この記事のポイント
- 引っ越しの初期費用は家賃の5倍が相場
- 最も堅実な解決策は短期でカードローンを利用すること
- 引っ越し業界は現金主義なのでクレジットカードは使えない
「引っ越しが決まったけど、初期費用が払えなくてやばい・・」
引っ越しは想像以上にお金がかかります。事前に想定していたよりも、見積もりの初期費用が高くて支払えない方も多いです。
引っ越し・不動産業界は現金主義なのでカード払いも不可。自己都合なので補助金もほとんどおりません。
結論から言うと、引っ越しの初期費用をまかうなうにはカードローンの短期利用が現実的です。それが嫌なら、自分で引っ越しをしたり、助成金のある地域を引っ越すほかありません。
引っ越し費用の工面について具体的な解決策を解説していくので、ぜひ参考にして下さい。
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1.引っ越しの初期費用は想像以上に高い
引っ越しの初期費用は、想像以上に高いものです。ざっくりと、家賃の5ヶ月分くらいかかります。
あなたも、見積もりを見て驚いたのではないでしょうか。
引っ越しに必要な初期費用の項目
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 引っ越し費用
- 保証会社(連帯保証人がいない場合)
ひとり暮らしの相場は約35万円 ※7万円の賃貸物件を想定
仮に、家賃7万円の部屋に引っ越すなら、上記の費用を全部合わせておよそ35万円のお金が必要です。
敷金・礼金・前家賃は1ヶ月分が相場。そこから、不動産会社に払う仲介手数料を引っ越し前に支払い。
そして、最も負担がかかる引っ越し業者への費用を支払います。
引っ越しの距離や家族の人数によっては、家賃相場の5倍を軽く超えることも。高くはなっても、安くはなりにくいのが引っ越しの辛いところです。
交渉次第で削れるのは礼金と引っ越し業者へ支払う費用のみです。
引っ越しの初期費用が払えない場合どうなる?
残念ながら、引っ越し自体を諦めるほかありません。
初期費用なので、最初に必ず支払いを済ませる必要があるからです。後払いはできません。
2.今すぐ引っ越しの初期費用をまかなう方法は4つ
引っ越しまで余裕があれば、費用を工面する手段は増えるのですが、この記事を読んでいるあなたは、あまり時間が無いことでしょう。
そこでここでは、今すぐ引っ越しの初期費用をまかなえる手段を解説していきます。
①短期でカードローンを利用する
[safe title=”POINT”]一番現実的な方法[/safe]正直なところ、引越しの初期費用を今すぐまかなう方法は、ほぼカードローン一択です。
引っ越しは安くなる保険もないですし、国の補助も受けにくいです。そのため、お金を用意する手段が、カードローンくらいしかありません。
カードローンは怖い・・と思われたかもしれませんが、短期間で返せばわずかな利息でお金を用意できます。使うのは、消費者金融系のカードローンです。
消費者金融より銀行の融資の方が安心できるかと思いますが、引っ越しの初期費用が用途では融資は降りません。
仮に融資が降りるとしても、銀行は審査が厳しいため時間がかかります。
10万円を3ヶ月で返しても利息3千円で済む
借金地獄に陥ることは無いので安心してください。例えば、10万円を借りて3ヶ月後に返した場合、総返済額は103014円です。
返済シミュレーション(10万円借りて3ヶ月で返済)
- 借入期間:3ヶ月
- 実質年率18.0%
- 毎月の返済額:34338円
- 総返済額:103014円
- 利息:3014円
※SMBCモビットで借りた場合
30万円借りた場合は、利息16000円
実質年率18.0%という数字を見れば怖くなりますが、実際はおよそ3千円の手数料で、目の前に10万円を用意できます。
- 借入期間:6ヶ月
- 実質年率18.0%
- 毎月の返済額:52657円
- 総返済額:315943円
- 利息:15943円
今月末までに引っ越し費用を払わなければ・・と焦っている方は、素直にカードローンを利用しましょう。
利用すべきカードローンはSMBCモビット
SMBCモビットなら、即日融資(※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります)が可能です。郵送物は無いので家族にバレる心配はなし。
WEB完結申込なら、電話連絡もありません。お金を借りる癖が付くのが怖いのなら、返済が終わったと同時に解約すればOKです。
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②助成金がある地域へ引っ越する
既に引っ越す地域が決まっているかと思いますので現実的な解決策ではありませんが、助成金を利用できる地域があります。
東京都だと、以下の地域で引っ越し助成金を貰える可能性があります。
金銭的に援助が必要と認められた場合(障害者や母子家庭など)
子育て支援による引っ越し援助
ご覧の通り、東京23区でも引っ越し支援(家賃補助は除く)を実施しているのはわずか7区のみ。そのうち5区は経済的な援助が必要な状態でなければなりません。
言い換えれば、生活保護が必要なほど困窮している場合に限ります。使えそうなのが、新宿区と墨田区が実施している子育て支援による助成金。
ただし、市役所との相談は必須で、必ず助成金が貰えるとは限りません。東京都以外の助成金については、引っ越し先の市役所に問い合わせてみましょう。
過疎化による誘致を実施している地区以外は、9割以上の確率で助成金は無いと想定しておきましょう。
③引っ越し業者に頼まない
こちらも、あまり現実的ではありませんが、引っ越し業者に頼まないのも一つの手です。
引っ越しの初期費用で大部分を占める引越し業者への支払い。ここを0円にできれば、かなりの費用を浮かせることができます。
引越し業者を使わない場合は、以下の手段で引っ越しを行います。
引っ越し業者を使わない方法
- ダンボールを郵送する
- 自分で車を用意して荷物を運ぶ
※両方組み合わせるのもあり
単身引越しで大型家具が無いのなら、ダンボールで郵送するほうが安上がりです。やり方は単純で、ダンボールに荷物を詰めて集荷をお願いするだけ。
一般的な集荷より、かなりダンボールの数が増えるので、事前に電話で荷物量を配達員へ伝えておくと親切です。
車の運転をお願いできる相手がいる、あるいは自分で運転できるのなら身内だけで引っ越しするのもありでしょう。
僕も過去に、ハイエースをレンタカーで借りて、友人と隣町へ引っ越したことがあります。引っ越しの荷物が多いと、運転中に後ろが見えづらいので十分に注意して下さいね。
④引っ越し業者に値引き交渉する
引っ越し料金はある程度相場が決まっているものの、結局のところは言い値です。とくに、ハイシーズンの3~4月は強気の価格を掲示されることがあります。
必ず成功するとは限りませんが、引っ越し料金は値下げ交渉が効きやすいです。閑散期の7~8月なら、ほぼ確実に上手くいきます。
値下げのコツは、他社の価格を掲示すること。
嘘はいけないので、実際に数社見積りを取って最安価格を把握。その価格を軸に値下げ交渉を行いましょう。
僕の体験では、この方法で4万円くらい値引きできたことがあります。引っ越しの初期費用をすべてまかなうことはできませんが、数万円でも安くできるのなら使わない手はありません。
3.注意!引っ越しでクレジットカードのリボ払いは使えない
引っ越しの初期費用が払えなければ、クレジットカードのリボ払いを利用しよう・・そんな根も葉もない情報を垂れ流すメディアが溢れかえっています。
言っておきますが、引っ越しの初期費用をクレジットカードで払えるケースはほとんどありません。
引っ越し・不動産の業界は未だに現金主義です。
とくに、引っ越し業者への支払いは、現金手渡しを求められます。決済はカードで・・なんて通用しません。
また、不動産会社へ支払う仲介手数料、オーナーへ支払う前家賃・敷金・礼金も口座振込が一般的。
これまで5回以上引っ越しをしてきた筆者も、口座振込以外の決済手段は見たことがありません。
火災保険料なども、請求書払い(コンビニ決済が多い)が多いです。結局のところ、クレジットカードを使えるのは、引越し先で家具・家電を揃えるときくらいです。
引っ越しの初期費用をクレジットカードでまかなうのは不可能であることを覚えておきましょう。
4.まとめ
引っ越しは、保険が効くわけでも無ければ、健常者が補助金を貰うことも困難です。そして、頼みのクレジットカード払いも使えません。
自分で引越をする、などの荒技は残されていますが、現実的な解決策はカードローンです。
カードローンに対して怖いイメージを持つ方は多いのですが、短期返済なら安い利息で借りられます。
引っ越しの初期費用を払えない場合は、無理せずにお金を借りて計画的に返済しましょう。
\10秒で簡易審査/
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※「WEB完結申込」を選べば職場への電話確認はありません
おさらい
引っ越しの初期費用が払えない場合はどうすればいい?
短期でカードローンを利用する、助成金がある地域へ引っ越す、引っ越し業者に頼まないなどの手段があります。
引っ越しの初期費用はどれくらい必要?
賃貸物件によりますが、家賃×5倍が相場です。