以前は、年会費無料だった楽天ETCカード。しかし、現在は年会費500円(税込み550円)に改悪されてしまいました。
今後、年会費が無料になることはないでしょう。
しかしながら、楽天ETCカードには年会費を無料にする方法があります。
その方法が以下の2つです。
①楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードで申し込む
②楽天会員ランクがダイヤモンド会員かプラチナ会員になる
このうち、どちらかの条件を満たせば楽天ETCカードの年会費は無料となります。
[safe title=”POINT”]楽天ETCカード申し込み前に条件を満たせば、初年度から年会費無料。申し込み後に条件を満たした場合は、翌年から年会費無料。[/safe]この記事では、楽天ETCカードの年会費を無料にする方法を徹底解説。上記の条件が難しい場合の代替案もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードで申し込む【無料条件その1】
1-1.楽天ゴールドカードが狙い目
まず、通常の楽天カードはすべて、ETCの年会費が550円かかります。
これらの通常カードは、すべて年会費無料なのですが、別途ETCカードの年会費550円が発生する仕組みです。
対して、通常カードの上位版である楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードはETCカードの年会費がかかりません。
限られた一部の人だけが持てる楽天ブラックカードも、実はETCカードの年会費無料
ですが、お察しの通り、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは、本カードの年会費が必要となります。
年会費(本カード)
- 楽天ゴールドカード:2000円
- 楽天プレミアムカード:10000円
狙い目は年会費2000円の楽天ゴールドカードです。
1-2.年会費2000円は、年間10万円以上の買い物で元が取れる
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、楽天スーパーポイントの還元率が最大で15倍まで伸びます。通常の買い物でも、年間10万円を超えれば年会費の元は取れる計算です。
[safe title=”POINT”]年間10万円は、毎月8000~9000円の買い物でクリアできる数字[/safe]また、楽天ゴールドカードの作成時に入会ポイント(5000~7000円分)が貰えるため、2年分の年会費はペイできます。
とはいえ、私がゴールドカードなんて・・と考えている方も多いことでしょう。
ですが、他社のゴールドカードと比べて(とくに大手銀行やアメックス系)審査に通りやすいのが楽天ゴールドカードです。
普段から楽天市場で買い物するなら、年間10万円以下の支払いで年会費の元が取れるので、申し込みを検討するといいですよ。
[note title=”TOPIC”]ゴールドカードは見た目もかっこいいので、女性にモテたい男性にもオススメ[/note]2.楽天会員ランクがダイヤモンド会員かプラチナ会員になる【無料条件その2】
年会費のかかる楽天ゴールドカードの発行が嫌な場合は、こちらの方法を利用しましょう。
2-1.まずは会員ランクと達成条件をチェックしよう
すべての楽天会員は、会員ランクが振り分けられています。
現在の自分の会員ランクは「楽天ポイントクラブ」のマイページで確認できる
会員ランク
ランク | 達成条件 |
---|---|
レギュラー | 楽天サービスを利用してポイント獲得 |
シルバー | 過去6ヶ月で200ポイント以上・かつ2回以上ポイント獲得 |
ゴールド | 過去6ヶ月で700ポイント以上・かつ7回以上ポイント獲得 |
プラチナ ※ETC年会費無料 |
過去6ヶ月で2000ポイント以上・かつ15回以上ポイント獲得 |
ダイヤモンド ※ETC年会費無料 |
過去6ヶ月で4000ポイント以上・かつ30回以上ポイント獲得 |
ETCの年会費を無料にするなら、プラチナ会員の条件を満たしていればOK。最上級のダイヤモンド会員までいかなくても大丈夫です。
ちなみに、私の会員ランクはゴールドでした。
もう一歩で年会費無料条件が達成できますね。
2-2.毎月33333円以上の支払いで条件クリア(日常の支払いを充てれば難しくない)
プラチナ会員のハードルですが、決して超えられない壁ではありません。
以下の条件をクリアすれば、誰でも達成できます。
プラチナ会員の条件をクリアする方法
- 過去6ヶ月で2000ポイント以上 → 日用品も含めて毎月33333円以上の支払いを行う
- 15回以上ポイント獲得 → 毎月2~3回、楽天カードを利用すれば自然にクリア
まず、過去6ヶ月で2000ポイント以上獲得する方ですが、こちらはポイント還元率が1%だとして毎月33333円の支払いでクリアできます。
楽天市場で毎月3万円以上も買い物するなんて無理・・と思われたかもしれません。
ですが安心して下さい。汎用性がある楽天カードは日常生活で使えるので、案外簡単に乗り越えられます。
1ヶ月のカード利用の例(合計35000円)
- 電気代:4000円
- スーパー:20000円
- ドラッグストア:3000円
- コンビニ:3000円
- 外食:5000円
上記のように、食品や光熱費の支払いも楽天カードを使えば、達成条件である33333円は楽に超えることができます。
[note title=”TOPIC”]楽天市場のポイント10倍対象を利用すれば、2万円の支払いのみ(一気に2000ポイント獲得)で条件クリア[/note]2-3.15回以上のポイント獲得は、意識しなくても勝手にクリアできる
もう一つの条件である、15回以上のポイント獲得はもっと簡単です。
一月あたり2~3回のポイント獲得(普通の支払いで1回カウント)でいいので、特に意識していなくても普段の支払いで自然とクリアできます。
さらに、ポイント獲得の回数は、楽天Edyや楽天Payの支払いもカウントされます。
これらの決済サービスを利用している人なら、コンビニ支払いなどで2ヶ月もあれば達成してしまうでしょう。
3.裏技:無料条件を満たせないならETCマイレージサービスでポイント2重取りをしよう
楽天ETCカード&ETCマイレージサービスのポイントを2重取りすれば、楽天ETCカードの年会費550円なんて、あっという間に回収できます。
ETCマイレージサービスとは、ETC支払いでポイントが貯まるサービスのことです。年会費や入会費は無料。単純に利用しないと損する制度です。
貯まったポイントは、通行料金にそのまま充てることができます。
ETCマイレージサービスのポイント還元
引用画像:出典
楽天ETCカードのポイント還元率は本カードと同じ1%が別に貰えます。
そのため、ETCマイレージサービスと合わせてポイント2重取りが可能に。年会費550円程度なら、すぐに元が取れるでしょう。
[note title=”TOPIC”]楽天と提携しているENEOSのサービスを利用すればポイント1.5倍(給油・洗車含む)[/note]ETCマイレージサービスは、別途申し込みが必要です。
申し込みに必要なもの
- 車載器情報(車載器管理番号・車両番号)
- ETCカード(ETCカード番号)
ETCカード番号は、楽天ETCカードが届いてから確認しましょう。
ETCマイレージサービスの申し込みはオンラインで簡単に手続きできますよ。
外部参照:ETCマイレージサービスの新規登録
4.楽天ETCカードの申し込み方法と注意点
4-1.新規発行なら本カードと同時申し込みができる
楽天ETCカードは、ETCカードのみを発行することはできません。必ず楽天カード(本カード)とセットで申し込みます。
これから楽天カードに申し込む方は、手続き途中にETC付帯の欄があるので、そこにチェックを入れます。あとは、必要事項を記入して申し込むだけです。
追加発行の場合は、楽天e-naviか自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)にて申し込みましょう。
楽天ETCカードの使い方は、ETC車載器に挿入するだけ(通常のETCカードと同じ)
4-2.事前に確認しておきたい3つの注意点
ETCカードを発行する際は、以下の点に注意して下さい。
- カードが届くまで2週間位かかる
- 家族カードは申し込みできない
- ETC利用の明細は確認できない
特に新規発行時に気をつけたいのが、「カードが届くまでの期間」です。楽天カード(本カード)は3~7日くらいで到着します。
対して、楽天ETCカードは到着するまで2週間くらいかかります。
本カードと楽天ETCカードは別々に届く
審査落ちして届かないのでは?と勘ぐってしまいますが、単に発送が遅いだけなので気長に待ちましょう。
その他、楽天ETCカードは、家族カードに対して発行できない点も注意してください。
5.【まとめ】楽天ETCカードの年会費は無料にできる
この記事では、楽天ETCカードの年会費を無料にする方法について詳しく解説してきました。
ETCカードを発行するのに年会費550円を払うのはバカバカしいですよね。ですが、楽天カードには年会費無料の条件が用意されています。
おさらいしておくと、以下の2つが条件です。
楽天ゴールドカードの発行は気がひけるかもしれませんが、楽天会員ランクを上げるのは思ったより難しくありません。
普段の買い物に楽天カードを充てるだけで、自然とクリアできる条件レベルです。
楽天ETCカードをまだ持っていない方は、本カードとともに申し込みましょう。カードが到着したら、ETCマイレージサービスもうまく活用してお得にポイントを貯めて下さいね。