラクションは15分以内の待ち時間だったのですが、超人気アトラクションは別。やはり、普通に1時間以上は待ちます。
逆に捉えれば、ソアリンのおかげで他のアトラクションはガラガラだったわけですが。
超人気アトラクション狙いなら1時間は入園待ちした方がよい
今回のソアリンのように、誰もが乗りたい超人気アトラクションを狙う場合は、早めに入場ゲートに並んでおいたほうがいいです。
できれば1時間半。遅くても1時間前に。
そして、開場したらお目当ての場所でダッシュ。皆さん目的は同じなので、走っている人の後に続けば道を確認しなくても着きます。
注意3:3時間ですべてを回るのは難しい(事前に作戦を立てておくべし)
物理的に、3時間でディズニーシーのすべてを満喫することはできません。
今回、アトラクションには2つしか乗らなかったため、園内を隅まで歩き回ることはできたのですが、それでも制覇できず。4分の1くらいは残しました。
アトラクションも楽しみながら回るなら、半分くらいの場所は見られないかと思います。
ですので、事前にどこを見て(どのアトラクションに乗って)どこを捨てるのか作戦を立てておいたほうがいいでしょう。
できれば、予想外の混雑も考えてプランBまで練っていれば完璧です。
どうしてもすべてを回りたいなら、一般の時間帯も合わせて(18時半に一時退場)楽しむといいですよ
4.ディズニーシーの貸し切りチケットはどこで手に入る?
4-1.現状、懸賞で当てるかスポンサーの応募しかない
今回のように、ディズニーシーを貸し切りで楽しむなら必ず招待チケットが必要です。
肝心のチケットを手に入れる方法ですが、懸賞で当てるか関係者から貰うしかありません。残念ながら、一般販売はなし。
僕の場合は、たまたま知人がスポンサー企業だったので、譲ってもらいました(金銭のやり取りなし)。
関係者から貰えない場合は、各スポンサーが行っているイベントに応募しましょう。
今回のプリマハム プレシャスナイトでは、プリマハム製品を複数購入することで応募できる仕組みでした。
4-2.裏技?オークション・フリマアプリで購入できてしまう
ディズニーシーの貸し切りチケットですが、オークションやフリマアプリ(メルカリなど)を探せば普通に見つかります。
チケットを購入して再販ではないので、いわゆるチケット転売ではないのですが、一応規約に触れる可能性があります。
そのため、購入するなら自己責任でお願いします。
ちなみに、今回のプリマハム プレシャスナイトの第3者から購入してはいけない旨の注書きはとくにありませんでした。
5.【まとめ】ガラガラのディズニーシーはめっちゃ楽しい
今回は、貸し切りで楽しめるディズニーシーの招待イベントについてレポしてきました。
いつも見渡す限り混雑しているディズニーシーも、人数が限られる招待イベントはガラガラに。
多くのアトラクションが5分以内で楽しめますし、写真も撮り放題。贅沢な時間を味わうことができます。
3時間と限られてはいますが、絶対に後悔することはありません。
ディズニーシーが大好きな方は、ぜひ貸し切りチケットをGetして、この楽しさを実感してみて下さいね。