この記事で分かること
- OPPO Reno3 Aの特徴(強み)
- 前作「OPPO Reno A」との比較
- どんな人に向いている端末なのか?
OPPO Reno3 Aは中国のスマホメーカーOPPOから発売されているSIMフリースマホです。2019年にコスパの高さで大ヒットした「OPPO Reno A」の後継モデルに当たります。
有機ELの採用や防水とおサイフケータイへの対応などReno Aの良い所は残しつつ、カメラやバッテリーなどReno Aの不満点を改善。それでいて価格はReno Aとほぼ同じです。
4万円以下で買えるSIMフリースマホではトップクラスのコストパフォーマンスを誇ります。Reno Aに続き、このOPPO Reno3 Aも大ヒット間違いなしでしょう。
本記事ではそんなOPPO Reno3 Aのスペックとメリット・デメリットをまとめました。
OPPO Reno3 Aの購入先
1.OPPO Reno3 Aのスペック
OPPO Reno3 Aのスペックは以下の通りです。
発売日 | 2020年6月25日 |
---|---|
メーカー | OPPO |
重量 | 約175g |
画面 | 6.44インチ、FHD+、2400×1080 |
OS | Android 10 |
CPU | Snapdragon 665 (オクタコアCPU) |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
カメラ性能 | アウト:4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
外部メモリ | microSD (最大256GB) |
バッテリー容量 | 4025mAh |
本体カラー | ホワイト、ブラック |
防水 | 防水:IPX8 防塵:IP6X |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ | ✕ |
DSDV | 〇 |
2.OPPO Reno3 Aの特徴
①性能に対してハイコスパ
OPPO Reno3 A最大の特徴はコストパフォーマンスの良さです。
あくまでもOPPO Reno3 Aはミドルハイクラスですが、以下のようにハイエンドモデルにも劣らない充実したスペック・機能を持っています。
- 普段使いなら十分な性能のCPU
- 有機ELディスプレイ採用
- 大容量6GBメモリ&128GBストレージ
- 高品質な4眼カメラ
- 大容量バッテリー
- 防水とおサイフケータイ対応
- DSDV対応
これだけ充実しながら、価格は3万円台後半とお手ごろです。4万円前後で購入できるスマホの中でもずば抜けたコストパフォーマンスを誇ります。
②4眼カメラを搭載
OPPO Reno3 Aはアウトカメラに4つのレンズで構成される4眼カメラを搭載しています。
4眼カメラ
- 4800万画素のメインカメラ
- 800万画素のセカンドカメラ
- 200万画素のモノクロカメラ
- 200万画素の深度測定カメラ
メインカメラは画素数が4800万画素と非常に高く、高精細で美しい写真を撮影可能です。ウルトラナイトモードに対応し、夜景もノイズや白飛びを抑えてきれいに撮れます。
セカンドカメラは119°の超広角レンズで、グループ写真や風景写真の撮影にピッタリです。
さらに電子式手ブレ補正に対応しているため、手持ちでもブレの少ない動画を撮影できます。
前モデルのOPPO Reno Aも比較的高性能なカメラでしたが、広角レンズを搭載していないなど不満点もありました。
OPPO Reno3 Aではそういった不満点が解消され、上位モデルのように多彩な写真を撮影可能です。
③4025mAhの大容量バッテリー
OPPO Reno3 Aは4025mAhの大容量バッテリーを搭載しています。電池切れを気にすることなく使うことが可能です。
しかもクアルコムの急速充電「Quick Charge」に対応しています。Quick Charge対応ACアダプターを使えば、短い時間でバッテリーを充電することが可能です。
④防水・防塵・おサイフケータイ対応
OPPO Reno3 Aは防水・防塵とおサイフケータイに対応しています。海外メーカー製のSIMフリースマホで防水やおサイフケータイに対応しているのは貴重です。
前作のOPPO Reno Aも防水・防塵に対応していましたが、防水等級はIPX7止まりでした。OPPO Reno3 Aでは防水等級が最高ランクのIPX8にアップしています。
水回りやアウトドアでも、より安心して使うことが可能です。
⑤6GBメモリ&128GBストレージ
OPPO Reno3 Aは大容量の6GBメモリと128GBストレージを搭載しています。ハイエンドモデルにも負けない容量ですね。
OPPO Reno Aは楽天モバイル限定モデルのみストレージが128GBでしたが、標準モデルは64GBと少し物足りなさを感じました。
今作のストレージ容量は標準で128GBなので、思う存分アプリや画像を保存できます。
3.OPPO Reno3 A唯一のデメリットはCPU
OPPO Reno3 Aは驚異的なコスパを持つ優等生モデルですが、唯一のデメリットがCPUです。
前モデルであるOPPO Reno AはSnapdragon 710を搭載し、比較的動作が重たい3Dゲームもプレイできました。
一方、OPPO Reno3 Aに搭載しているCPUはSnapdragon 710よりグレードが低いSnapdragon 665です。
Snapdragon 665でもSNSやブラウジングなど普段使いは問題ありません。しかし、動作の重い3Dゲームは難しいでしょう。
カメラ性能やバッテリーを重視しつつ価格を4万円以下に抑えるためには、CPUのグレードダウンは仕方がなかったのかもしれません。
後継機なのに処理性能が落ちるのは大きなデメリットです。
4.OPPO Reno Aとの違い
特徴の部分でも何度かOPPO Reno3 AとOPPO Reno Aを比較してきましたが、さらに詳しくスペックを比較してみましょう。
OPPO Reno Aとスペック比較
OPPO Reno3 A | OPPO Reno A | |
---|---|---|
発売日 | 2020年6月25日 | 2019年10月18日 |
メーカー | OPPO | OPPO |
重量 | 約175g | 約169.5g |
画面 | 6.44インチ、FHD+ 2400×1080 |
6.4インチ、FHD+ 2340×1080 |
OS | Android 10 | Android 9 |
CPU | Snapdragon 665 (オクタコアCPU) |
Snapdragon 710 (オクタコアCPU) |
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 64GB (楽天モバイル版のみ128GB) |
カメラ性能 | アウト:4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
アウト:1600万画素+200万画素 イン:2500万画素 |
外部メモリ | microSD (最大256GB) |
microSD (最大256GB) |
バッテリー容量 | 4025mAh | 3600mAh |
本体カラー | ホワイト ブラック |
ブラック ブルー |
防水 | 防水:IPX8 防塵:IP6X |
防水:IPX7 防塵:IP6X |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
ワンセグ | ✕ | ✕ |
DSDV | 〇 | 〇 |
OPPO Reno Aの良い所を引き継ぎつつ、ほとんどの項目でグレードアップしているのが分かります。
カメラは2眼から4眼になり、広角撮影やウルトラナイトモードに対応しました。OPPO Reno Aからもっとも進化しているポイントですね。
バッテリー容量も増加しています。Quick Chargeにも対応したので、より速く充電できるようになりました。
他にも防水等級がIPX7からIPX8になっていたり、ストレージ容量が128GBになっていたりと、細かい部分でOPPO Reno Aから進化しています。
唯一OPPO Reno Aに劣るのがデメリットでも述べたCPUです。Snapdragon 710からSnapdragon 665へダウンしており、パフォーマンスは落ちています。
3Dゲームなど負荷の大きいアプリを利用するならOPPO Reno Aに分があると言えるでしょう。逆に言えば、3DゲームをしないのであればOPPO Reno3 A一択です。
5.OPPO Reno3 Aがおすすめな人
OPPO Reno3 Aは以下に当てはまる人におすすめです。
おすすめな人
- 4万円以内で最高コスパのスマホが欲しい
- カメラ性能は妥協したくない
- 十分なバッテリー容量が大事
- 防水&おサイフケータイ対応を重視する
おすすめしない人
- 10万円レベルのハイスペック性能を求める
- 最高のCPU性能にこだわりたい
OPPO Reno3 Aはなんといってもコスパの良さが売りです。充実したスペックながら価格は4万円以下に抑えられています。
4万円前後でコスパに優れるスマホを買いたいなら、もっともおすすめです。
充実したスペックの中でもとくにカメラ性能とバッテリー持ちが優れています。多彩な写真を撮りたい人や、電池切れを気にせず使いたい人でも満足できる仕上がりです。
防水・防塵とおサイフケータイに対応しているのも大きなポイントでしょう。防水性能が最高等級になったので、水回りでスマホを使う人でも安心して使えますよ。
デメリットでも述べた通り、OPPO Reno AよりCPU性能はダウンしています。3Dゲームを頻繁にする人には向きませんね。
逆に3Dゲームをあまりしない人なら問題ないスペックです。メモリが6GBと大容量なので、複数のアプリを同時に利用しても動作が安定しています。
OPPO Reno3 Aの購入先
6.まとめ
以上、OPPO Reno3 Aのスペックとメリット・デメリットを解説しました。
前モデルでもあるOPPO Reno Aと比べるとCPUはグレードダウンしましたが、それ以外の項目ではスペック・機能性ともに大きくグレードアップしています。
とくにカメラ性能とバッテリーはOPPO Reno Aより各段に上です。OPPO Reno Aのカメラとバッテリーに不満があった人も、OPPO Reno3 Aなら満足できます。
OPPO Reno Aの良かったところはそのままです。防水とおサイフケータイへの対応、有機ELディスプレイ採用、DSDV対応などはしっかり引き継いでいます。
これだけ充実して4万円以下と、コストパフォーマンスは抜群です。OPPO Reno3 Aは幅広い人におすすめできる1台に仕上がっています。
おさらい
OPPO Reno3 Aのメリットは?
性能(スペック)に対する価格が良い意味でアンバランスです。最高の高コスパ機種と言えます。
OPPO Reno3 Aのデメリットは?
前作よりCPUの性能が落ちています。
どんな人におすすめ?
コスパを求めつつ、性能には一切妥協したくない方におすすめです。