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Air pods PROの体感レビュー!ノイキャンの威力から音質評価まで丸わかり

airpods proをレビュー

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先進的な製品をリリースし続けるアップル。そんなアップルの本気作「AirPods Pro」は、実際のところどれほどの実力なのでしょうか。

今回は、オーディオにうるさい筆者が、AirPods Proを体感レビュー。最大の特徴であるノイズキャンセリング機能はもちろん、音質や操作性など細かく考察していきます。

記事後半ではおすすめな人だけでなく、おすすめできない人も挙げていきますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。

1.はじめに:AirPods Proとは?

AirPods Proって、どんな特徴がありますか?

一番はやっぱりノイキャンね。あと、5分の充電で1時間使える点も魅力的よ。

AirPods ProはAppleが提供するインイヤーヘッドホン(イヤホン)です。

密閉性を高めたアクティブノイズキャンセリングが最大の特著で、雑音を一瞬で掻き消してくれます。 そのため、音楽と一体になったかのような感覚に。

連続再生時間は最大4.5時間。付属のケースで充電を行います。5分の充電で1時間使用OKです。

充電中のairpods pro

付属ケースで充電

基本はiPhoneなどアップル製品を想定した作りですが、Androidでも利用可能。ケース中央のボタンを押せば、Bluetooth接続ができます。

Bluetooth接続
Bluetooth接続 android

Bluetooth接続OK

スペック

メーカー Apple
発売日 2019年10月
イヤホンタイプ カナル型
接続タイプ ワイヤレス
連続再生時間 4.5時間
重量 5.4g
カラー ホワイト
充電端子 Lightningコネクタ
ノイズキャンセリング
防水性能
(雨・汗程度)
ハイレゾ

2.AirPods Proの体感レビュー

ここから、詳しいレビューですね!

ええ、期待してちょうだい。

さて、退屈なスペック説明はここまでにして、ここからAirPods Proの体感レビューを書いていきます。

2-1.見た目はシンプルで美しい

AirPods Proの外観は見ての通りシンプルな白です。

airpods pro

airpods pro

airpods pro

アップルらしく、細部の曲線部にこだわった作りです。野暮ったさはなく、どこか近未来感があります。

ケースも同じく白。絶妙に丸みがあるので何とも可愛らしいです。

airpods proのケース

2-2.装着感はとにかく軽い

装着した感想は「軽い」の一言に付きます。

カナル型は耳奥にグイグイ突っ込むイメージがあるかと思いますが、AirPods Proは割と耳の浅い部分までしか突っ込みません。そのため、圧迫感がまるでなし。

普通のカナル型イヤホンは1時間くらいで耳の疲れが限界に達しますが、AirPods Proなら3時間は余裕。

僕の友人は8時間も付けっぱなしにするという猛者も(仕事中に付けるらしい)。

なお、前作は「耳からうどん」と揶揄されましたが、今作はうどん感が無くなり見た目はだいぶスマートになりました。

2-3.ノイズキャンセリングの衝撃が凄まじい

AirPods Proの最大の特徴とも言えるのがノイズキャンセリング機能です。どれほど凄いのか半信半疑でしたが、装着した瞬間に息を呑みました。

MEMO

ノイズキャンセリングとは、アンチノイズ機能により外部の不要な音を取り除くこと

音を流していない状態でも、ハッキリとノイキャンされているのが分かります。普段、無音だと感じている空間さえも、いかに雑音にまみれているのか理解できました。

音楽をかけるとさらに衝撃。音楽と自分自身が一体になっているかのような不思議な間隔に襲われます。

とくに電車内で使用しているときの感動は凄まじいです。周りの音を完全シャットアウトして、音楽や動画コンテンツに集中できます。

カフェでも一人空間に浸れるので良いですね。

ちなみに、音楽をかけていない状態なら、周りの音は小さく聞こえます。至近距離なら会話も可能。踏切や電車の発車音も少なからず聞こえます。

耳栓代わりとしても使える

ノイズキャンセリングは「ちょうどいい耳栓」としてめちゃくちゃ使えます。

例えば、仕事の休憩中に軽く昼寝するとき。ノイキャンしておくと、ぐっすり眠れますね。

逆に仕事中にノイキャンして集中度を上げるのもあり。図書館で集中して勉強したいときにも使えるのではないでしょうか。

2-4.細部まで聞こえる確かな音質

ジャズ、EDM、J-POP、ボカロ・・といろんなジャンルで聞いてみました。

正直な感想は以下の通り。

純粋に感じたクオリティ → 素直に高い

何を持ってクオリティが高いと判断するのか難しいのがイヤホンの世界。

レコーディングスタジオのイヤホンは最高クオリティですが、忠実に音を再現しすぎるあまり人によっては詰まらないと感じる場合も。

その点、AirPods Proは忠実に音を再現しつつも、絶妙な脚色があり音が鮮やかに感じます。とくに、中音域に対するこだわりを感じ取れました。

ボーカルがメインとなり、息遣いまではっきり聞こえます。 Appleは相当細やかな調整を行ったんだろうなと想像できます。

細部の音まで聞こえるか? → 今まで気づかなかった音までわかる

3000円程度の安価なイヤホンと聴き比べると一発で分かります。

今まで聞こえていなかった音がわかる。とくに、生音系は顕著です。

スネアドラムの微細な表現やビブラートのかかったギター音までハッキリと分かります。

低音のドスドス感 → オシャレな響きで激しくはない

AirPods Proの低音は、オシャレだなと感じました。下品な低音といえば、耳がおかしくなるほどのドンシャリですよね。

確かにEDMなどは気持ちいいのですが、音が曇りすぎですし原音が加工されすぎていて、もはや音楽というより低音を楽しんでいるだけ。

それに比べて、AirPods Proの低音は適度に抑えられており(足りなければチューニングできる)、重厚さを感じつつもバランスの良い仕上がりとなっています。

audio-technica(別メーカー)ほどではないけど、十分に低音が響いてドスドス感が楽しめます。

2-5.音漏れは少しだけ気になる

オープン型イヤホンやヘッドホンと比べると音漏れは小さいですが、爆音で聞いているとさすがに音漏れします。

電車で座るときは真隣の人に聞こえてしまう可能性があるので、標準レベルまで落としたほうがいいです。

2-6.耐水性能はあるが完全防水ではない

AirPods Proは耐水性能が付いていますが、残念ながら防水ではありません。

耐水は防水と違って、簡単な水気に耐えることしかできません。 雨や汗に耐えられる程度と考えておけばわかりやすいでしょう。

プールやお風呂(サウナ含む)で使用するのはNG。完全に水に付けてしまうと壊れるので気をつけてください。

2-7.操作性は完璧

初期設定以外だと、AirPods Proの必要な操作はほぼ一つ。それが、モード切替です。

AirPods Proのリスニングモード

  • アクティブノイズキャンセリング
  • 外部音取り込みモード
  • オフ

周りの音をよく聞きたいとき、ノイズキャンセリングをオフにして外部音取り込みモードに切り替えるのが主な使い方です。

ノイズキャンセリング → 外部音取り込みの切り替え方法ですが、イヤホンの凹みのある部分を押し込むだけ。

感圧センサー

感圧センサー

はじめは動作しない・・と焦りました。

原因はタッチしただけで押し込んでいなかったこと。感圧センサーになっているので、軽く押し込む必要があります。

ノイキャンをオフにすると、ぱっと周りの音が聞こえるようになるので便利です。

なお、iOS製品(Apple Watch、iPhone、iPadなど)なら、デバイス上でモード切替することも可能です。

2-8.前作より大幅にパワーアップ

前作、AorPods 2と比べて大幅パワーアップしたAirPods PRO。具体的には、以下の点が変わりました。

前作と変わった点

  • 見た目にうどん感がなくなった
  • 耐水性能あり(雨の日も心配なし)
  • 感圧センサーで操作
  • アクティブノイズキャンセリング搭載
  • 音質の向上

逆に変わらなかった点はバッテリー持ちです(最4.5時間)。その他は、軒並み性能アップとなりました。

感圧センサーで操作(イヤホンをタッチ)については、曲飛ばしや通話切り替えも可能に。また、耐水性能が付いたことで、雨の日でも怖がることなくイヤホンを装着できます。

純粋な音質もアップ(音の豊かさ・表現が違う)。大幅アップグレードと言えるほど、前作とは別モノに変わっています。

3.ユーザーの口コミを調査

他の人の感想も気になります。

OK、SNSから口コミを集めたからチェックしてね。

ここでは、AirPods PROを購入したユーザーの口コミを集めてみました。

最高すぎる

ノイキャンが想像以上にすごい

もう普通のイヤホンに戻れない

鳥肌が立った

世界が自分と音楽だけになる

毎日の出勤が楽しくなる

口コミでは、ノイズキャンセリングの凄さに関する意見が多数。

とりわけ、初ノイキャンの方は驚いたことでしょう。「音楽と一体になれる」との口コミも。

普通のイヤホンには戻れないとの声もあり、満足度の高さが伺えます。

4.AirPods Proがおすすめな人・おすすめでない人

結局、AirPods PROは買いですか?

ざっくり言えば買いだけど、中にはおすすめできない人もいるから、しっかりと確認してちょうだい。

①おすすめな人

AirPods PROは、以下に当てはまる方におすすめです。

おすすめ
  1. 周りの雑音を掻き消したい
  2. 音楽・動画を自分だけの世界で楽しみたい
  3. 耳栓代わりとしても活用したい
  4. アップル製品とイヤホンを連携させたい
  5. 最も売れているワイヤレスイヤホンを使いたい

AirPods PROは何と言ってもノイズキャンセリング機能の凄さが目立ちます。

ガヤガヤした街中や駅のホームでも、自分だけの世界で音楽・動画を楽しみたい方には最高のデバイスとなります。

耳栓代わりに使うのもあり。カフェ仕事が多い筆者も、いつも耳栓として活用しています。

その他、アップルユーザーなら他のイヤホンを選ぶ理由なし。他のイヤホンに戻れないほどの利便性を体感できます。

②おすすめでない人

さすがのAirPors PROも万人におすすめできるわけではありません。以下に当てはまる方は購入を控えたほうがいいでしょう。

おすすめでない
  1. 安さを一番重視する
  2. 完全防水でないと困る
  3. 究極の最高音質を求める
  4. ホワイト以外のカラーを選びたい

AirPors PROに最も向いていないのは、安さを求める方です。

イヤホン・ヘッドホンの世界は数十万円の製品もあるため特段高いわけではありませんが、それでも3万円台はそう簡単に手が出せる金額ではありません。

品質を選ばなければ1000円でも購入できるイヤホン。とりあえず音が聞ければ何でも良いという方は、AirPors PROが高すぎると感じることでしょう。

音質については確かに高品質ですが、全イヤホンの中でトップというわけではありません。

AirPors PROより高いイヤホンは全然あるわけで、純粋に最高音質だけを求めるオーディオマニアの方には向きません。

その他、防水が完璧でない、カラーがホワイしか無いデメリットを見過ごせない方もアンマッチとなります。

5.【まとめ】他のイヤホンに戻れなくなる素晴らしさ

この記事では、AirPors PROについて詳しく解説してきました。

ノイズキャンセリングを筆頭に、装着感・操作性・見た目などあらゆる項目で最高クラスの機能を誇るAirPors PRO。

仮に、今一番おすすめのイヤホンは?とインタビュー調査したら、間違いなくトップに躍り出る一品です。

もちろん、デメリットもいくつかあるので、購入を考えているなら許容できるか一度目を通しておきたいところ。

特に問題なければ、即買いレベルのイヤホンです。まだノイズキャンセリングを体感したことが無い方は、ぜひお試ししてみて下さいね。

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