「povo2.0の支払い方法について詳しく知りたい!」
「クレジットカードがないと契約できないの・・?」
povo2.0を利用する際に注意したいのが支払い方法です。結論から言うと、新規または他社から乗り換える際どちらも原則クレジットカードかペイディ払いとなります。
povo1.0では、auから移行する際はauの支払い方法(クレジットカード、口座振替)をそのまま利用できましたが、povo2.0ではNGとなっています。
デビットカードについては、一部のカードが使えたとの口コミがありますが、確実に使用できるかは分かりません。
本記事ではpovo2.0の支払い方法について詳しく解説。日割りの有無やデビットカード・プリペイドカードの支払いについても説明していきます。
povo2.0の支払い方法
povo2.0の主な支払い方法は、クレジットカード決済、および「あと払い(ペイディ)」の2種が用意されています。
クレジットカード払い
新規契約やau以外(UQモバイル含む)からMNPで乗り換える際には、クレジットカードの登録が求められます。対応している国際ブランドは下記の通りです。
利用できるカードブランド
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
主要な国際ブランドはすべて対応しています。以前は、Diners Club(ダイナースクラブ)が利用不可だった時期もありましたが、現在は対応に変わっています。家族カードも使用できます。
プリペイド式のクレジットカードでも本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しているなら使えます。
使用できるのは本人名義または家族名義のカード
povo2.0で利用できるのは本人名義または家族名義のカードのみです。家族カード(クレジットカードを契約した人の家族が発行できるカード)の利用はOKです。
他人名義のクレジットカードは使えません。
お支払いは、povo2.0のアカウントに登録のクレジットカードにて行っていただきます。ご本人名義のカードやご家族名義のカードなど、お申込みのご本人によるご利用が承認されているカードをご登録ください。口座振替、窓口払いはございません。
出典:povo公式
あと払い(ペイディ)
クレジットカードを持っていない方も、「あと払い(ペイディ)」を利用すれば申し込みや支払いが可能です。
ペイディでは「口座振替」「銀行振込」「コンビニ払い」から選択でき、柔軟な支払い方法が利用できます。
データ専用プランでは、全国のローソン等で現金購入できる「ギガチャージカード」も導入。
Nudgeカードも利用可
クレジットカードがない方には「Nudge(ナッジ)カード」という、審査不要・即日発行可能なプリペイド型カードも公式に案内しています。
これにより未成年者や学生、カードを持てない方でも契約しやすくなっています。
未成年契約時のポイント
18歳未満の契約や「子供用スマホ」といったケースでは、親権者(保護者)の名義カードで申し込み可能です。
申込時に保護者のカード登録→利用者情報で子供の情報入力、という流れになります。
デビットカード・プリペイドカードは原則不可
デビットカードや一般的なプリペイドカード(Kyash、Revolutなど)は公式サポートの対象外です。
使用できたという非公式報告はありますが、安定して契約・継続利用したい場合はクレジットカード、ペイディ、またはNudgeカードの利用をおすすめします。
口コミで使えたとの報告あり
デビットカードの利用可否についてpovo公式では言及がありません。SNSなどではデビットカードで契約出来たという報告がありますが、あくまでも非公式な情報です。
確実に契約したいならクレジットカードを用意しましょう。
使用できる可能性があるデビットカード
使えたという報告がとくに多かったのは楽天銀行デビットカード(VISA)とPayPay銀行Visaデビットカードですね。
楽天銀行デビットカード(VISA)はpovo2.0だけでなく、他の格安SIMでも使えるという口コミが目立ちます。
使用できる可能性があるプリペイドカード
- Kyash
- Revolut
- 6gram
プリペイドカードはデビットカード以上に使えるカードが限られるようです。上記のカードも、確実に登録できるかは分かりません。
povo2.0でクレジットカードを使えない人はどうすればいい?
povo2.0では、公式の支払い方法として「クレジットカード」「あと払い(ペイディ)」の2つが用意されており、あと払い経由で「口座振替」「銀行振込」「コンビニ払い」も選択できます。
クレジットカードが使えない場合は、ペイディの導入を検討してください。
それ以外の選択肢としては、クレジットカード不要・口座振替やデビットカードに公式対応した格安SIMへの乗り換えが有力です。
- 代替案1:口座振替に正式対応の格安SIMに契約する
- 代替案2:デビットカードに正式対応の格安SIMに契約
- 代替案3:povo2.0にダメ元でデビットカードかプリペイドカードで申し込む
代替案1:口座振替に正式対応の格安SIMに契約する
一部の格安SIMは口座振替に正式対応しています。口座振替で支払いたい場合は、口座振替が使える以下の格安SIMを検討してください。
口座振替対応
- ahamo
- LINEMO
- mineo(eo光契約者のみ)
- UQモバイル
- ワイモバイル
- 楽天モバイル(手数料がかかる)
大手キャリアの格安プランであるahamo、LINEMOは口座振替に正式対応しています。サブブランドであるUQモバイル、ワイモバイルもOKです。
代替案2:デビットカードに正式対応の格安SIMに契約
povo2.0はデビットカードに正式対応していません。しかし、一部の格安SIMはデビットカードに正式対応しています。
デビットカード対応
- ahamo
- mineo
- LINEMO
- UQモバイル
- ワイモバイル
- 楽天モバイル(楽天銀行デビットカードのみ)
上記の格安SIMはデビットカードで支払えると公式サイトに明記されています。デビットカードで料金を支払いたい場合は、上記の格安SIMを検討してください。
ただし、いずれもカードによっては登録できないことがあります。
ahamo・LINEMO・楽天モバイルは口座振替&デビットカードに対応
この3社はいずれもクレジットカードだけでなく口座振替とデビットカードによる支払いに対応しています。クレジットカードなしで新規も契約が可能です。
ただし、楽天モバイルで利用できるデビットカードは楽天銀行デビットカードに限られています。
また、ahamoとLINEMOでは利用できるデビットカードについて明記されていないため、ご注意ください。
代替案3:povo2.0にダメ元でデビットカードかプリペイドカードで申し込む
どうしてもpovo2.0を使いたい場合は、ダメ元でデビットカードかプリペイドカードで申し込みましょう。
あくまでも非公式なので、確実に審査に通るかは分かりません。
しかし、「デビットカードが使えた」という口コミが多数あるため、デビットカードやプリペイドカードでもpovo2.0を利用できる可能性は十分にあります。
povo2.0の支払い方法に関する注意点
povo2.0の支払い方法に関する注意点は以下の通りです。
- au payの支払いは対応していない
- 口座振替はpovo1.0のみ対応
- auやpovo1.0からpovo2.0へ支払方法を引き継ぐことはできない
- 支払い遅れに対応しないと契約解除される
au payの支払いは対応していない
povo2.0はau PAYでの支払いにも対応していません。名前が似ているau PAYカード(ゴールド含む)はクレジットカードなので、povo2.0の料金支払いに利用できます。
一方、au PAYはQRコード決済サービスのため、povo2.0の支払いには利用できません。
povoユーザーが普段の支払いをau PAYにすると特典(ギガ活)がある
au PAYをpovo2.0の支払いに使うことはできません。しかし、au PAYを「ギガ活」対応店舗で利用するとpovo2.0で使えるデータ容量をもらえます。
例えばローソンなら、au PAYで買い物をするとデータ容量をもらえます。普段から対応店舗を利用するなら、積極的にau PAYを活用しましょう。
口座振替はpovo1.0のみ対応
povo2.0は、口座振替に対応していません。povo1.0のときは、
- povo契約後に支払い方法を口座振替に変更する
- auからpovoに移行する場合、auの支払い方法がそのまま継続される(口座振替可)
といった方法で口座振替を利用できました。しかし現在は、上記の方法は撤廃されています。
なお、povo1.0を利用中の人であれば支払い方法を「povoトッピングアプリ」から変更可能です。
アプリを起動し「MENU」→「契約状況の確認」→「ご契約内容」→「ご請求関連情報」の順にタップしてください。
auやpovo1.0からpovo2.0へ支払方法を引き継ぐことはできない
povo2.0では、auまたはpovo1.0から支払い方法を引き継ぐことができません。auとpovo1.0の間では引継ぎOKだったので、povo2.0から仕様が変わりました。
現在、auかpovo1.0で口座振替を利用中の人も、povo2.0では原則クレジットカード/ペイディ払いに変更されることを覚えておきましょう。
支払い遅れに対応しないと契約解除される
povo2.0で期日までに支払いを行わない場合、督促の連絡が届きます。さらに無視をすると契約解除予告の案内が通知されます。
もし強制的に契約解除されると、他の携帯会社でも情報が共有されるため、今後携帯電話を使用できなくなる可能性があります。支払いに遅れた場合は、すぐに対応しましょう。
期日を過ぎた未払金の支払い方法
povo2.0アプリの「その他」→「請求情報」→「今すぐ支払う」
※未払いの際に届く案内メールからも支払い可
未払いにより通話が停止していた場合は、支払いから30分後(23時を過ぎているなら翌日7時30分から)に通話停止が解除されます。
povo2.0の支払い方法に関するQ&A
最後に、povoの支払いに関するQ&Aをまとめました。
日割り請求はある?
過去には日割り期間が設けられていましたが、2025年時点では公式に「月途中の加入・解約は日割りにしない」と明記されています。
通話料(22円/30秒)など一部の従量課金部分は都度利用分がそのまま請求されます。
- データトッピングは日割りなし(有効期間でカウント)
- 通話トッピングも日割りなし(途中加入でも満額、途中解約も満額)
「5分以内通話かけ放題」や「通話かけ放題」など月額型トッピングは、2025年加入分から日割り請求が廃止され、月途中加入・解約とも「1カ月分満額請求」となっています。
たとえば月の半ばに加入しても、その月は1カ月分の料金がかかります。解約も同様で、解約月も日割り計算されず満額請求となります。
povo2.0の料金プランは?
支払い方法を理解したなら、povo2.0の料金プランを今一度確認しておきましょう。
データ容量 | トッピング価格 | 有効期間 |
---|---|---|
1GB | 390円 | 7日間 |
3GB | 990円 | 30日間 |
20GB | 2,700円 | 30日間 |
60GB | 6,490円 | 90日間 |
150GB | 12,980円 | 180日間 |
24時間データ使い放題 | 330円 | 24時間 |
※基本料金0円。使いたい分だけ都度トッピング購入。
povo2.0の基本料金は0円です。そのうえで、データ通信を行うためにデータトッピングを購入します。
コンテンツトッピングや通話トッピングは必須ではありませんが、必要な人は追加してください。
キャリア決済(auかんたん決済)は使える?
現在、povo2.0での「auかんたん決済(通信料合算払い)」は利用停止となっています。povo利用者は他の決済方法を選ぶ必要があります。
締め日・請求日はいつ?
povo2.0の締め日・請求日は以下の通りです。
- 締め日:月末
- 請求日:前月分の通話料金・SMS利用料・通話トッピングは10日頃、都度購入のトッピングは即時決済
請求日ですが、トッピングの内容によって変わります。通話関連の請求は前月分の請求が当月10~12日あたりに行われます。
当月10~12日の支払いが難しい場合、9日までに自動決済をOFFにすれば、支払期日を20日まで変更できます。
その他の都度購入のトッピングは即時決済されます。
引き落とし日はカード会社による
毎月10日頃または即時決済で請求というのは、povo2.0からクレジットカード会社への請求日となります。
そのため、実際に自分の口座から引き落としされるのはカード会社によって変わります。
例えば、毎月27日に支払い日のカード会社なら、povo2.0の利用料もその日に引き落としされるイメージです。
おすすめの乗り換えタイミングは?
乗り換えタイミングについては「乗り換え元の解約月の料金」に合わせると良いでしょう。最もおすすめは、月末頃です。
多くの携帯電話会社では解約月の料金が日割りされません。月末あたりに乗り換えて、povo2.0の初月料金との重複を抑えるとお得です。
ただ、月末を狙いすぎて開通が翌月になってしまうことがあるため注意しましょう。ギリギリではなく、数日余裕を持つ方がいいですよ。
家族の支払いをまとめられる?
povo2.0では家族の支払いをまとめられません。家族でも、それぞれがクレジットカードを用意して支払うことになります。
ただし、利用者登録を行えば実質的に家族の支払いをまとめられます。例えば、夫が契約者となり利用者として妻や子供を登録するといったイメージです。
この場合、子供の利用料金も夫もクレジットカードに請求されます。家族の支払いをまとめたい人は、この方法を採用してみましょう。
利用者登録は、契約途中で手続きできます。
まとめ
povo2.0の支払い方法は原則クレジットカード/ペイディ払いです。povo1.0は契約後に口座振替へ変更が可能でしたが、povo2.0ではその方法が使えません。
povo2.0を契約する際は、事前にクレジットカードなどを用意しておきましょう。
なお、auから移行する場合でも、auの支払い方法が継続されないため注意して下さい。
一部のデビットカードとプリペイドカードが使えたとの口コミがありますが、基本的には本人名義のクレジットカードかペイディ払いを用意すべきと認識しておきましょう。