マンションナビで所有するマンションの一括見積りをお願いしたいけど、本当に信頼していいのか心配・・。
マンション売却・賃貸は頻繁に行うものではありません。そのため、見積もり依頼を出すとき、慎重になるのは当然のことです。
マンションナビは、年間2万人が利用する有名な一括見積りサービス(マンション特化)を提供しています。
とはいえ、とんでもない見積もりを出されるのではないか、安く買い叩かれるのはでないか、提携する不動産会社がしょぼいのではないか、などなど不安かと思います。
そこでこの記事では、マンションナビのサービス内容や信頼性について徹底調査。本当に一括見積りを出して大丈夫なのか、詳しく考察していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
CHECK!
1.はじめに:マンションナビの特徴をかんたん理解
マンションの一括見積りサービスを提供するマンションナビには、以下の特徴があります。
- 物件の特徴に合わせて最適な不動産を提案してくれる
- 大手から地元密着まで全国2500店舗以上の不動産会社と提携
- 一括見積りは最大9社(売却6社+賃貸3社)までOK
- 無料会員になれば、正確な売却相場や過去の査定推移が分かる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①物件の特徴に合わせて最適な不動産を提案してくれる
マンションナビは、マンションに特化した一括見積りサービスです。
複数の不動産会社に一括で見積もりを出すことで、売り手は最も有利な条件を選択できる
一括見積りの際には、物件名だけでなく簡単な特徴(築年年、専有面積など)や売却希望の時期を入力します。
この入力項目に合わせて、マンションナビが最適な不動産会社を提案。 特定エリアに強い、ワンルームだけ専門に扱う・・など、物件特徴にあった不動産会社を選択できます。
[safe title=”POINT”]売却だけでなく賃貸の査定もできる[/safe]②大手から地元密着まで全国2500店舗以上の不動産会社と提携
マンションナビに提携している不動産会社は、全国で900社(2500店舗以上)となります。
近鉄不動産、ピタットハウス、CENTURY 21、みずほ不動産販売、三菱UFJ不動産販売・・などなど、大手不動産会社と提携。また、地元密着系の不動産会社とも提携しています。
マンション売却は、知名度の高い不動産会社を使うと買い手がすぐに決まる傾向があります(広告宣伝の力が大きいため)。
提携数を増やす目的で、どうしようもない不動産会社とばかり提携しているのならダメですが、誰もが知る大手不動産会社を抑えている点は魅力的です。
[safe title=”POINT”]査定地域は全国47都道府県に対応[/safe]③一括見積りは最大9社(売却6社+賃貸3社)までOK
マンションナビでは、最大9社まで一括見積りが可能です。内訳は、売却6社・賃貸3社となります。
最大9社は、他社よりも多い数字です。大体5~6社前後が平均なので、マンションナビの方が、選択肢が多くて有利です。
最大9社が同時に査定してくれるため、こちらとしては一番いい条件を出してくれる不動産会社を楽に選ぶことができます。
対応が大変なら依頼業者を減らすことができる
最大9社の一括見積りは大きなメリットなのですが、対応が大変な場合もあるでしょう。そんなときは、無理せずに依頼業者を減らしましょう。
依頼業者を減らす方法はかんたん。
一括見積りの入力画面で、候補となる不動産会社が表示されます。そのとき、依頼したくない業者を選びチェックを外せばOKです。
これで依頼業者を減らせます。
また、電話対応が大変ならメールでのやり取りを希望する旨を「査定会社への要望」に書いておきましょう。
④無料会員になれば、正確な売却相場や過去の査定推移が分かる
マンションナビでは、一括見積りを出す前に大体の売却相場を知ることができます。
ここで表示される相場は正直精度が低いのですが、無料会員登録を行えばさらに詳細を把握できます。
無料会員は、簡単な入力(フェイスブックIDも可)で登録可能。
会員登録後は、近隣物件の売却・賃貸事例や過去の査定推移を詳しく見ることができます。
不動産売却で買い叩かれないために、これらの情報を知ることはとても大切です。マンションナビでは、これらの貴重な内部データを無料で取得できます。
相場価格は3ヶ月以内で販売できるであろう金額が表示される
45秒で終わる
2.マンションナビは信頼性があるのか?
マンション売却の一括見積りは、日常的に利用するサービスではありません。そのため、会社名・サービス名を知らないのが普通。
とはいえ、動く金額が大きいので、怪しい会社は絶対に使いたくないものです。
そこで、マンションナビは本当に信頼してもいいサービスなのか、徹底考察してみました。
①運営会社から考察
マンションナビを運営するのは、マンションリサーチ株式会社です。
会社概要
会社名 | マンションリサーチ株式会社 |
---|---|
住所(本店) | 東京都千代田区九段北1丁目2番11号 エイム東京九段ビル3階 |
設立 | 2011年4月 |
資本金 | 9千万円 |
代表者 | 山田 敏碁 |
マンションリサーチ株式会社は、マンションナビ以外にSmoola・リアルボイス・リサイクル不動産・Smoola PROのサービスを提供しています。
マンションナビのサービスは2012年にスタート(ベータ版を含めると2011年から)。
その後、順調にユーザー数を増え続け、3千万円でスタートした資本金も9千万円まで増資されています。
こちらは転職者向けの口コミですが、会社の評判もとくに問題ないことが分かります。
②査定依頼数から考察
マンションナビの査定依頼数は、年間で2万人となっています。
1日あたり約55人が利用している計算ですね。戸建てを除きマンション売却に特化したサービスでも、これだけの利用者がいるのは驚きです。
総利用者数は360万人
もちろん、「みんなが使っているから安心」と安易に決めつけることはできません。
ですが、もし悪徳サービスならSNSなどで悪評が広まっているはず。そうはなっていないので、サービス利用者の多くは満足していると予想できます。
③アンケート調査から考察
マンションナビの公式サイトには、顧客満足度に関するあらゆる項目で1位を取ったと掲示されています。
1位を取った項目
- 初めての方にお勧めできる
- 希望額より高く売れた
- 不動産売却経験者がおすすめする
- 知人に紹介したい
これが自社調べならまったく信用できません。ですが、調査会社の項目を見てみるとゼネラルリサーチ株式会社と書かれています。
この会社はマンションナビとは関係ない第3者なので、アンケートの信用性は高いと判断できます。
結論:信頼性は十分、サービス料は無料なのでどのみちリスクは無い
ここまでの考察から、マンションナビの信頼性は問題ないと判断できます。
サービスを利用することで騙される、あるいは個人情報を抜かれてその後大変なことになる・・というのなら、2011年から今日(こんにち)までサービスが継続することは無かったでしょう。
査定依頼数やアンケート調査からも、ユーザーの満足度は高いと予想できます。
そして何より、マンションナビの利用料金は完全無料です。
有料サービスなら警戒すべきですが、無料サービスなのでリスクは無し。そもそも心配しすぎる必要はありません。
[safe title=”POINT”]マンションナビは、不動産会社から仲介手数料を貰うビジネスモデルなのでユーザーはサービス利用料がかからない[/safe]注意:相場価格が上下することは多々ある
マンションナビは安全なのですが、状況によっては100%の満足度を得られるとはいい切れません。
不動産価格は言い値の世界。事前に調べた相場が、実際の買値と大きく乖離するのはよくあることです。
例えばこちらの方。マンションナビの相場は高く表示されると言っています。
それは実績価格ですか?
マンションナビの見積りはかなり高い見積りなんです。勝どきあたりも落ちてきているので、その価格はちょっと真に受けられませんが、値崩れも仰せの通りさほどないのでしょうね。— acchyi (@acchyi2) August 18, 2019
ですが、こちらの方は相場より低く表示されると言っています。
マンションナビか何かで査定額調べたのか知らないけど、相場より200万円安いですよね?もう少し待とうかなみたいなこと言いだして林
— 特攻筋肉(ぶっこみきんに)くん (@msy_Estate) March 24, 2019
実際の売却価格が相場と変わってしまうのはよくあること。
マンションナビは信頼できるサービスですが、算出された価格を100%盲信するのは辞めましょう。
いくら実績豊富なマンションナビが算出した価格とは言え、時には間違うこともあるのです。
相場と実際の売却価格が乖離する可能性があるのは、マンションナビに限らず他の一括見積もりサービスも同じ
3.【図説】一括見積りの利用方法
マンションナビの一括見積りは、一分かからず入力できます(公式では45秒と謳っている)。
詳しい手順は以下の通りです。
アクセスしたら都道府県・市区町村を選択して、「今のマンション価値をCheck!」をタップしましょう。
査定に出すマンションの情報を入力します。
入力項目
- 物件の所在地
- 物件名
- 建築年
- 専有面積
- 現在の状況
- 売却の希望時期
- 査定理由
建築年や専有面積は、分からなければ大体でOKです。
匿名での査定依頼はできないので、個人情報を入力します。
入力項目
- 名前
- 年代
- 連絡先住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 査定会社への要望
物件情報と個人情報を入力した時点で、査定してくれる不動産会社が一覧表示されます。
査定してほしくない不動産会社があればチェックを外しましょう。問題なければ、「価格をチェック」をタップします。
以上で、マンションナビの一括見積りは終了です。
この後の流れですが、不動産会社から電話・メール・郵送のいずれかで査定結果の通知が届きます。複数の査定結果を見て、媒介契約する不動産会社を決めましょう。
以降は、不動産会社とのやり取りとなります。マンション売却の具体的な手続方法を教えてくれるので、初心者でも安心して下さい。
もし、不動産会社と何かトラブルがあればマンションナビがサポートしてくれます。
0120-555-579(10時~18時)
その他、査定に関する不明点も不動産の知識を持ったスタッフがサポートしてくれるので、分からないことがあれば思い悩まず質問してみましょう。
4.【まとめ】最高値でマンションを売却(賃貸)しよう
この記事では、マンションナビについて詳しく解説してきました。
最も気になる評判ですが、第3者調べでも上々の評価。実績豊富なので、サービス利用にあたって何か悪いことが起きるといった心配は不要です。
一括見積りを利用する際は、オンラインにて1分で入力できます。あまり多くの不動産会社とやり取りしたくない場合は、査定依頼のチェックを外して数を絞ればOKです。
大手から地元密着までカバーするマンションナビ。その実績を存分に活かして、所有するマンションを最高値で売却あるいは賃貸して下さいね。