この記事のポイント
- UQモバイルは無料でテザリングが使える(iPhoneも対象)
- プランM/Lなら実質無制限でテザリング可能
- テザリングできないときは機内モードON/OFFや再起動を試す
「UQモバイルでテザリングは使えるの・・?」
UQモバイルに契約したら、使ってみたいのがテザリングですよね。問題なく利用できるのでしょうか。
結論から言うと、UQモバイルは一部のAndroidを除けばテザリング対応しています。しかも、利用料金は無料。
iPhoneでも問題なく利用できますよ。プランM/Lなら実質無制限でテザリングを使えます。
この記事では、UQモバイルのテザリングについて設定方法や注意点など詳しく解説していくので参考にしてくださいね。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
UQモバイル
月額料金 | 解約金 | 支払い方法 |
---|---|---|
1480円〜 | 0円 | クレジットカード 口座振替 |
1.UQモバイルは無料でテザリングできる
UQモバイルでは無料でテザリングが使えます。どのプランでも利用OKで、申込みも不要です。
テザリングのイメージ
スマホ1台あれば、PCやタブレットなどあらゆる通信機器にネット接続できますよ。
2.iPhoneは使える?テザリング対応の機種
UQモバイルは、機種によってテザリングの対応状況が異なります。
テザリングの対応状況
- iPhone:対応
- Android:一部のドコモ端末を除いて対応
まず、iPhone・iPadは全シリーズでテザリング対応です。OSを最新バージョンにアップデートしていれば間違いなく使用できます(iOS12以降ならOK)。
iPhoneはテザリング対応
Androidは、仕様の問題で一部のドコモ端末のみテザリング不可です。詳しい対応状況は、動作確認端末一覧ページにて確認できます。
こちらから手持ちの端末を検索して、テザリング項目が「〇」になっているかどうかチェックしてみましょう。
なお、UQモバイルの端末を購入する場合は、確実に対応しているので調べる必要はありません。
【動作確認端末一覧ページに載っていなかった場合】
手持ちのAndroid端末が動作確認端末一覧ページに載っていなかった場合ですが、古いドコモ端末以外なら高確率でテザリング対応しています。確実な保証はありませんが、テザリングできる可能性の方が高いと考えておきましょう。
3.UQモバイルでテザリングを使うための設定手順
テザリングの接続方法は3つあります。
3つの接続方法
メリット | デメリット | |
---|---|---|
①Wi-Fi | 最も簡単で一般的 | 特になし |
②USB | 速度が一番速い | USBケーブルが必要 |
③Bluetooth | バッテリー消費しない | 速度が非常に遅い |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Wi-Fi接続
一般的に利用されるのはWi-Fiテザリングです。普段はこちらの設定手順でテザリングを使いましょう。
iPhoneの設定手順
- 「設定」アプリをタップ
- 「インターネット共有」をタップ
- ネットワーク名とパスワードを確認
- 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力
※iPadも同様の手順で設定できる
ネットワーク名は「◯◯(自分の名前)のiPhone」となる場合が多いです。
パスワードは好きな文字列に変更が可能です。テザリング中は画面に「インターネット共有中」と表示されます。
Androidの設定手順
- 「設定」アプリをタップ
- 「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をタップ
- Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定
- 「保存」をタップ
- 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力
AndroidはOSや機種によって表記が一部異なりますが、基本的には上記の流れでテザリングできます。
Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定する際は、セキリティの項目で「WPA2 PSK AES」を選ぶと個人情報が漏れにくくなるのでおすすめです。
USB接続
USBテザリングはWi-Fiテザリングと比べて通信品質が良くて速度が速いです。 また、端末を充電しながら使えるのも利点です。
より高速でテザリングを使いたいなら、USBテザリングを利用しましょう。
iPhoneの設定手順
- USBケーブルで端末をつなぐ
- 「インターネット共有」をタップ
- 接続方法の確認画面が立ち上がるので「USBのみ」をタップ
Androidの設定手順
- USBケーブルで端末をつなぐ
- 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」→「USBテザリング」をタップ
Bluetooth接続
Bluetoothは通信速度が最大10分の1程度まで遅くなるためおすすめしませんが、バッテリーをほとんど消費しないメリットがあります。
バッテリー残量が残っていない中でテザリングが必要な状況になったらBluetooth接続を使うといいでしょう。
iPhoneの設定手順
- 「インターネット共有」をタップ
- 接続方法の確認画面が立ち上がるので「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップ
Androidの設定手順
- 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
- 「テザリング」→「Bluetoothテザリング」をタップ
4.テザリング中の速度はどれくらい?
UQモバイルの平均速度はおよそ40Mbpsです。テザリング時は、ここから7~8割程度の速度になります。
そのため、テザリング時の平均速度は28~32Mbpsくらいです。通信環境によって左右されますが、実際使用していても大体この速度に収まっています。
データ引用元:みんなのネット回線速度
10Mbpsを超えていればほとんどの用途で困ることはありません。ラグが許されないオンラインゲーム以外なら、テザリングでも快適なデータ通信が可能です。
ちなみに、UQモバイルの速度は格安SIM全体では驚異的な速さです。
約30Mbpsでテザリングできるのは、キャリアにも負けず劣らずの快適度ですよ。
5.プランM/Lなら実質無制限でテザリングできる
UQモバイルの料金プランは、プランM/Lに1Mbpsの最低速度保証が付いています。
最低速度保証
くりこしプラン | |||
---|---|---|---|
S | M | L | |
月額料金 | 1480円 | 2480円 | 3480円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
最低速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
1MbpsあればSNSやネットサーフィンはもちろん、動画再生も可能です。そのため、実質無制限でテザリングが使えます。
また、プランM/Lは節約モード(低速切り替え)でも1Mbpsの速度が出ます。そのため、データ消費を抑えながらテザリングを使うことも可能です。
6.UQモバイルでテザリングできないときの対処法
UQモバイルで上手くテザリングできないときは、以下を見直してみましょう。
機内モードをON/OFFする
機内モードとは一時的にすべてのネット環境を遮断する設定のこと。Wi-Fi接続のテザリングが繋がらないときは、機内モードON/OFFで改善されることがあります。
機内モードON/OFF
Android、iPhoneともに設定アプリ内から操作可能です。
端末を再起動する
端末の電源を落とせば、いったんデータがリセットされるためテザリングの不調も改善される場合があります。
スマホだけでなく、テザリング先の通信機器も再起動を試してみましょう。
システム更新を確認する
主にテザリング先の通信機器でのシステム更新(ファームウェアのアップデート)を見直しましょう。最新版でないことが原因で、テザリングできない可能性があります。
余裕があれば、スマホ側のOSアップデートも試してみて下さいね。
7.UQモバイルでテザリングを使う際の注意点
UQモバイルでテザリングを使うときは、以下の点に注意して下さい。
- 動画やゲームを使いすぎるとデータ容量が大きく減る
- データSIM向けプランはiPhoneでもテザリング不可
- バッテリー消費が激しくなるので残量を見ておく
まず気を付けたいのが、テザリング先で動画やゲームを楽しみたい方。あまり長時間使用しすぎるとデータ容量があっという間になくなります。
特に、更新やダウンロードが必要な時は、データ消費しやすいです。大容量データをやり取りするときは、テザリングよりもWi-Fi接続を優先しましょう。
また、通話機能の無いデータSIM向けのプランに契約するときも注意。特にiPhoneは、通常プランならテザリング対応でもデータSIM向けだと非対応に変わるので気を付けて下さい。
その他、テザリング中はバッテリー消費が激しくなるため電池残量には十分に注意して下さいね。
8.まとめ
UQモバイルでは、無料でテザリングが使えます。iPhoneも問題なくテザリングに対応しています。
プランM/Lなら最低速度1Mbpsなので、実質無制限でテザリングができますよ。
テザリングの設定手順は、Wi-Fi・USB・Bluetoothの3通り。上手く繋がらないときは、機内モードON/OFFや端末の再起動を試してみて下さいね。