子供の歯科矯正に支払うお金がないときの対処法

「子供の歯科矯正に支払うお金がない・・」

歯科医院の先生から告げられた矯正費用。覚悟はしていたとはいえ、あまりに高くてビックリしますよね。

それもそのはず。歯科矯正は審美（見た目を綺麗に見せること）に当たるため、保険が効かないのです。

この記事では、どうすれば高すぎる歯科矯正の治療費を払えるのか、現実的な解決策をご紹介します。

1.子供の歯科矯正はお金がかかる【保険適用外】

子供の歯科矯正はとにかくお金がかかります。その理由は、保険適用外だから。

虫歯であれば1～2割の負担で済むのですが、歯科矯正は10割負担です。

矯正にかかる費用ですが、歯科医院によって変わります。価格設定が歯科医院ごとの自由裁量となっているためです。

10万円以下で収まる場合もあれば、100万円以上かかるケースもあります。

子供（7歳）の歯列矯正に費用が53万円+毎回の診察費用が掛かると言われています。内容は矯正装置を付けて歯並び矯正、顎を広げる、下顎の矯正です。

口コミ参照：Yahoo!知恵袋

費用や期間などの説明を受けましたが、子どもの前で、100万近い金額を告げられました。帰宅後、子どもは「市から補助金でるの？出ないならしなくていい」と言いました。

もともと、本人は歯並びなど気にしていなかったし、わたしも今の段階で100万は出せないと思ったのでまあよかったのですが、子どもが矯正を望んでいたとしたら、何ともかわいそうだったなと思いました。

口コミ参照：WOMEN’S PARK

小学生高学年になると、永久歯の矯正（二期治療）なので大人の料金に近づきます。ざっと、50万円以上は普通にかかります。

この二期治療では、ブラケット矯正と言ってワイヤーが使われます。通院中は、ワイヤーの交換費用も発生します。

なお、一部のケースですが、噛み合わせに異常ある場合や手術が必要なほど顎のズレが激しい場合は保険が適用されます。

もし、何かの病気が疑われる場合は、ダメ元で歯科医院に保険適用できないか訪ねてみるといいでしょう。ただ、ほとんどのケースで断られてしまいますが・・。

歯科矯正の費用は、セカンドオピニオンを求めるのもおすすめです。現状、少しでも費用を安くしたいなら、それくらいしか方法がありません。

既に、通院する歯科医院が決まっているけど、どうしても歯科矯正のお金がない場合は、次章から紹介する方法でお金を工面しましょう。

2.子供の歯科矯正に支払うお金がないときの対処法

デンタルローンで支払う

デンタルローンとは、歯の治療専門の借り入れ機関のことです。

信販会社か銀行が歯の治療費を歯科医院に肩代わりしてくれます。住宅ローンなど、一般的なローンと同じ仕組みです。

デンタルローンのメリットは金利が低いこと。最も有名なイオン銀行だと、3.8～8.8%です。

総量規制（年収の3分の1までしか借りられない）のルールは無いので、借り入れ上限はクレジットカードやカードローンより大きいです。

デンタルローンを利用する場合は、歯科医院ではなく金融機関にて申し込みます。

ただし、デンタルローンを提携している歯科医院なら、院内で手続きすることが可能です。

デンタルローンは審査が厳しい（専業主婦はNG）

金利が低いデンタルローンですが、デメリットは審査に通りにくいこと。銀行だけでなく、信販会社のデンタルローンも審査は厳しいです。

まず、専業主婦は絶対に通りません。また、収入があるとしてもアルバイト・パートの場合は、かなりの確率で審査落ちします。

まれに収入が不安定な状況でも審査に通るのですが、そのケースでは連帯保証人が必要となります。

なお、以下の金融事故がある方は、さらに審査通過の可能性が低くなります。

あまり審査に自信のない方は、少額の借入額を希望しましょう。

カードローンを利用する

クレジットカードとデンタルローン以外で、歯科矯正のお金を工面するなら、カードローンです。実際、多くの方が歯科矯正でカードローンを利用しています。

借金地獄に陥りそうで怖い・・そんなイメージのあるカードローンですが、金利はクレジットカードのリボ払いとあまり変わりません。

カードローンの金利

はじめての借り入れなら上限金利が適用されます。

利用すべきカードローンはSMBCモビット

SMBCモビットなら、土日でも即日融資が可能（時間帯によっては翌日以降）です。郵送物は無いので家族にバレる心配はなし。

WEB完結申込なら、電話連絡もありません。お金を借りる癖が付くのが怖いのなら、返済が終わったと同時に解約すればOKです。

上記は、毎月の返済額を最低支払額にしたケースです。ボーナスの時期など余裕があるときに繰り越し返済すれば、総返済額はもっと安くなります。

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※「WEB完結申込」を選べば職場への電話確認はありません

クレジットカード（分割払い）で支払う

歯科医院によってクレジットカード払いを利用できる場合があります。もし、クレジットカード対応なら、さらに分割払いも可能かどうか聞いてみましょう。

クレジットカードを導入しているかどうかは歯科医院次第なのですが、最近少しずつ増えてきています。

特に、クレジットカードの取扱いが多いのは

• 大学病院
• 総合病院
• 美容クリニック

です。いわゆる街の歯科医院ではほとんど対応していないので注意しましょう。

一括払いのみでも、あとからリボを利用できる

クレジットカードは対応しているけど、分割払いは非対応・・。そんなときでも、リボ払いで分割払いにできます。

やり方は簡単で、お使いのクレジットカード会社に連絡してリボ払いに変更するだけ。オンライン（マイページ）でも申請可能です。

あとからリボの申請は期限が決まっているため（通常、決済から1ヶ月以内）、早めにクレジットカード会社に連絡しましょう。

なお、リボ払いの金利は15～18%程度かかります。

3.まとめ

子供の歯科矯正の費用が払えず悩んでいる方は、本当に多いです。歯科医院の方に聞いても、必ずと言っていいほど支払いに関する相談があると聞きます。

治療費が高い理由は、保険適用外だから。医療費控除で税金を安くすることはできますが、そもそもの支払い額を下げることは不可能です。

歯科矯正の費用はデンタルローンの利用が一般的ですが、審査に落ちて露頭に迷う方も後をたちません。

デンタルローンが厳しい場合は、周りから金銭援助を求める以外にクレジットカードかカードローンに頼らざるを得ません。

怖いイメージのあるローン会社ですが、計画的に返済すれば何も心配はありません。途中で返済が厳しくなっても相談に乗ってくれます。

これから思春期に入る子供の歯科矯正は、人生を左右するほど大事なことです。お金が無くて困っている方は、もう一度この記事を参考に何とか工面する方法を模索してみましょう。

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