Y!mobile(ワイモバイル)ではテザリングが使えるのでしょうか?
結論からいうと、テザリングは問題なく使えます。Android・iPhoneともに完全対応です。
この記事では、Y!mobileのテザリングについて、利用料金から対応機種まで詳しく解説。 また、テザリングの設定方法についても、説明していきます。
ぜひ、参考にして下さいね。
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1.Y!mobileは無料(申し込みも不要)でテザリングが使える
1-1.タブレットもPCもテザリングでネット接続OK
Y!mobileは契約するプランに関わらず、全員が無料でテザリングを使えます。
大手キャリアなら、auとソフトバンクでテザリング料金が月額500円発生。決して安くないオプション料金です。
ですが、Y!mobileなら追加料金無しで好きなだけテザリングできます。特に、テザリングを使うための手続きも必要ありません。
実際、Y!mobileでテザリングを使ってみましたが、テザリング元が通信速度は39.0Mbps、テザリング先(PC)が33.6Mbpsでした。
さすが、格安SIMでトップクラスの通信速度を誇るだけあり、テザリングの快適度は他社と比較になりません。
もちろん、PCだけでなくタブレットやゲーム機もネット接続できます。
1-2.iPhoneもすべてテザリングできる
Y!mobileはSIMフリー化(SIMロック解除)していれば、すべてのiPhone端末でテザリングを使えます。
実は、以前のY!mobileはiPhoneでのテザリング条件が悪かったです。大人の事情があったのか、iPhoneのテザリングはまったく使えませんでした。
しかし現在はルールが変わり、SIMロック解除したiPhoneならすべてテザリング対応となりました。
大手キャリアのiPhoneはSIMロック解除すればテザリング可能に(どのみちキャリア版iPhoneはSIMロック解除しないとY!mobileで使えない)。
Apple Storeで購入できるSIMフリー版iPhoneも、もちろんテザリング対応です。
1-3.テザリングするならプランM/Rが狙い目
Y!mobileの料金プラン(スマホベーシックプラン)はシンプルに3つ。テザリングを使うなら、プランM(12GB)かプランR(17GB)がおすすめです。
スマホベーシックプラン
プランS | プランM ※オススメ |
プランR ※オススメ |
|
---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 3980円 |
データ容量 | 4GB | 12GB | 17GB |
無料通話 | 10分かけ放題 |
プランSは最も人気なのですが、4GBだとテザリングするにはちょっと物足りません。テザリングはデータ消費が激しいので、ゆとりのあるプランM以上を選ぶといいですよ。
2.Y!mobile(ワイモバイル)でテザリングを使う方法【iPhone&Android】
Y!mobileでテザリングを使う方法ですが、大手キャリアのときとやり方はまったく同じです。
①iPhoneの設定方法【インターネット共有をON】
iPhone(iPad)でWi-Fiテザリングする方法は以下の通りです。
iPhoneのテザリング設定
- 「設定」アプリをタップ
- インターネット共有をタップ
- 「Wi-Fiのパスワード」をタップ
- 任意のパスワードを入力
- 「インターネット共有」をONにする
以上でテザリングの設定は完了。
あとは、ネット接続したい通信機器にて「ネットワーク名(Wi-Fiマークをタップすれば一覧表示される)」を探します。
デフォルトの場合は、「◯◯のiPhone」と表示されているはず。あとは、設定したWi-Fiパスワードを入力すればOKです。
②Androidの設定方法【Wi-FiテザリングをON】
AndroidのWi-Fiテザリングについて説明します。Androidは端末によって表示名が少し異なります。
利用手順は、全体の流れを把握するのに、お使い下さい。
Androidのテザリング設定
- 「設定」アプリをタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をタップ
- 「保存」をタップ
以上でテザリングが有効となります。途中、セキュリティの選択があればWPA2~と書かれた項目を選んで下さい。暗号化通信により、外部から情報を盗まれません。
Android側でテザリング設定できたら、あとはネット接続したい通信機器側で、ネットワーク名(デフォルトはAndroidの端末名)をタップ。設定したパスワードを入力すれば接続完了です。
補足:テザリングの接続方法は全部で3つある
テザリングの接続方法は3つあります。
テザリングの接続方法
- Wi-Fiテザリング
- USBテザリング
- Bluetoothテザリング
9割以上はWi-Fiテザリングしか使わないかと思いますが(上記で説明したやり方)、USBテザリングとBluetoothテザリングの使い方も一応知っておきましょう。
USBテザリングの手順
USBテザリングはその名の通りUSBケーブルを繋ぐテザリング方法。最も通信速度が速いです。
Android:「設定」→「テザリング」→「USBテザリング」をタップ
iPhone:「インターネット共有」→「USBのみ」をタップ
Bluetoothテザリングの手順
Bluetoothテザリングは速度が遅すぎるので通常は使いませんが、テザリングでほとんどバッテリー消費しないメリットがあります。
Android:「設定」→「テザリング」→「Bluetoothテザリング」をタップ
iPhoneなら「インターネット共有」→「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップ
3.補足:テザリングはデータ消費が激しい!物足りないならWi-Fiで節約しよう
3-1.Y!mobileユーザーはソフトバンクWi-Fiが無料で使える
テザリングで最も注意しなくてはいけないのがデータ消費量です。テザリング先で動画再生やオンラインゲームを行えば、あっという間にデータ容量は無くなります。
そこで利用したいのが無料Wi-Fi。Wi-Fi接続ならデータ消費量は0です。
Y!mobileユーザーならソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使えます。 ソフトバンクユーザーならご存知かと思いますが、ソフトバンクWi-Fiスポットは街中にあります。
このマークがあればWi-Fi接続できる
上記のマークがある場所では、無料でWi-Fiを使えるので、テザリングは切っておきましょう。
なお、ソフトバンクWi-Fiスポットを使えるY!mobileユーザーは、「Y!mobileにて端末を購入した方のみ」と条件が付いています(公式にも明記)。
しかし実際は、手持ちの端末で持ち込み契約した人もソフトバンクWi-Fiを使えています。
絶対使えるとはいい切れませんが、Y!moibleユーザーなら基本誰でもソフトバンクWi-Fiを使えると考えて大丈夫です。

3-2.ポケットWi-Fiの導入も考えよう
もう一点。プランRを超過するほどテザリングを使う場合は、ポケットWi-Fiの導入を考えたほうがいいでしょう。
ポケットWi-Fiを併用しても、格安SIMの大容量プランとほぼ同額です(月額6500円程度で収まる)。
ここで一つ注意。Y!mobileで販売しているポケットWi-Fiは微妙なので辞めておいほうがいいです。
月額料金が割高で解約の条件も悪いです(最低利用期間が3年と長い)。ポケットWi-Fiを使うなら、「どんなときもWiFi」が断然おすすめ。
月額料金が安いうえ、大手キャリアの回線を使用するためWiMAXが苦手な地方や山間部でも繋がります。
4.【まとめ】Y!mobile(ワイモバイル)で爆速テザリングを体験してみよう
無料でテザリングを使えるY!mobile(ワイモバイル)。しかも、Y!mobileは通信速度が速いので、必然的にテザリングも快適です。
また、テザリングの対応機種も理論上はすべて対応となります。iPhoneもテザリングできるので、ご安心を。
テザリングの設定方法も簡単です。一点、テザリングはすぐにデータ消費するので、Wi-Fiの活用もお忘れなく。