「LINEMOはどうやって解約できるの?解約金が取られないか心配・・」
LINEMO(ラインモ)を解約するとき、どのように手続きすればいいのかよく分かりませんよね。また、解約金がかかってしまわないか気になるかと思います。
結論から言うと、LINEMOの解約はオンラインにて手続きOK。解約金は1年未満でなければ無料です。
この記事では、LINEMOの解約方法はもちろん、SIM返却の必要性や短期解約についても詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてくださいね。
LINEMOの解約方法とは?
LINEMOの解約はすべてオンライン(My Menu)で完結。3種類で手順が異なります。
- 他社へ乗り換える場合は「MNP転出」手続き
- 番号不要の場合は「一般解約」
- ソフトバンク/ワイモバイルへの移行は専用ステップでOK
電話や店舗では解約できません。My Menuから手続きしましょう。
解約後は、同じSIMカードで再契約ができない
解約後90日以内なら、My Menuで請求内容を確認できる
他社へMNP転出
現在の電話番号を引き継ぐ場合はMNP転出(解約と同じ意味と捉えてOK)を行います。以下、詳しい手順です。
現在の電話番号を引き継ぐ場合は、「LINEMOで利用中の電話番号を引き続き利用しますか?」にて「はい、利用します。(乗り換え)」を選択。
その後、乗り換え先の携帯会社を選びましょう。
解約時の注意事項が表示されるので、確認して「解約のお手続きはこちら」をタップします。
その後、ソフトバンクIDまたはLINEMOの電話番号を使ってMy Menuの解約ページへログインします。
解約に関する利用規約が表示されるので、確認して「利用規約に同意してログインする」をタップしましょう。
「MNP予約番号発行のお手続き」のページに移るので、画面の指示に従って発行していきます。重要事項説明と注意事項が表示されるので確認して下さい。
最後に、アンケートとMNP転出の予定時期を選び、申し込みボタンをタップして下さい。
以上で完了です。次の携帯会社にて発行したMNP予約番号を入力して回線切り替えが完了したら、LINEMOとの契約は自動解除されます。
一般解約
電話番号の引き継ぎを行わず、LINEMOを一般解約する手順は以下の通りです。
一般解約を行う場合は、「LINEMOで利用中の電話番号を引き続き利用しますか?」にて「いいえ、利用しません。(解約)」を選択してください。
解約時の注意事項が表示されるので、確認して「解約のお手続きはこちら」をタップします。
その後、ソフトバンクIDまたはLINEMOの電話番号を使ってMy Menuの解約ページへログインします。
解約に関する利用規約が表示されるので、確認して「利用規約に同意してログインする」をタップしましょう。
SMSによる本人確認が行われた後、解約に関する注意事項が表示されます。確認して問題なければ、そのまま手続きを行い完了です。
ワイモバイルかソフトバンクへ乗り換え
LINEMOからソフトバンクまたはワイモバイルに移行するときは、解約手続きは不要です。
乗り換え方法は、オンラインストアかショップにてソフトバンク・ワイモバイルの乗り換えを希望するだけです。契約者情報はLINEMOのID(My Menu)で引き継がれます。
LINEMOからの乗り換えを選択
LINEMOからの乗り換えを選択したあとは、指示に従って必要な情報を入力していきましょう。
なお、ワイモバイルはオンラインストアだと契約事務手数料3,300円が無料となるためお得ですよ。
LINEMOのIDは90日後に変わる
LINEMOからソフトバンクかワイモバイルへ乗り換えると、90日後にログインIDがSoftBank IDに変更されます。LINEMOのMy Menuで使用していたIDとは変わるので、注意しましょう。
解約金・手数料について
通常の解約(1年以上利用や実態のある利用)なら解約金0円、MNP転出手数料も0円です。
ただし、1年未満の解約や初回利用実績のない場合は990円(または1,100円)の契約解除料がかかる場合があるので要注意です。
契約縛り(最低利用期間)は基本ありませんが、短期解約はブラックリスト化のリスクがあります。
解約後に残ったSIMカードの返却は不要
LINEMO解約後、手元に残ったSIMカードは返却しなくて構いません。携帯会社によっては返却が必要なので楽ですね。
SIMカードは自分で破棄しましょう。個人情報は消えているので普通に捨てて大丈夫ですが、一応ひと目に触れないよう何かにくるんで破棄するのが望ましいですよ。
ハサミで切断するほどは、行わなくて大丈夫です。
LINEMOを解約するときの注意点
LINEMOを解約するときは、以下の点に気を付けましょう。
- 短期解約はブラックリスト入りの危険性がある
- 解約月は日割り請求されない
- 一般解約の手続きは20時まで
- 取得したMNP予約番号には有効期限がある
- 電話や店舗では解約できない
- 初期契約解除(クーリングオフ)の窓口はない
- MNP転出の解約タイミングは回線切り替え後
短期解約はブラックリスト入りの危険性がある
LINEMOに限らず、携帯会社では短期解約を行うユーザーを警戒しています。酷い場合はブラックリストに入れられるとの噂もあり、注意しなければなりません。
短期解約の基準ですが、安全を取るなら180日は解約しない方がいいです。あくまで推測ですが、LINEMO提供元のソフトバンクでは180日を短期解約の基準に設けていると言われています。
キャンペーン狙いで一瞬だけ契約する、といったことは後から自分の首を絞めることになるので行わないようにしましょう。
解約月は日割り請求されない
残念ながら、解約時の利用料金は日割り計算になりません。月初に解約すると、数日の利用で1か月分の料金がかかってしまうので注意しましょう。
ただし、月末日ギリギリを狙うと翌月をまたいで解約となる可能性があるので、少し余裕を持って手続きするのがおすすめです。
特に、MNP転出の場合は他社で回線切替が完了した時点でLINEMOは解約となります。手続きは当月でも、回線切替が月をまたぐと余分に1か月分の料金が発生するので注意して下さい。
一般解約の手続きは20時まで
LINEMOを一般解約する場合は、手続きできる時間が9:00~20:00までと定められています。20時を過ぎると翌日まで待つ必要があるため注意して下さい。
MNP転出の場合は24時間手続き可能です。ただし、20時を過ぎるとMNP予約番号の発行は翌日9時以降となります(SMSで通知)。
解約手続きができる時間帯
- 一般解約(電話番号の引き継ぎなし)
→ 9:00~20:00まで - MNP転出(電話番号の引き継ぎあり)
→ 24時間OK
取得したMNP予約番号には有効期限がある
LINEMOをMNP転出するときは、MNP予約番号を取得します。取得したMNP予約番号ですが、15日の有効期限があるため注意して下さい。
有効期限が切れると、手数料はかかりませんが再取得を申請する必要があります。
2日以内には他社で手続きした方がいい
15日も有効期限があるため時間に余裕があると感じるかもしれません。
しかし、携帯会社によってはMNP予約番号の有効期限が十分に残っていないと契約を受け入れてくれないケースがあります。
12~13日残っていないとダメな携帯会社もあるため、MNP予約番号を取得したら2日以内には他社で転入手続きを行いましょう。
電話や店舗では解約できない
LINEMOの解約手続きはオンラインで行います。電話や店舗からは手続きできません。
解約について分からないことがあったら、チャットサポートを利用しましょう。
初期契約解除(クーリングオフ)の窓口はない
初期契約解除(通称クーリングオフ)とは、8日以内ならどんな事情でも申し込み後にキャンセルできる制度のことです。
こちら、通信事業者は法律で初期契約解除の実施を定められているため、LINEMOでも利用可能なはずです。
ただし、公式サイトには、特に初期契約解除に関する記述がありません。その理由は、いつ解約しても解約金がかからないからでしょう。
解約金が発生する通信事業者なら初期契約解除は重要ですが、LINEMOに関してはこの制度は気にしなくて構いません。
どんな理由でも、解約したくなったらいつでも無料で契約を解除できます。
MNP転出の解約タイミングは回線切り替え後
LINEMOが実際に解約されるタイミングですが、他社に乗り換える場合は回線切り替えが完了した時点となります。
LINEMOで解約手続き(MNP予約番号を発行)した時点では、まだ契約が続いている状態なので注意して下さい。
即日解約したいなら、解約手続きと同じ日に他社へ回線を切り替える必要があります。
LINEMO解約後に検討したい乗り換え先
LINEMOを解約した後の乗り換え先ですが、LINEMOの欠点を補える
- 楽天モバイル
- ahamo
がおすすめです。
楽天モバイル | ahamo (アハモ) |
|
---|---|---|
月額料金 | 1,078円~3,278円 | 2,970円 (30GB) |
データ容量 | 3GB~無制限(段階制) | 30GB |
通話 | Rakuten Link利用で0円 | 5分かけ放題込。無制限+1,100円 |
端末販売 | 〇 (iPhone/Android幅広い) |
〇 (iPhone/一部Android) |
5G対応 | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 | 〇 |
解約手数料 | 0円 | 0円 |
楽天モバイルがおすすめな人
- LINEMOでは購入できないスマホ端末を安く買いたい
- 通話料を無料にしたい
- 毎月、消費するデータ消費量が変わる
ahamoがおすすめな人
- LINEMOの速度が遅いと感じた
- 無制限かけ放題を安く使いたい
各社の特徴を詳しく見ていきましょう。
データ使い放題で最新iPhoneも安く購入できる「楽天モバイル」
- たくさんデータ通信を使う人(「ポケットWi-Fi代用」にも最適)
- 月ごとの利用量が変動しやすい人
- 通話料も節約したい人
- 格安SIMでも新しいiPhone/Android端末を分割やキャンペーンで選びたい人
圧倒的なデータ自由度とコスパ
楽天モバイルは「段階定額制」プランが大きな魅力。月のデータ使用量によって
- 3GB以下:1,078円
- 20GB以下:2,178円
- 20GB超過~無制限:3,278円
と自動調整され、どれだけ使っても上限3,278円なので、「とにかくたくさん通信したい」「動画も仕事もフル活用したい」人には最強の選択肢です。
20GBを超えても追加料金は一切かかりません。
端末セット・キャンペーンも充実
楽天モバイルでは、最新のiPhone・Androidスマホもお得な割引や分割プランで購入できます。
SIMのみ契約以外にも、乗り換え時に新しい端末が必要な人にもピッタリ。独自のキャンペーンで端末値引きやポイント還元も豊富です。
無料通話&無料テザリング対応
Rakuten Linkアプリからの発信なら、国内通話料0円。通話を多用する方にも安心です。
しかもテザリングも完全無料・台数制限なし。従来のポケットWi-Fi代わりに使う人も増えています。
ドコモが提供する5分かけ放題付属の「ahamo(アハモ)」
- 安定した通信速度を重視する人
- 日本全国+海外での利用も想定したい人
- 無制限かけ放題をできるだけ安く利用したい人
- シンプル&安心な大手ブランドを選びたい人
ドコモ品質の安定回線・分かりやすい大容量プラン
ahamoはNTTドコモが直接運営するオンライン専用ブランドです。回線品質や人口カバー率は最高クラス。
月30GB:2,970円(ワンプラン)で、通信の安定感や全国どこでも安心して使えるのが大きな強みです。
5分かけ放題が標準/無制限オプションも割安
プラン料金に5分以内の通話かけ放題が標準付帯。短い通話が多い方はオプション費不要で十分節約できます。
さらに、オプション1,100円で完全な「無制限通話」も選べるので、家族や仕事で通話重視の方にもおすすめです。
端末セット購入・海外利用にも強み
ahamoは大手キャリアの格安プランの中で唯一、iPhone等の端末セット販売も実施。
さらに「海外82か国で追加料金0円、30日間まで日本同等のデータ通信利用可能」なのも大きなメリットです。
まとめ
- LINEMOはオンラインから数分で解約手続きができる
- 解約金はもちろんMNP転出手数料など解約に関する費用は原則かからない
- 6か月以内の解約は、短期解約と見なされる場合があるので注意
LINEMOの解約は、オンラインから数分で完了します。とっても簡単です。
解約金が発生することもなく、SIMカードの返却も不要ですよ。リスクフリーで解約できますが、短期解約を繰り返すとブラックリスト入りする可能性があるので注意して下さいね。