ワイモバイルはPixel 6/6 Proが使える?5G対応状況や詳しい利用手順をご紹介

この記事のポイント

  • Pixel 6/6 Proは4G・5Gともにワイモバイルのバンドに対応しているため利用可
  • ワイモバイルでPixel 6/6 Proを使う場合は、端末をGoogleストアやau・ソフトバンク(SIMロック解除不要)から別途用意する

「ワイモバイルでPixel 6/6 Proは使えるの・・?」

Pixelシリーズの最新モデル、Pixel 6/6 Proは大手キャリアであるソフトバンクから発売されています。

となると、そのサブブランドであるワイモバイルでもPixel 6/6 Proを使えるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ワイモバイルでもPixel 6/6 Proは使えます。ワイモバイルを利用するのに必要なバンドにしっかり対応しているので、問題なく利用可能です。

本記事では、ワイモバイルでPixel 6/6 Proを使う方法ついて乗り換え手順まで詳しく解説していきます。ぜひ、ご参考に。

1.【5Gも対応】ワイモバイルはPixel 6/6 Proが使える

ワイモバイルでPixel 6は使えるんですか?

しっかりワイモバイルのバンドを掴むから利用できるわよ。

ワイモバイルを利用する際は、端末側がワイモバイルのバンド(周波数帯)に対応している必要があります。ワイモバイルのバンドは親ブランドであるソフトバンクと全く同じです。

ワイモバイルの利用バンド

  • 5G:n77/n257
  • 4G:Band 1/3/8/11/28/42

5Gはn77とn257の2つを利用しています。このうちn77はSub-6、n257はミリ波です。

ミリ波のほうが通信速度に優れますが、対応エリアが狭いため現時点ではあまり気にする必要はありません。n77に対応していれば、ワイモバイルの5Gを利用できると言えます。

4GはB1/3/8/11/28/42の6つです。この中でもB1/3/8がとくに重要で、少なくともこの3つには対応している必要があります。

続いてPixel 6/6 Proの対応バンドを見てみましょう。

Pixel 6/6 Proの対応バンド

Pixel 6 Pixel 6 Pro
5G ミリ波:非対応
Sub-6:n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
ミリ波:n257 / n258 / n260 / n261
Sub-6:n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
4G B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
MEMO
赤文字がワイモバイルが利用する周波数帯(バンド)

5GはいずれもSub-6にしっかり対応、Pixel 6 Proに関してはミリ波にも対応しています。4GはB11のみ対応していませんが、B11は使用頻度が低めです。

主要なバンドであるB1/3/8に対応しているので、問題なく使えるでしょう。

ただし、記事執筆時点ではワイモバイルにおけるPixel 6/6 Proの動作確認が実施されていません。利用はあくまでも自己責任となります。

2.ワイモバイルでPixel 6/6 Proを利用する手順

どうやって、ワイモバイルでPixel 6/6 Proを利用するんですか?

まずは端末を用意してちょうだい。そのあと、ワイモバイルにSIMのみ契約すればOKよ。

ワイモバイルでPixel 6/6 Proを利用する手順は以下の通りです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手順1:Pixel 6/6 Proを用意する

まずはPixel 6/6Proを用意します。すでにPixel 6/6 Proを利用中ならそのまま利用可能です。

ワイモバイルではPixel 6/6 Proのセット販売がありません。まだ持っていない場合は別途購入してください。

Pixel 6/6 Proの購入場所は大きく2つです。

購入先

[safe title=”POINT”]au・ソフトバンクは頭金のないオンライン購入がおすすめ(端末のみ購入OK)[/safe]

特に理由がないならGoogleストアで購入するのがおすすめです。au/ソフトバンクよりも安く購入できます。

ただ、auではスマホトクするプログラムを、ソフトバンクでは新トクするサポートを利用することで端末代が大幅に安くなります。

途中で端末の返却が必要ですが、とにかく安く買いたいなら利用を検討してください。Pixel 6/6 Proはau/ソフトバンクで購入してもSIMロックがかかっていません。

Googleストアで購入したときと同様、SIMロック解除せずにワイモバイルを使えますよ。なお、ドコモではPixel 6/6 Proの販売がありません。

ソフトバンク版Pixel 6/6 ProならMNP不要で乗り換えられる

他社から乗り換える場合は事前にMNP予約番号を取得する手間がかかります。しかし、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合はMNPなしで電話番号を引き継ぐことが可能です。

手順2:MNP予約番号を取得する

現在使っている電話番号を引き継ぐ場合はMNP予約番号が必要です。利用中の携帯会社から事前に取得しておいてください。

MNP予約番号の取得手順

ドコモ

  1. My docomoにログイン
  2. 「契約内容・手続き」をタップ
  3. 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」をタップ
  4. 「解約お手続き」をタップ
  5. 注意事項を確認して「次へ」をタップ
  6. 予約番号の送信先を選ぶ
  7. 「手続きを完了する」をタップ

※電話取得なら151(ドコモ携帯以外は0120-800-000)

 

au

  1. My auにログイン
  2. 「スマートフォン・携帯電話」のメニューをタップ
  3. 「ご契約内容 / 手続き」をタップ
  4. 「お問い合わせ / お手続き」をタップ
  5. 「MNPご予約」をタップ

※電話取得なら0077-75470

格安SIMの方は、サポートダイヤルかマイページにて取得できます。ソフトバンクの方は、MNP不要で乗り換え可能です。

手順3:ワイモバイルに申し込む

申し込みは、オンラインか店舗(ワイモバイルショップ・家電量販店)で行いますがキャンペーンを適用できるオンライン契約がおすすめです。

[safe title=”POINT”]オンライン申し込みなら契約事務手数料(3000円)が0円[/safe]

詳しい申し込み手順は以下の通りです。

STEP.1
ワイモバイルオンラインストアにアクセス
STEP.2
SIMのみ契約を行う

SIMのみ契約を行うため端末セットではなく「SIMカード」を選んでください。

STEP.3
契約方法を選択

のりかえを選択

MNP乗り換えの場合は「のりかえ」を選択します。電話番号を新規取得するなら「新規契約」を選びましょう。

STEP.4
料金プラン・オプションを選択

選択後、「ご購入手続きへ」をタップしましょう。

STEP.5
本人確認書類をアップロード

本人確認書類のアップロード

本人確認書類は以下のものが有効です。

■利用できる本人確認書類

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住基カード
  • 健康保険証
  • 身体障がい者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障がい者手帳

住基カードと健康保険証は、住民票か公共料金の支払い書が必要です。外国籍の方は、在留カード+パスポート/特別永住者証明書をアップします。

STEP.6
MNP情報を入力

MNP情報の入力

MNP乗り換えの方は、取得したMNP情報を入力します。

■入力項目

  • MNP予約番号
  • 電話番号
  • MNP予約番号の有効期限
STEP.7
契約者・支払情報を入力

契約者情報の入力

契約者情報は、名前・生年月日・性別・住所・メールアドレス・ネットワーク暗証番号を入力します。

契約者と利用者が違う場合は(子供の利用など)、「利用者」→「家族」を選択しましょう。

支払い情報では、クレジットカード情報を入力。自分名義以外のクレジットカードを使う場合は、「カード名義人」→「契約者と同じ」のチェックを外してください。

すべての入力が終わったら「入力内容確認へ」をタップします。

STEP.8
注意事項・重要説明事項にチェックして申し込み

お申込み

契約書類の郵送受け取りが不要な場合は、「My Y!mobileのみ閲覧を希望する」にチェックして申し込みましょう。

以上で、申し込みは完了です。SIMカードの到着を待ちましょう。

手順4:開通手続きを行う

Y!mobileの設定

届いたSIMカード

SIMカードが到着したら、開通手続き(回線切替)を行います。以下に、連絡しましょう。

回線切替窓口

0800-919-9809(10:00~19:00)

連絡後、音声ガイダンスに従って開通続きを行ってください。手続き後、回線が正常に切り替わります(15分くらい不通状態になる)。

手動で開通しない場合は、6日後に自動開通されます。開通したら以前の携帯会社との契約は自動解除されるため、解約の連絡は不要です。

手順5:APN設定を行う

最後にAPN設定を行います。Pixel 6/6 Proの電源を切ってSIMカードを挿入した後、以下のAPN情報を設定して下さい。

APN情報

(1)名前 任意の名前
(2)APN plus.acs.jp
(3)ユーザー名 ym
(4)パスワード ym
(5)MCC 440
(6)MNC 20
(7)認証方式 CHAP

※その他の設定項目は空欄のままで問題ありません

設定箇所は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「アクセスポイント名」にて開けます。以上で乗り換えは完了です。

3.ワイモバイルでPixel 6/6 Proを使う際のQ&A

最後にワイモバイルでPixel 6/6 Proを使う際のQ&Aをまとめました。

SIMロック解除は必要?

Pixel 6/6 Proは大手キャリア版もSIMロック解除不要で使えます。2021年10月よりガイドラインが改正され、原則SIMロックが禁止されました。

2021年10月28日に発売されたPixel 6/6 Proにもこの規定が適用されるため、SIMロックがかかっていない状態で販売されています。

そのため、Googleストア版はもちろんau/ソフトバンク版もSIMロック解除不要です。

eSIMで申し込める?

Pixel 6/6 ProはeSIM対応なので、ワイモバイルにてeSIMで申し込めます。eSIMならSIMカードの到着を待つ手間が省けますし、ワイモバイルと他の格安SIMを併用することも可能です。

eSIMで申し込む際はスマホで本人確認書類と自分を撮影するeKYCの利用が必要です。そのため、パソコンではなくスマホから申し込んでください。

スマホのブラウザでワイモバイルオンラインストアにアクセスしeSIMを申し込みましょう。

ワイモバイルでPixelシリーズを購入できる?

ワイモバイルではPixelシリーズは購入できません。これまでPixelシリーズを取り扱ったことは一度もなく、Pixel 6/6 Proも購入不可です。

Pixelシリーズを購入する際はGoogleストアや大手キャリアを利用しましょう。

4.まとめ

ワイモバイルでもPixel 6/6 Proは利用可能です。ワイモバイルを利用するのに必要なバンドにしっかり対応しています。

動作確認されていない点には注意が必要ですが、問題なく使えますよ。ただし、Pixel 6/6 Proはワイモバイルで販売されていません。

Googleストアもしくはau/ソフトバンクから本体を購入し、ワイモバイルを申し込んでくださいね。

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