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pipsとは?詳しい意味と損益の計算方法

pipsとは

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FXを勉強していると、必ずぶち当たるのがpips(ピプス)の意味。「この手法で獲得できたのは◯◯pips」といった具合に表記されることが多いです。

この記事では、

  • pipsの意味
  • 1pipsあたり何円なのか?
  • pipsから損益を計算する方法
  • なぜFXではpipsを用いるのか

といった疑問に答えていきます。ぜひ、参考にして下さいね。

1.pipsとは売値と買値の差分を示す単位のこと

pipsって何ですか?普通、稼いだ金額は円で表すと思いますが。

pipsは売値と買値の差分を表す単位のこと。だから、儲けた金額じゃないのよ。

pips(ピプス)とは、売値と買値の差分を示す単位を意味します。値動きを示す最小単位と言い換えることもできます。

MEMO

pipsはPrice Interest Point(s)の略

あくまで売値と買値の差分なので、損益に関係なく表記されます。例えば、10pipsの差分で損失を出した場合の表記は-10pipsです。

2.基本の1pips=0.01円を抑える

う~ん、なんとなく意味は理解できましたけど、やっぱり円に換算しないと分かりにくいです。

1pipsは0.01円で計算されるわ。少数第2位に着目すればかんたんよ。

基軸通貨が円の場合(ドル円など)1pips=0.01円(1銭)となります。

MEMO

1円の1%と考えてもOK

  • 1pips動いた例:110.50円 → 110.51円
  • 20pips動いた例:110.40円 → 110.60円

着目すべきは少数第2位の数字。ここが動けば、pipsが変わります。

以下の例では、111.290円で買い注文。その後、111.440円で売り注文を出しています。

15pipsの利益

15pipsの利益

この場合は、15pips(少数第2位が29→44に変化)の利益となります。

[safe title=”POINT”]クロス円(ユーロ円、ポンド円など)の通貨ペアも1pips=0.01円となる[/safe]

3.円以外の通貨ペアは少数第4位で理解する

円以外の通貨ペアも少数第2位が1pipsですか?

いいえ。円以外は少数第4位が1pipsになるの。ややこしいけど、頑張って理解してね。

ユーロドルやユーロポンドなど円が基軸通貨でない場合は、pipsの計算方法が変わります。

円以外の通貨ペアのpips計算
1pips=0.0001

ドルなら0.0001ドル、ポンドなら0.0001ポンドで1pipsです。

例:1.08500ドルで買い注文して1.08800ドルで決済した場合

 

差分は1.08850ドル-1.08500ドル=0.0035ドル

少数第4位が1pipsなので35pipsの利益が出る計算

4.pipsから損益を算出する方法

pipsからいくら儲けたのか計算するにはどうすればいいですか?

取引した通貨単位によって、具体的な金額を算出できるわよ。

pipsについて理解が深まったところで、今度はいくら利益が出たのか、あるいは損したのか計算してみましょう。

損益計算は取引通貨単位(通貨量)によって、かけ算する値が変わります。以下、早見表です。

取引通貨単位 1pipsあたり
10通貨 0.1円
100通貨 1円
1000通貨 10円
1万通貨
※1ロット
100円
10万通貨 1000円
100万通貨 10000円

※取引口座によっては1万通貨=1ロットではない

仮に1万通貨で取引している場合、1pipsあたりの利益は100円(10000×0.01)です。10pipsを取った場合は、100円×10pipsで1000円の利益となります。

ロット数を増やして10万通貨で取引すれば、同じ10pipsでも利益は10000円に変わります。

5.補足:そもそもFX取引でpipsを使う理由とは?

そもそも論ですけど、なんでFXではややこしいpipsを使うんですか?

円以外の通貨もpipsで統一できるのが一つ。あと、損益だけでは見えてこない投資効率が分かるからよ。

すべてを円で計算すればいいのに、FXではなぜpipsで表記するのでしょうか。

その理由は以下のとおりです。

pipsを使う理由

  • 様々な通貨ペアを一律で比較できる
  • 稼いだ金額に惑わされない投資効率が分かる

FXの世界は円だけでなく、ユーロドルなど外国通貨同士のペアも取引できますよね。そのため、すべての通貨ペアで同じ単位として使えるpipsを用いるわけです。

そして重要なのが後者。

例えば、FXで10万円の利益が出たとします。一見凄く見えますが、獲得pipsによっては投資効率が悪い場合もあります。

例:10万円稼ぐのに必要なpips

  • 1万通貨の場合 → 100pips
  • 1000通貨の場合 → 1000pips

同じ10万円の利益でも、1000通貨単位だと1000pips必要なのに対して1万通貨だと100pipsで済むわけです。

見方を変えると、1000pips獲得できる優秀さがあれば、取引通貨単位を上げる(レバレッジを効かせる)ことで、さらに利益を増やせます。

なぜなら、少ない通貨単位でも効率よくpipsを獲得して10万円稼いでいるからです。

[note title=”TOPIC”]FXでは実力を図る指標として、稼いだ金額ではなくpipsが頻繁に用いられるのもこの理由から[/note]

6.この記事のまとめ

この記事では、FXで頻繁に登場するpipsについて解説してきました。慣れるまでややこしいと感じるpipsですが、取引を重ねるうちに自然とpipsを使えるようになります。

初心者の方は、とりあえず1pipsで0.01円と覚えておけばOKです。

おさらいのQ&A

pipsって、どういう意味?

pips(ピプス)とは、売値と買値の差分を示す単位を意味します。値動きを示す最小単位と言い換えることもできます。

 

1pipsは何円になるの?

1pips=0.01円(1円の1%)となります。少数第2位に着目すると分かりやすいです。例えば、110.40円で買いを入れて、110.60円で決済すれば20pipsの獲得となります。

 

pipsから損益を算出するにはどうすればいいの?

獲得あるいは失ったpipsから損益を算出するには、取引通貨単位を考慮します。例えば、1万通貨(1ロット)で取引しているなら、1pipsあたりの収益は100円です。100pips獲得できれば、1万円の利益となります。

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