楽天プレミアムカードのすべて!メリット・デメリットが丸わかり

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楽天プレミアムカードには、どんな特徴があるのでしょうか。

楽天プレミアムカードは、楽天カードの中で最上位のランクです(招待が必要なブラックカードを除く)。

それだけに特別な優待が多く、条件に合う人ならすぐに年会費の元が取れてお得です。

特に海外へ行く機会が多い人、楽天市場の利用が多い人にピッタリのカードです。

この記事では、楽天プレミアムカードのメリットはもちろん、デメリットも詳しく解説。

年会費を払う価値が得られるかどうか、ご自身のライフスタイルに照らし合わせながら判断材料にしてくださいね。

CHECK!


はじめに:楽天プレミアムカードの基本情報

楽天プレミアムカードは、最高ランクの楽天カードです。

通常の「楽天カード」と比べて年会費がかかりますが、プライオリティ・パスの利用やポイント還元率アップなど様々な優待特典が付きます。

年会費1万円はすぐに元が取れるため(次章で詳しく解説)、通常カードから切り替える人も増えています。

以下、楽天プレミアムカードの基本情報です。

基本情報

カード名称 楽天プレミアムカード
年会費 11000円(税込)
国際ブランド VISA・JCB・Mastercard・AMEX
支払い方法 一括・分割・リボ払い・ボーナス払い
ポイント還元率 1~5%
利用限度額 300万円
(利用状況により変動)
金利(実質年率) リボ払い:15.0%
キャッシング:18%
締日 月末
支払日 翌月27日
家族カード 発行可(年会費550円)
ETCカード 発行可(年会費無料)
申し込み資格 20歳以上
楽天会員の登録
海外旅行保険 最大5000万円
電子マネー 楽天Edy
nanaco 非対応
運営会社 楽天カード株式会社

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楽天プレミアムカードのメリット7つ

メリット
  1. プライオリティ・パスを無料で利用できる
  2. 楽天プレミアムが1年間無料で利用できる
  3. トラベルデスクで海外の旅をサポートしてくれる
  4. 海外・国内旅行保険が自動付帯
  5. 楽天市場の獲得ポイントが5倍に
  6. ライフスタイルに合わせて3つの優待コースを選べる
  7. 誕生月はポイントが貯まりやすい

①プライオリティ・パスを無料で利用できる

2025年1月以降「年間5回まで無料」に変更

楽天プレミアムカードの最大のメリットと言えるのが「プライオリティ・パス」を無料で発行できることです。

なんと、この特典だけで47000円相当の価値があります。

プライオリティ・パスとは、空港の国際線ラウンジを利用できる会員制のサービスです。会員になれば、利用する航空会社や航空券のクラスに関係なくラウンジに入れます。

ラウンジの数は世界1300か所以上。日本では成田国際空港に5つ、関西国際空港に2つ、中部国際空港に3つ、福岡国際空港に1つあります。

ラウンジには、広々としたソファ席や電源が使えるデスク、Wi-Fi、新聞や雑誌などが完備されています。 シャワーを浴びられるラウンジもあります。

フリードリンク制で、好きなだけコーヒーやジュースを飲めるのもラウンジの魅力です。軽食を置いている場合も。

出発前にくつろいだり仕事をしたりするのに便利で、わざわざラウンジを使うために早めに空港に行く人もいるくらいです。

年会費47000円のプレステージ会員と同等のサービス

楽天プレミアムカード会員は、このプライオリティ・パスの中でも最上位のプランである「プレステージ会員」と同等のサービスが受けられます。

プレステージ会員の年会費は429ドル。日本円で約47000円です。楽天プレミアムカードの年会費は1万円(税抜)なので、これだけであっさり元が取れます。

すでにプライオリティ・パスに入会している人なら、今すぐ楽天プレミアムカード会員になることをおすすめします。

プライオリティ・パスの発行は、楽天プレミアムカードが到着した後「楽天e-NAVI」から申し込むだけ。2週間ほどで会員証が届きます。

プライオリティ・パスの使い方

ラウンジを利用できるのはカードの名義人(=本人)だけです。同伴者がいる場合は、1人1回につき3000円(税別)かかります。

同伴者の利用料金(3000円)は楽天プレミアムカードから引き落とされる

また、ラウンジに入るにはプライオリティ・パスの会員カードと航空券が必要です。楽天プレミアムカードを見せても入れませんので、忘れずお持ちください。

国際線で使えるプライオリティ・パスとは別に、楽天プレミアムカードがあれば国内空港のラウンジも利用できます。

羽田空港の国内線ターミナルを含む全国31の空港の他に、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港と韓国の仁川空港でも使えます。

申し込みの必要はなく、楽天プレミアムカードと航空券を見せるだけ。手軽に入場できます。

国内線のラウンジサービスは楽天ゴールドカードも対象です。しかし、利用できるのは年2回までと限られています。

一方で楽天プレミアムカードは回数制限がありません。国内出張が多い人はプレミアムカードの方が安心です。家族カード会員も無料で利用できます。

②楽天プレミアムが1年間無料で利用できる

楽天プレミアムカードを作ると「楽天プレミアム」を1年間無料で利用できます。

楽天プレミアムとは、楽天グループのお得なサービスを受けられる有料の会員プログラムのこと

年会費は3900円なので、1年目のカード年会費1万円(税抜)のうち、3分の1以上はこの特典で回収できます。

楽天プレミアムの特典は下記の3つです。

特典内容

  • 楽天市場でかかった送料を補填するポイント還元
  • 楽天トラベル・楽天ブックスなど楽天グループ優待
  • 限定クーポンの付与

楽天市場でかかった送料を補填するポイント還元

楽天プレミアムのメインとなる特典です。楽天市場の商品の中で「プレミアム・学割 対象」と表示されている商品を買うと、送料分がポイント還元されます。

楽天市場ではお店ごとに送料設定が異なります。高いお店だと大型商品でなくても2000円近くすることも。

特に沖縄や北海道、離島は、送料無料の商品でも例外になっていることが多く、見つけると悲しい気持ちに・・・遠方の人ほどポイント還元が効いてきます。

適用されるのは、商品代金+消費税が2000円以上になる買い物です。最大で1回につき500ポイント還元されます。

例えば、日用品を販売する「楽天24」では2700円以上で送料無料になりますが、北海道は例外で、660円の送料が別途かかります。

このうち楽天プレミアム会員なら500ポイントが還元されるので、負担は実質160円。こまめに買い物しやすくなります。

さらにうれしいことに、そもそも送料無料の商品ならポイントが2倍になります。本州に住んでいる人も十分お得ですよ!

楽天トラベル・楽天ブックスなど楽天グループ優待

3つの楽天グループ利用分がポイント2倍となります。

ポイント2倍

  • 楽天トラベル(税込30000円以上かつ大人2名以上の利用)
  • Rakuten TV
  • 楽天ブックス(税込4000円以上の購入)

限定クーポンの付与

プレミアム会員だけの専用クーポンページが用意されます。好きなお店のクーポンがあったらゲットしておきましょう。

③トラベルデスクで海外の旅をサポートしてくれる

旅行先で困った時や情報が欲しい時に、現地で相談できるトラベルデスクを利用できます。トラベルデスクの拠点は世界に38か所。

ニューヨークやホノルル、パリ、ソウル、上海、セブなど日本人に人気がある都市を網羅しています。

例えば下記のようなサポートをしてくれます。

サポート例

  • 緊急時の案内(パスポートの紛失や盗難、病気やケガ)
  • 観光情報の提供
  • レストランやオプショナルツアーの予約

団体旅行よりも個人旅行が主流になっている中で、何かと心強い存在です。

④海外・国内旅行保険が自動付帯

楽天プレミアムカードには、海外・国内旅行保険が自動的に付帯されます。旅行代金をカードで支払わなくても一定金額の保険が適用されるのです。

さらに通常の楽天カードよりも保険金がぐっと手厚くなります。

海外旅行保険

傷害死亡・後遺障害保険金は最高で5000万円です。現地で他人にケガをさせてしまった場合の賠償金や、カメラや宝石など携行品の破損にも対応しています。

国内旅行保険

国内を旅行中の事故や、宿泊施設での火災や事故に対しての保険です。傷害死亡・後遺障害保険金は最高で5000万円。

事故による入院や手術にも対応しています。通常の楽天カードには国内旅行保険は付帯していません。

プレミアムカードならではの特典です。

楽天プレミアムカードで購入した商品にも補償がある

楽天プレミアムカードに付帯する保険は、旅行保険だけではありません。楽天プレミアムカードで購入した商品の破損や盗難にも補償があります。

これは動産総合保険といいます。主な適用条件は下記の通りです。

動産総合保険の適用条件

  • 1個 or 1組につき1万円以上の商品
  • 購入日から90日以内
  • 偶然な事故(破損・盗難・火災など)

限度額は1年間で300万円までです。1回の事故につき3000 円が自己負担になります。

申し込み不要で、楽天プレミアムカードで購入するだけです。高額商品でも安心して購入できます。

⑤楽天市場の獲得ポイントが最大5倍に

楽天市場での買い物に楽天プレミアムカードを使うだけで獲得ポイントが最大5倍(プラス4%)にアップします。

ポイント付与率の内訳

通常+2倍(合計3倍)、誕生月等で最大5倍

SPUとは「スーパーポイントアッププログラム」の略です。一定の条件をクリアすれば、ポイントが加算される仕組みです。

楽天プレミアムカードを使うとSUPの2つの条件がクリアされてポイントが上乗せされます。

楽天市場での買い物がいつでもポイントバックという最強の状態になるのです。

⑥ライフスタイルに合わせて3つの優待コースを選べる

ここまでご紹介してきた特典でも十分お得な気がしますが、なんと、まだまだ優待があります。

ライフスタイルに合わせて3つの優待コースから選べます。利用方法は、楽天e-NAVIから好きなコースを設定すればOK。

主な優待内容はポイントアップです。各コースともにポイントアップ分が通常ポイントで付与されます。

優待コース

  • 楽天市場コース
  • トラベルコース
  • エンタメコース

期限がなく、プレミアムカードの支払いにも充当できるので便利です。

楽天市場コース

毎週火・木曜日がプレミアムカードデーになります。楽天市場での買い物でもらえるポイントがプラス1倍に。

そもそも楽天プレミアムカードを利用すれば5倍がデフォルトなので、合計で6倍になる計算です。

トラベルコース

旅行が多い人が得するコースです。下記3つのサービスが受けられます。

  • 楽天トラベルの利用でポイントがプラス1倍
  • 空港‐自宅間の手荷物宅配無料サービス(成田、羽田、関西、中部空港)
  • 専用デスクでの国内宿泊予約・優待

エンタメコース

Rakuten TVと楽天ブックスの利用でそれぞれポイントがプラス1倍になります。動画のレンタルや本の購入が多い人向きです。

⑦誕生月はポイントが貯まりやすい

楽天プレミアムカード会員にとって、誕生月はまとめ買いのチャンスです。なぜなら他の特典とは別にポイントアップがあるからです。

誕生月

  • 楽天市場:プラス1倍
  • 楽天ブックス:プラス1倍

付与される+1倍分のポイントは、通常ポイントです(期間限定ではない)。 うれしい誕生日プレゼントですね。

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楽天プレミアムカードのデメリット3つ

デメリット
  1. マイルの交換レートは普通レベル
  2. ボーナスで獲得できるポイントに上限がある
  3. 家族カードにプライオリティ・パスの付与が無い

①マイルの交換レートは普通レベル

楽天スーパーポイントはANAマイルに交換できます。この交換レートは0.5%、楽天2ポイントに対して1マイルです。

もっと交換レートが高いクレジットカードがあるため、マイラーには物足りないかもしれません。

とはいえ、メリットもあります。楽天の通常ポイントは有効期限がないに等しいので、実質無期限で貯められるのです。

マイルの有効期限はシビアで、航空券と交換できるまで貯めるのがなかなか難しいですよね。

それが楽天プレミアムカードなら解消されます。マイラーはサブカードとして持ってもいい1枚です。

②ボーナスで獲得できるポイントに上限がある

とにかくポイントを貯めやすい楽天プレミアムカード。

1点注意したいのは、SPU分の3%は期間限定ポイントでの付与になる点です。また、獲得数に上限があり月15000ポイントまでとなっています。

せっかくポイントが貯まりやすいのに、期限があっては次から次へと消失してしまいます。

対策としては、下記の利用があれば支払い設定を「ポイント優先」にしておくことです。自然と消費できて無駄になりません。

ポイント優先に設定しておく
楽天モバイル・楽天ペイ・楽天マガジン・ラクマ

一方で「選べる3つのコース」で付与されるポイントはありがたいことに通常ポイントです。ただし、こちらも各コース月10000ポイントまでと上限があります。

③家族カードにプライオリティ・パスの付与が無い

楽天プレミアムカードの最大のメリットであるプライオリティ・パス。家族カードにはその特典がつきません。

同伴者1人につき3000円(税別)かかります。 夫婦で海外旅行をする機会が多い場合は、配偶者に家族カードを作るのではなく、楽天プレミアムカードを別に作った方がお得です。

ちなみに、国内主要空港とホノルル国際空港、仁川国際空港のラウンジであれば家族カード会員も無料で使えます。

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ユーザーの口コミをチェック

実際に、楽天プレミアムカードを利用しているユーザーの口コミを調べてみました。

ひいき目なしで、絶賛している方が非常に多かったです。悪評はほぼなし。

やはり、楽天プレミアムカードのメリットであるプライオリティ・パスの利用とポイント還元率アップを挙げる声が多かったです。

旅行に行かない方でも、ポイント還元だけを狙って作成する人も多数。 最大限にポイントを貯めたい方からの支持が熱いです。

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楽天プレミアムカードの年会費1万円を払う価値のある人とは?

楽天プレミアムカードの年会費は1万円(税抜)です。通常ランクのカードなら年会費は無料なので、その差はまるまる1万円。

それ分の価値を得られるのはどんな人なのか調べてみました。

おすすめ1:楽天ポイントを最大限貯めたい人

とにかく楽天市場での買い物が多い人は、カードを作る価値があります。楽天ポイントだけで年会費の元がとれるのか、具体的に計算してみました。

カードなし 通常カード
(年会費無料)
プレミアムカード
(年会費1万円)
ポイント付与率 1% 3% 5%
年間10万円購入 1000ポイント 3000ポイント 5000ポイント
年間30万円購入 3000ポイント 9000ポイント 15000ポイント
年間50万円購入 5000ポイント 15000ポイント 25000ポイント

年間50万円の購入で、通常カードとプレミアムカードの差が10000ポイントになりました。ここで年会費分を回収できる計算です。

つまり、月に42000円ほど楽天市場を利用する人なら十分に価値があるといえるでしょう。

さらに誕生月や選べる3つのコースでのポイントアップを含めると、もっとハードルは下がります。他の特典も加味して検討しましょう。

おすすめ2:海外旅行・出張が多い人

何より楽天プレミアムカードは、旅人にやさしいカードです。海外旅行や出張が多い人ほど年会費以上の価値を得られます。

特にプライオリティ・パスの無料発行が秀逸です。

すでに入会している人ならプレミアムカード会員になると年会費429ドルが浮きます。プライオリティ・パスを目当てに作って正解です。

空港での待ち時間、混みあったカフェで時間をつぶすのはちょっと疲れてしまいます。

ラウンジなら、ゆったりとしたソファ席でコーヒーを楽しむ時間が持てます。電源やWi-FiがあるのでノートPCで仕事もできます。

そんな場所があるだけで、ぐっと旅が疲れにくくなります。

また、現地で困った時の駆け込み寺になってくれるトラベルデスクや、手厚い旅行保険もトラベラーには魅力です。

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【まとめ】通常カードにはない豪華な特典を受け取ろう

楽天プレミアムカードは海外へ行く機会が多い人なら持って損はない1枚です。

世界を舞台に飛び回るビジネスマンでも自由なバックパッカーでも、充実したサポートを活用しましょう。

また、楽天市場の利用額が多い人も年会費の元がとれる場合があります。

「新生活で家電や家具など物入りになりそう」という年なら、とりあえず作って1年間はポイントを貯めまくり、翌年解約するという手もあります。

豪華な特典を使い尽くして、年会費以上に得しちゃいましょう。

この記事のおさらい

メリット

  • プライオリティ・パスを無料で利用できる
  • 楽天プレミアムが1年間無料で利用できる
  • トラベルデスクで海外の旅をサポートしてくれる
  • 海外・国内旅行保険が自動付帯
  • 楽天市場の獲得ポイントが5倍に
  • ライフスタイルに合わせて3つの優待コースを選べる
  • 誕生月はポイントが貯まりやすい

 

デメリット

  • マイルの交換レートは普通レベル
  • ボーナスで獲得できるポイントに上限がある
  • 家族カードにプライオリティ・パスの付与が無い

 

おすすめな人

  • 楽天ポイントを最大限貯めたい人
  • 海外旅行・出張が多い人
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