OCNモバイルONEからおすすめの乗り換え先!解約方法も徹底解説

OCNモバイルONEの解約方法

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OCNモバイルONEは、新規受付を終了しました。キャンペーンも実質ないため、既存ユーザーの方は他社への乗り換えを検討しましょう。

この記事では、OCNモバイルONEからのおすすめの乗り換え先と解約手順を紹介します。

電話番号を次の携帯会社で維持したい場合は、MNP予約番号の発行が必要です。気になる解約金ですが、手数料は一切かからず0円です。

目次

OCNモバイルONEからの乗り換えに検討したい格安SIM3選

OCNモバイルONEを解約した後の乗り換え先ですが、LINEMO・ワイモバイル・楽天モバイルの3社がおすすめです。

OCNモバイルONEを使ってみて・・・

  • 速度が遅いまたはドコモエリアが繋がりにくいと感じた
    →ソフトバンク本家の回線を使えるLINEMOがおすすめ
  • やっぱり対面サポートが欲しいと思った
    →充実したサポートがあるワイモバイルがおすすめ
  • OCNモバイルONEと同レベルの安さで端末を購入したい
    →激安の販売端末がある楽天モバイルがおすすめ

各社の特徴を詳しく見ていきましょう。

格安SIM利用者の満足度が一番高い「LINEMO(ラインモ)」

LINEMO

LINEMOの評価
月額料金の安さ
(4.5)
端末代金の安さ※
(1.0)
速度の安定度
(5.0)
サービスの充実度
(4.5)
キャンペーンお得度
(5.0)
総合評価
(5.0)

※LINEMOは端末の販売無し

こんな人におすすめ
  • キャリア品質の格安SIMを月額1,000円以下で使いたい人
  • LINE通話やトークが片時も手放せない人
  • 好きなだけLINEスタンプを使いまくりたい人
  • 速度の遅い格安SIMから乗り換えたい人

ソフトバンク回線を1,000円以下で使える

LINEMOは、ソフトバンクとまったく同質の回線を使用します。そのため、通信速度はそのままでスマホ料金だけを下げることが可能です。

こちら、LINEMOの速度データですが、大体50Mbps前後の安定した速度が保たれています。

多くの格安SIMが速度低下しやすい(ひどいときは1Mbps以下)お昼の時間帯でも、高速通信で快適です。

LINEMOの平均速度

LINEMOの平均速度

LINEがデータ無制限

LINEMOでは、LINEアプリに関してはいくら使ってもデータ消費しない仕様となっています。トークだけでなく音声通話やビデオ通話も対象です。

LINEギガフリー

LINE通話・トークがデータ消費なし

普段、LINEを中心にスマホを使っているのなら、大きなデータ節約の効果が見込めます。

トークメインでも、トーク内の画像・動画の読み込みは意外にデータ消費するので重宝できる特典です。

他の格安SIMからの乗り換えが急増中

LINEMOは、キャリア品質の速度&サービス内容にも関わらず価格が非常に安いです。そのため、他の格安SIM(ahamo・povo・楽天モバイル以外)からの乗り換えが相次いでいます。

他の格安SIMの多くは、キャリアから回線を借りて運営しているため、スマホ利用者が多くなる時間帯には帯域制限をかけられて速度が遅くなります。

対してLINEMOならずっと快適。それでも、安いのなら我慢できますが、実際はLINEMOより遅いのに価格も高くなっています。

これでは現在の格安SIMに契約しておく意味がない・・。そんな勘のいいユーザーがどんどんLINEMOに乗り換えているのです。

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いざというとき店舗に駆け込める安心感「ワイモバイル」

ワイモバイル

ワイモバイルの評価
月額料金の安さ
(2.5)
端末代金の安さ
(4.0)
速度の安定度
(4.5)
サービスの充実度
(4.0)
キャンペーンお得度
(4.0)
総合評価
(4.0)
こんな人におすすめ
  • 実店舗で対面サポートがないと不安な人
  • 離れた実家の家族にも家族割を適用したい人
  • iPhoneを割引価格で購入できるソフトバンク以外の人
  • 格安SIMなのにキャリア品質の通信速度を求める人

アフターサポートは格安SIMなのに実店舗OK

ほとんどの格安SIMは、店舗サービスが充実していません。家電量販店を中心に新規契約時のサポートをしてくれるだけ。

しかしワイモバイルなら、端末が故障したときなどアフターサポートも充実。店舗数は850店舗を超えており、都心だけでなく地方まで細やかなサービスを受けられます。

ワイモバイルショップ

全国でショップ展開

格安SIMのサポートは電話かチャットだけになる・・と不安な方には心強いです。

ただし、新規契約時のときだけはオンラインを利用した方がいいです。その理由は、契約事務手数料が0円になるから。

オンライン特典

契約時はオンラインがおすすめ

契約のときはオンラインを使いアフターサポートは店舗を活用する、といった使い分けがベストですよ。

店舗サポート目当てでも、契約時は事務手数料が3,300円 → 0円になるオンラインがおすすめ

親会社のソフトバンクと変わらない通信品質

ワイモバイルは、格安SIMながら自社の回線を保有しています。そのため実質キャリアとなるのですが、メリットとして回線混雑が起きません。

例えば、ドコモ回線を使うIIJmioやmineoは複数の格安SIM事業者で回線を共有しているので、回線混雑による速度低下が起きます。

一方、ワイモバイルは一部ソフトバンク回線を借りているものの基本的には自社の回線でまかなうので、回線の混雑がありません。

使い心地としては、親会社のソフトバンクとまったく変わらず。どの時間帯でもストレスフリーで動画再生やWEBサイト閲覧を楽しめます。

離れた家族でも家族割で毎月1,100円割引

ワイモバイルの家族割は全プラン適用可能で、2回線目以降の契約者は毎月1,100円割引に。

ワイモバイル 家族割引サービス

割引適用となる家族の定義ですが、同居している必要はなく離れた家族でもOK。血縁関係があれば親戚にも適用できます(親等数の制限なし)。

家族割の適用範囲

家族割の適用範囲

また、血縁関係がなくても同居人であれば適用可。同棲中のカップルなど、一緒にワイモバイルへ乗り換えればスマホ代が大幅に安くなります。

MEMO

ワイモバイルの家族割はオンラインからも申請できる

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データ使い放題で最新iPhoneも最安購入できる「楽天モバイル」

楽天モバイル

楽天モバイルの評価
月額料金の安さ
(5.0)
端末代金の安さ
(5.0)
速度の安定度
(3.5)
サービスの充実度
(5.0)
キャンペーンお得度
(5.0)
総合評価
(4.5)
こんな人におすすめ
  • データ残量を気にせず無制限でたくさん使いたい人
  • 通話料0円の凄さを体感してみたい人
  • 毎月のデータ消費量がバラバラであまり使わない月もある人
  • 格安SIMでも最新のiPhoneを使いたい人

20GB以上は月額3,278円でデータ無制限

毎月従量制で自動的に支払う料金が決まる楽天モバイル。20GBを超えたら、定額3,278円でデータ無制限です。

20GB以上なら、50GBでも100GBでも料金はまったく同じ。1日中Youtubeを付けっぱなしにしたって構いません。

また、最近増えているのがポケット型WiFiの代わりにする方。楽天モバイルはテザリングを無料で利用できるため、データ無制限の回線と組み合わせてポケット型WiFiにできます。

PC・タブレット・ゲーム機など繋ぎ放題です。どんなにネットを使っても3,278円を超えないため、データ残量を気にするわずらわしさもなし。

カフェでPCを持ち込んで仕事をしたりタブレットの大画面で映画を楽しんだりと、楽天モバイルを使うだけで暮らしの質が向上します。

なお、楽天モバイルの料金は従量制なので、20GB以下にデータ消費が収まった月は自動的に2,178円以下に下がります。

通話料はずっと0円

楽天モバイルは、契約事務手数料&解約金が0円なのでリスクフリーで試せます。

また、楽天モバイルでは、通話アプリ「Rakuten Link」を使用することで、国内通話であればどこにかけても通話料は完全無料に。相手は同じアプリを立ち上げる必要はありません。

Rakuten Linkとは

通話料はいつでも0円

発信方法は通常の通話アプリと変わらず、連絡先も自動的に同期されるので、新たに登録し直す必要はありません。

相手はRakuten Linkを使う必要はないため、レストランの予約や仕事の通話でも無料化できます。もちろん発信する電話番号は自分の番号なので非通知扱いになりません。

通話料0円の特典はキャンペーン扱いではないので、いつでも適用できます。

iPhoneを安く購入できる

楽天モバイルはiPhoneシリーズを安く購入できます。

また、どうしても高くて購入できないときは、端末代が半額になる買い替え超トクプログラムを利用できます。

機種変更の際に購入したiPhoneを返却するかわりに25カ月目以降の支払いが免除される仕組みです。

2年ごとに新型iPhoneへ乗り換えたい人なら、このプログラムを活用することで常に半額で購入可能です。

初期費用ゼロ▼

OCNモバイルONEの解約方法とは?

OCNモバイルONEのAPN設定

OCNモバイルONEの解約方法は、

  • MNP転出:次の携帯会社に電話番号を引き継ぐ
  • 一般解約:通常の解約

の2種類があります。状況に合わせて、どちらか一方を選んで下さいね。

一般解約

電話番号の引き継ぎを行わずOCNモバイルONEを一般解約する手順は以下の通りです。

STEP.1
OCNマイページにログインする

OCNマイページにログイン

>OCNマイページはこちら

OCNマイページへのログインは

  • OCN ID(メールアドレス)
  • OCN IDパスワード(メールパスワード)

が必要です。OCN会員登録証に記載されているので確認して入力しましょう。

なお、dアカウント連携を行っている場合は、dアカウントログインも可能です。

STEP.2
「解約のお手続き」を選択

解約の手続き

OCNマイページにログインできたら、メニューから「解約のお手続き」をタップして下さい。

STEP.3
「解約手続きをはじめる」を選択

解約の手続きをはじめる

「解約の手続き一覧」からOCNモバイルONEの「解約手続きをはじめる」をタップして下さい。

※複数のSIMカードのうち一部を解約したい場合は、「ご契約中のOCN モバイル ONEオプションの解約」→「SIMカード/端末」欄の「解約手続きをはじめる」から解約希望のSIMカードを選びましょう

STEP.4
プラン内容を確認して「OCN解約」を選択

OCN解約

STEP.5
お客さま番号・認証ID・認証パスワードを入力

お客さま番号・認証ID・認証パスワードを入力

「OCNのご解約」画面が表示されたら以下の情報を入力して「認証」をタップします。

入力項目

  • お客様番号
  • 認証ID
  • 認証パスワード

上記の情報はOCNモバイルONEに契約した際の「お申込み内容のご案内」にすべて記載されています。もし分からない場合は、カスタマーズフロント(0120-506-506)に連絡しましょう。

STEP.6
注意事項を確認して解約希望日を選ぶ

解約希望日を選択

解約希望日は、

  • 当日
  • 今月末

から選択できます。選択できたら「次へ」をタップしましょう。

STEP.7
請求書先住所を入力

請求書先住所を入力

契約時に登録した住所と変わりが無ければ、「契約者と同じ」を選択すればOKです。入力が終わったら「次へ」をタップして下さい。

STEP.8
解約理由や連絡先を入力

解約理由や連絡先を入力

画面の指示に従って、解約理由や確認メールの連絡先を入力。入力が終わったら「次へ」をタップして下さい。

STEP.9
最終確認して「解約する」をタップ

解約する

以上で完了です。

他社へMNP転出

現在使用している電話番号を次の携帯会社に引き継ぎたい場合は、一般解約ではなくMNP転出を行って下さい。

OCNモバイルONEのMNP転出手続き

MNP転出の詳しい流れは以下の通りです。

MNP転出の手順

  1. OCN IDまたはdアカウントでマイページにログイン
  2. MNP転出の手続きページへアクセス
  3. 画面の指示通り手続きを行いMNP予約番号を発行
  4. 次の携帯会社で発行したMNP予約番号を入力して契約

MNP予約番号を発行できたら、次の携帯会社で契約時に入力して下さい。申し込み後、回線切り替え(開通手続き)が完了した時点で、OCNモバイルONEの契約は自動解除されます。

注意

OCNモバイルONEはワンストップ非対応

解約金(違約金)はかからない

OCNモバイルONEを解約しても解約金(違約金)はかかりません。

  • 解約金 → なし
  • MNP転出手数料 → なし

解約金だけでなくMNP転出手数料も0円です。さらに最低利用期間もなし。

解約に関わる費用は一切発生しないので安心して下さいね。

契約プラン(コース)の確認手順

OCNアプリから確認

  1. OCNアプリトップの「契約・請求情報」をタップ
  2. 「契約中のサービス」をタップ
  3. 「契約コース」に新コースと書かれているか確認する

 

OCNマイページから確認

  1. OCNトップページからOCNマイページにログイン
  2. OCNトップページに戻り「契約中のサービス」に新コースと書かれているか確認する

解約のベストタイミング

OCNモバイルONEの解約・MNP転出について、ベストタイミングを挙げるなら月末付近でしょう。

解約月の日割りがないため、月初に解約すると数日の利用で1か月分の利用期間がかかってしまいます。

なお、次の携帯会社の初月料金は恐らく日割りになるはずです。そう考えると、月末付近の解約が最も理にかなっています。

ただし、MNP転出を行う人は解約タイミングにご注意。一般解約と違い、MNP転出は他社で回線切替(開通)が完了するまでOCNモバイルONEとの契約が残ります。

当月内に解約したつもりでも、回線切替のタイミングにより翌月解約の扱いになる可能性があるため注意して下さいね。

解約できないときは電話サポートを利用できる

OCNモバイルONEでは、何らかの理由でオンラインによる解約手続きができないとき、電話サポートを利用できます。以下、サポート窓口です。

連絡先

  • MNP転出ができない:0120-506-305
  • 一般解約ができない:0120-506-506

※受付時間はどちらも 10:00~19:00

MNP転出ができないときは、OCNモバイル ONE専用受付センタ(0120-506-305)で対応してくれます。

一般解約については専用窓口がありませんが、カスタマーズフロント(0120-506-506)にて相談に乗ってくれますよ。

電話サポートは、時間帯によっては繋がりにくいので気長に待ちましょう。オペレーターに繋がったら解約の意思を伝えればOKです。

本人確認の後、解約手続きを行ってくれます。

OCNモバイルONEを解約するときの注意点

OCNモバイル ONEは解約金がかかりませんが、解約する際は以下の点に注意してください。

注意
  • 解約月は日割り請求されない
  • 解約後にSIMカードの返却が必要
  • 発行したMNP予約番号には有効期限がある
  • 店舗では解約できない
  • 050Plusを続けるなら契約変更が必要
  • OCNメールは使えなくなる

解約月は日割り請求されない

OCNモバイルONEでは、解約月の日割りがありません。いつ解約しても1ヶ月分の請求となるので注意して下さい。

MEMO

端末の分割払いが残っている場合は、解約後も残債の請求が続く

解約日は今月末を希望しよう

OCNモバイルONEでは解約手続きの際、希望の解約日を選べます。

解約日は、

  • 当日
  • 今月末

を選べますが、いつ解約しても日割りはないため「今月末」を選択するのがおすすめです。

解約後にSIMカードの返却が必要

解約後、手元に残ったOCNモバイルONEのSIMカードは指定住所へ返却が必要です。送料は自己負担となります。

SIMカード返却先
〒261-7101 WBG郵便局留 NTTコム SIM回収係

SIMカードの返却先ですが、住所が変わる可能性もあるためこちらのページから念の為最新情報をご確認ください。

SIMカードは封筒に入れて(テープで固定しておくと安全)発送してOK。プリンターをお持ちの方は、こちらの印刷用ページを利用できます。

なお、SIM返却に応じなかった場合ですが、特にペナルティはありません。そのため無視してしまう人もいるのですが、ルールとして決まっていることなので面倒でも返却に応じましょう。

発行したMNP予約番号には有効期限がある

OCNモバイルONEをMNP転出するときは、MNP予約番号を取得します。取得したMNP予約番号ですが、15日の有効期限があるため注意して下さい。

有効期限が切れると、手数料はかかりませんが再取得を申請する必要があります。

2日以内には他社で手続きした方がいい

15日も有効期限があるため時間に余裕があると感じるかもしれません。

しかし、携帯会社によってはMNP予約番号の有効期限が十分に残っていないと契約を受け入れてくれないケースがあります。

12~13日残っていないとダメな携帯会社もあるため、MNP予約番号を取得したら2日以内には他社で転入手続きを行いましょう。

店舗では解約できない

OCNモバイルONEは、専門店舗を展開していないこともあり店頭で解約手続きを行うことはできません。

オンラインまたは電話にて解約を行いましょう。

050Plusを続けるなら契約変更が必要

OCNモバイルONEを解約した後も050plusを継続して使いたい場合は、アプリ内で支払先の契約変更を行いましょう。

OCNモバイルONEのセット割は無くなりますが、月額料金330円で引き続き利用ができます。

MEMO

050Plusを再契約する場合は新しい電話番号に変わる

OCNメールは使えなくなる

OCNモバイルONEのメールアドレス(OCNメール)を使っている方は、解約後に使用できなくなります。

そのため、大事なメールがある場合はSDカードなどに保存しておきましょう。

OCNメールではなくフリーメール(GmailやYahoo!メールなど)を使用していた人は、解約後も引き続き同じアカウントを利用できます。

OCNモバイルONEのデメリット・悪い評判

OCNモバイルONEのメリット・デメリット

OCNモバイルONEの全デメリットを以下にまとめました。

デメリット
  1. 問い合わせが分かりにくい
  2. OCNメールでのログインがわかりづらい
  3. 大容量プランを選べない
  4. 店舗サポートがない
  5. 口座振替払いが原則不可
  6. LINEの年齢認証(ID検索)に非対応
  7. 家族向けの割引サービスがない
  8. キャリアメールの提供がない
  9. 選べる回線はドコモのみ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

問い合わせが分かりにくい

悪い評判でいくつか見られたのが、サポートに関すること。そもそも問い合わせ先が分からないとの声あり。

OCNモバイルONEは、公式サイトからチャット問合せができるのですが、電話サポートが確かに分かりづらいです。また、繋がったとしても、待たされることが多いとの声も。

「折り返します」と言われて時間がかかる場合があるのも、残念なポイントです。

MEMO

問い合わせはチャットが最も早い

OCNメールでのログインがわかりづらい

OCNモバイルONEに契約すると、OCNメールを無料で提供してもらえます。

それ自体はメリットなのですが、OCN IDでログインする際にOCNメールアドレスとパスワードが要求されることが、わかりづらいと不評です。

OCNメールを実際使う人は少ないため、アドレスを覚えていない人が多数。

にもかかわらず、OCN IDのログインで必要となるため、契約時に配布されるお客様情報を毎回閲覧しなくてはなりません。細かな点ですが、このような使いづらさは直してほしいですね。

大容量プランを選べない

OCNモバイルONEの料金プランは、最大10GBまでとなっています。

料金プラン

データ容量 月額料金
データSIM 音声通話SIM
500MB 550円
1GB 770円
3GB 858円 990円
6GB 1,188円 1,320円
10GB 1,628円 1,760円

スマホユーザーの約8割は月10GB以下に収まるため、ほとんどの人は事足りるはずです。しかし、10GB以上使いたいヘビーユーザーの人にとっては物足りないでしょう。

スマホで大容量プランを利用したいなら、ahamoやLINEMOまたはデータ無制限の楽天モバイルがおすすめです。

店舗サポートがない

OCNモバイルONEは店舗サポートがありません。専門店の展開がなく、サポートはチャットまたは電話に限られます。

サポートは丁寧なので困ることは基本ありませんが、どうしても対面で質問したい方には向きません。

口座振替払いが原則不可

OCNモバイルONEの支払い方法は、原則クレジットカードしか使えません。公式Q&Aでもクレジットカードしか使えないと明記されています。

ただ、カスタマーズフロントに連絡すれば口座振替払いに対応してくれることもあるようです。しかしその場合でも、端末代金の分割払いは非対応の可能性が高いため注意して下さい。

LINEの年齢認証(ID検索)に非対応

OCNモバイルONEは、LINEの年齢認証に対応していません。そのため、ID検索による友達登録は利用不可です。

なお、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル・ワイモバイルなどは、LINEの年齢認証(ID検索)に対応しています。

家族向けの割引サービスがない

OCNモバイルONEは家族割など家族向けの割引サービスがありません。

家族割がある格安SIMは実質ワイモバイルとUQモバイルだけなのでOCNモバイルONEだけのデメリットではありませんが、家族でスマホ代を安くしたいと考えていた人は注意しておきましょう。

キャリアメールの提供がない

格安SIM全体のデメリットですが、OCNモバイルONEはキャリアメールの付与がありません。

これまでキャリアメールを使っていたドコモ・au・ソフトバンクユーザーの方は注意しましょう。キャリアメールの代わりは、Gmailなどフリーメールサービスで代用できます。

選べる回線はドコモのみ

OCNモバイルONEはNTT運営ということもあり、auとソフトバンク回線のプランがありません。選べるのはドコモ回線だけです。

ちなみに、SIMロック解除されていればau・ソフトバンク端末でもOCNモバイルONEで利用可能です。

2021年10月以降販売の機種なら、はじめからSIMフリー化されているため、SIMロック解除の手続きは不要です。

ドコモ端末はSIMロックが付いている状態でも、OCNモバイルONEで利用できます。

OCNモバイルONEのメリット・良い評判

OCNモバイルONEの評判

デメリットばかりではなく、OCNモバイルONEには以下のメリットがあります。

メリット
  1. 大手キャリアの半分以下の安さ
  2. 5G対応で速い
  3. MUSICカウントフリーで音楽アプリのデータ消費なし
  4. dアカウント連携でdポイントが貯まる
  5. 名義変更に対応している
  6. 通話料を半額にできる(アプリ経由なし)
  7. 完全かけ放題を利用できる
  8. 容量シェアで回線を増やせる

大手キャリアの半分以下の安さ

端末代金に続き月額料金の安さも高評価。特に、同じ系列のドコモから乗り換える人が多く、スマホ代が1/5になったとの声も。

家族合わせて、スマホ代が2,300円〜3,300円ほどになったとの声もあり、いかにOCNモバイルONEが高コスパであるか分かります。

人によっては1/10くらいまで安くなるケースも。スマホ代は毎月支払う固定費なので、その節約効果は絶大です。

5G対応で速い

5G対応のOCNモバイルONEは、通信速度も良好。ドコモ回線の格安SIMでは最速クラスを誇っており、最大で300Mbpsを超えたとの口コミも見られました。

ちなみに、300Mbpsはドコモ・au・ソフトバンクの5G通信に匹敵する速さです。

速度低下しやすいお昼の時間帯でも快適との声もあり。「遅い」の口コミで溢れやすい格安SIMですが、OCNモバイルONEに関しては、ほとんどがポジティブな評価となっていました。

ちなみに、2019年以前の旧プランでは逆に遅いとの声が多く挙がっていました。新プラン以降後は大きく改善されて、現在ではトップクラスに安定している格安SIMとなっています。

OCNモバイルONEの平均速度

ドコモ系の格安SIMは回線が混雑しやすいため、優秀さがより目立ちます。

なお、5Gについてはオプション扱いではなく無料で対応。5G端末でエリア内に入ると、自動で5G通信に切り替わります。

MUSICカウントフリーで音楽アプリのデータ消費なし

OCNモバイルONE MUSICカウントフリーとは

OCNモバイルONEの評判では、MUSICカウントフリーを絶賛する声が多く挙がっていました。

MUSICカウントフリー

こちら、人気の音楽アプリがデータ消費無しで楽しめるサービスです(アプリのサービス料が無料になるわけではないので注意)。

特徴

  • 追加利用料なし、無料で使える
  • 設定不要、気軽に始められる
  • 通信容量の節約、対象サービスは速度制限なし

 

注意点

  • 申し込んですぐには利用できない、最長8日後
  • Apple Musicはカウントフリーの対象外
  • 音楽サービスの月額料金は別途有料
  • 一部、カウントフリー対象外になる操作や状況がある

MUSICカウントフリーの対象サービス

有名サービスが対象

長時間音楽を聴いてもデータを消費しないため、音楽好きには大変重宝できるサービスです。オプション料金はかかりません。

毎日1時間音楽を聴くと2GBくらい消費するため、小容量のプランならすぐに速度制限にかかってしまいますが、MUSICカウントフリーを活用すれば速度制限を回避できます。

デメリットではないけど別途申し込みが必要

便利なMUSICカウントフリーですが、別途申し込みが必要です。無料サービスなので申し込み不要にしてほしかったところですが、仕方ありません。

申し込み方法は、MUSICカウントフリーの専用ページから登録を行います。

OCNメールのアドレスとパスワードでログインすれば、MUSICカウントフリーの利用を開始できますよ。

その他のカウントフリーの対象サービス

OCNモバイルONEのカウントフリーサービス

サービス 機能 カウントフリー対象
050 plus ※1 音声通話(発信)
音声通話(着信)
マイポケット ※2 ファイルアップロード
ファイルダウンロード
ファイル閲覧
動画視聴(ストリーミング)
SNS連携
動画共有
OCN アプリ 節約モードON/OFF
利用量参照
各種申し込み
dポイント更新
OCNメール ×
申し込みサイト OCNマイページ

※1:通話料の安いOCN独自のIP電話アプリ
※2:データをネットで管理できるクラウド・オンラインストレージ
※3:一部の通信・操作はカウントフリーの対象外となる

OCNモバイルONEのカウントフリーは、音声通話やクラウドストレージでのデータ閲覧、申し込みサイトの利用などが対象です。

よって、有料通話をよくする方、クラウドストレージで多くのファイルを管理している方などは、カウントフリーの恩恵を受けやすいでしょう。

なお、メールの送受信やLINEの利用などは、カウントフリーの対象とはならないので注意してください。

dアカウント連携でdポイントが貯まる

OCNモバイルONEでは、契約後にdアカウントとOCN IDの連携設定を行うことにより、100円につき1ポイントのdポイント付与があります。

OCN契約でdポイント付与

dポイントを貯められる

貯めたdポイントはコンビニをはじめ、dポイント加盟店ならどこでも利用できます。一応48カ月の有効期限が付いていますが、約4年もあるため失効する心配は不要です。

MEMO

連携方法は、OCNアプリを立ち上げて「dアカウントを連携する」のボタンを押せば手続きできる

名義変更に対応している

実は、ほとんどの格安SIMでは姓名の変更を除いて契約後の名義変更ができません。

そのため、お子さんが成人したタイミングで自分名義にする、または夫から妻に名義を変えるといった手続きができない不便さがあります。

しかし、OCNモバイルONEなら名義変更の手続きに対応。およそ1週間で、名義を移すことが可能です。

通話料を半額にできる(アプリ経由なし)

OCNモバイルONEユーザーなら、無料で通話料が半額となるOCNでんわサービスを利用できます。30円あたり22円の通話料が11円になるのは大きいです。

OCNでんわのバナー

通話料が半額

以前は、通話料を半額にするためにOCNでんわアプリから発信する必要がありましたが、現在は自動でプレフィックス番号が付与される仕様に変わりアプリ経由での発信が不要となりました。

いつも通りの通常発信で、どこにかけても通話料が半額となります。ナビダイヤル(0570)など一部対象外ですが、それ以外なら固定通話宛でも半額の対象です。

完全かけ放題を利用できる

OCNモバイルONEでは、月額1430円で完全かけ放題オプションに加入できます。OCNでんわ経由となりますが、先述した通り通話アプリ経由の発信は不要。

完全かけ放題の相場としてはかなり安いので、通話メインの方でも大幅なスマホ代節約が可能ですよ。

なお、通話相手がいつも同じなら、トップ3かけ放題(通話時間の長かったトップ3人にかけ放題適用)の利用もおすすめです。

容量シェアで回線を増やせる

容量シェアとは、一つの契約で複数のSIMカードを発行できるサービスです。10GBプランを3GB+7GBにわけるといったイメージです。

シェアの可否は格安SIMによって分かれますが、OCNモバイルONEは利用可となっています。

使い勝手としては、小さなお子さん用のスマホとしてデータを分けたり、スマホ・タブレットの2台持ちで使用するなどの使い方が多いでしょう。

なお、容量シェアは音声通話SIMとSMS付きデータSIMが572円でデータSIMが440円の利用料がSIM1枚あたりにかかります。利用を希望する人は、ご留意ください。

OCNモバイルONEの料金プラン

OCNモバイルONEの料金プランを解説

音声対応SIMの料金

まずは音声対応SIMの料金です。

音声対応SIMは音声通話、SMS、データ通信が利用できるSIMカードタイプです。他社から電話番号を引き継ぐ「MNP」にも対応しています。

データ容量 月額料金
500MB 550円
1GB 770円
3GB 990円
6GB 1,320円
10GB 1,760円

500MBから10GBまで、5種類のデータ容量が用意されています。20GBや30GBといった大容量プランはありません。

SMS対応SIMの料金

続いてSMS対応SIMの料金です。

SMS対応SIMはSMSとデータ通信のみ利用できるSIMカードタイプです。音声通話は利用できません。「音声通話は不要だけど、本人確認のためにSMSは使いたい」という人に向いています。

一般的な格安SIMだと、SMS対応SIMは音声対応SIMより月額料金が割安です。しかし、OCNモバイルONEでは音声対応SIMとSMS対応SIMの月額料金に差がありません。

データ容量 月額料金
3GB 990円
6GB 1,320円
10GB 1,760円

音声対応SIMと違い、500MBと1GBはありません。そのほかのデータ容量については、月額料金が音声対応SIMと全く同じです。

データ通信専用SIMの料金

最後にデータ通信専用SIMの料金です。

その名の通り、データ通信のみ利用できるプランです。音声通話やSMSは利用できません。

サブ端末やタブレット、モバイルルーターなどでなるべく安くデータ通信を利用したい人におすすめです。

データ容量 月額料金
3GB 858円
6GB 1,188円
10GB 1,628円

SMS対応SIMと同じく3GB/6GB/10GBの3種類のみです。月額料金は音声対応SIMおよびSMS対応SIMより132円安くなっています。

容量シェア(SIM追加)

OCNモバイルONEでは最大5枚のSIMカードを追加し、容量シェアできます。容量シェアを利用する場合は、追加SIMの初期費用および月額料金がかかります。

SIMタイプ 容量シェア月額料金 SIMカード手配料
音声対応SIM 572円/枚 433円/枚
SMS対応SIM 572円/枚 433円/枚
データ通信専用SIM 440円/枚 433円/枚

例えば3GBプランの音声対応SIMを新規契約し、同時に音声対応SIMを1枚追加で契約する場合の初期費用および月額料金は以下の通りです。

例:3GBプランに1枚SIM追加

  • 初期費用:4,166円(3,300円+433円+433円)
  • 月額料金:1,562円(990円+572円)

通話料

OCNモバイルONEの通話料は以下の通りです。

項目 通話料
国内通話 11円/30秒
国内通話(OCNでんわ対象外の通話) 22円/30秒
国際電話 国による

国内通話料は11円/30秒です。通話料が安くなる「OCNでんわ」が標準で適用されるため、一般的な格安SIMの半額に抑えられています。

ただし、ナビダイヤルなど一部の番号はOCNでんわの対象外です。そのような番号にかける場合は22円/30秒の通話料がかかります。

国際電話の通話料は国によって異なります。国際ローミングの対応エリアと利用料金から通話料をチェックしてください。

SMS送信料

SMSを利用した場合はSMS送信料がかかります。

SMS送信料

  • 月内5通目まで:無料
  • 月内6通目以降:3.3円/通
  • 海外宛て:50円/通
  • 海外からの送信:100円/通

国内SMSは月5通まで無料です。6通目以降は3.3円/通かかります。SMSを送る機会が多くない人なら、SMS送信料はほぼかかりません。

なお、SMS送信料はSMSを送信した翌々月に請求されます。

SMS受信は無料?

国内のSMS受信料は無料です。何通受け取っても、受信料はかかりません。

オプション料金

オプションを利用する場合は月額基本料以外にオプション料もかかります。主なオプションの月額料金は以下の通りです。

主なオプション

  • 10分かけ放題:935円
  • トップ3かけ放題:935円
  • 完全かけ放題:1,430円
  • 留守番電話:330円
  • キャッチホン:220円

例えば3GBの音声対応SIMで完全かけ放題を利用する場合は990円+1,430円=2,420円の月額料金がかかります。

留守番電話サービスは有料なので注意

OCNモバイルONEで留守番電話を利用する場合はオプション料がかかります。大手キャリアのように、無料では利用できません。

電話を多用する人で留守番電話が必要な場合は、留守番電話のオプション料も含めて料金シミュレーションを実施してください。

OCNモバイルONEに関するQ&A

毎月の料金内訳はどこで確認できる?

毎月の料金内訳はOCNマイページまたはOCNアプリで確認できます。

OCNマイページで確認する手順

  1. OCNマイページへログインする
  2. 「料金・お支払い」の「ご利用料金」を押す
  3. 確認したい請求月を選ぶ

 

OCNアプリで確認する手順

  1. Google PlayまたはApp StoreからOCNアプリをダウンロードする
  2. OCNアカウントにログインする
  3. 「契約・請求情報」をタップする
  4. 「請求情報」をタップする
  5. 確認したい請求月を選び「表示」をタップする

どちらで確認しても内容は同じですが、いつでもワンタッチで確認できるOCNアプリがおすすめです。

アプリでは通信量の確認や速度切り替えもできるので、OCNモバイルONEを利用するならインストールしておきましょう。

OCNモバイルONEはバッテリーが減少しやすいって本当?

以前のOCNモバイルONEは、バッテリーが他社より消耗しやすいデメリットがありました。

少し専門的に解説するとグローバルIPアドレスによる通信方式を採用することで、限られたネットワークを構築するプライベートIPアドレスと比べて外部接続の頻度が多くなりバッテリー消費が大きくなっていました。

やっかいな問題でしたが、2022年6月よりプライベートIPアドレスへ変更したため問題は解消されています。

2022年5月以前にOCNモバイルONEを申し込んだ人も、新しいAPN設定を行うことでバッテリー消費が大きくなる問題を回避できます。

通信エリア(電波)は?

OCNモバイルONEの通信エリア(電波)はドコモと全く同じです。現在ドコモを利用できているなら、問題なく使えます。

ドコモ「サービスエリアマップ

対応エリアが広く、山間部や地方でも繋がりやすいですよ。

OCNモバイルONEの対応機種は?

OCNモバイルONEの対応機種が分かる

注意

OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMです。そのため、利用するためには端末がドコモ回線に対応している必要があります。ドコモ回線に対応していない機種では、使えません

動作確認済み端末一覧

対応機種は公式サイトの動作確認済み端末一覧ページから確認できます。

このページに掲載されている端末はOCNモバイルONEで利用できることが確認された機種ばかりです。

手持ちの機種が使えるかどうかを知りたいときは、まずこのページをチェックしてください。手持ちの機種が掲載されていれば、問題なく使えます。

まとめ

OCNモバイルONEは、オンラインか電話で解約手続きが可能です。解約金はありません。

電話番号を次の携帯会社に引き継ぐときは、一般解約ではなくMNP転出を行って下さいね。

注意点として、解約後はSIMカードの返却が必要です。また、解約月の日割りは無いため気を付けましょう。