ペアーズエンゲージは、結婚コンシェルジュアプリという新しい位置づけで始まった婚活向けのサービスです。
マッチングアプリ「ペアーズ」より結婚の意識が高く、成婚までの流れがシステム化されています。
今回は、そんなペアーズエンゲージのメリット・デメリットを詳しく解説。
月額料金や成婚までの流れについても説明していきますよ。真剣に結婚を考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.まずは理解!ペアーズエンゲージのメリットとは?
ペアーズエンゲージには以下のメリットがあります。
- 毎月30人の相手を紹介してくれる(紹介数は業界トップ)
- 結婚コンシェルジュが24時間サポート
- サクラ・業者は99%いない
- 独身証明書が必要なので既婚者がいない(遊び・ヤリモクも排除)
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
①毎月30人の相手を紹介してくれる(紹介数は業界トップ)
ペアーズエンゲージでは、毎月最大30人の相手を紹介してくれます。
婚活アプリだと、こちらからいいねを押してアピールする必要がありましたが、ペアーズエンゲージでは自動的に相手を毎日紹介してくれます。
非常に効率がいいです。
相手を紹介してくれるサービス自体は、結婚相談所なら当たり前のこと。しかし、その紹介人数は、ペアーズエンゲージが圧倒的に多いです。
登録者の多い楽天オーネットやツヴァイでは、ひと月あたり大体15人くらいの紹介です。この数字も多い方で、結婚相談所によっては5人くらいしか紹介がない場合も。
ペアーズエンゲージの紹介人数(毎月30人)がいかに多いのか分かります。
②結婚コンシェルジュが24時間サポート
ペアーズエンゲージでは婚活に関して困ったことがあれば、いつでも結婚コンシェルジュに相談できます。
例えば、デートのお店選びや服装のコーディネート、友達には言いにくい恋愛相談にも乗ってくれます。
ペアーズエンゲージの結婚コンシェルジュが優れているのは以下の3点。
ペアーズエンゲージの結婚コンシェルジュ
- 24時間365日サポートしてくれる
- サービス料金が基本料に含まれる
- コンシェルジュの品質が高い
まず、24時間365日サポートがすごいところ(深夜でも相談OK)。
通常、深夜や早朝はAIサポートになる場合が多いのですが、ペアーズエンゲージならきちんと人が対応してくれます。
また、よくありがちなコンシェルジュサポートは別途課金・・の心配もなし。サポート料は、基本料(9800円)のサービス内に含まれます。
そして何より、結婚コンシェルジュの品質が高いのも大きな魅力。ペアーズエンゲージのコンシェルジュは、HDI格付け三ツ星認定(サポートのプロとして認定)を受けています。
外部参考:PairsがHDI格付けベンチマーク最高ランクを獲得
結婚コンシェルジュのサポートレベルが低すぎて、お金をドブに捨てた・・なんて心配はありません。
③サクラ・業者は99%いない
ペアーズエンゲージでは、サクラ・業者がいません。その理由は、以下の通り。
サクラ・業者がいない理由
- ペアーズの実績から運営がサクラを使うことはない
- 入会審査のハードルが高いので業者が入れない
まず、サクラに関しては100%いません。ペアーズエンゲージを運営するエウレカは、会員1000万人を突破したマッチングアプリ「ペアーズ」を成功させた実績があります。
当然、サクラは使わずサービス力と信頼だけでここまで上り詰めた会社です。すべての信頼をなくすサクラを使うことはありえません。
そして、業者もペアーズエンゲージにはいないと断言できます。
業者は、他の出会い系アプリや宗教、ネットワークビジネスなどに誘う人たちのこと。サクラとは違う。
ぶっちゃけ、ペアーズには業者がいます。ペアーズに限らず、どのマッチングアプリも業者を防ぎきれていないのが現状です。
その理由は、登録のハードルが低いので、何度も入会・退会を繰り返せるからです。
しかし、ペアーズエンゲージは入会までのハードルが高いです。本人確認書類だけでなく、収入証明書や独身証明書の提出が必要となります。
また、入会金・月額料金もマッチングアプリより高く、気軽に入会・退会を繰り返せなくなっています。
以上のことから、業者にとっては非常に活動しづらい環境なので、ペアーズエンゲージの安全性は確保されているといえるのです。
一応、100%いないと証明はできないので、99%いないと言っておきます(サクラは100%いません)。
④独身証明書が必要なので既婚者がいない(遊び・ヤリモクも排除)
既婚者が、婚活アプリや婚活パーティに参加するのはよくあること。実際、私の周りにも遊び目的で利用している人がいました。
ですが、ペアーズエンゲージは独身しか登録できない仕組みとなっています。自己申告制ではなく、独身証明書の提出が必要という徹底ぶり(バツイチは登録できる)。
遊び・ヤリモク目的の既婚者はいません。結婚に本気の独身者しかいないので、安心して婚活に取り組めます。
2.ここに注意!ペアーズエンゲージのデメリットとは?
ペアーズエンゲージには、以下のデメリットがあります。
- 各証明書の提出がかなり面倒
- 都市部のみの限定サービス(今後、拡大予定)
それぞれ、見ていきましょう。
①各証明書の提出がかなり面倒
ペアーズエンゲージの必要書類めんどくさいなw
学歴証明書ってあるのか
大学に発行してもらうの?? pic.twitter.com/koP6XTVfry— みく ゆる婚活休憩中 (@miki1000b) 2019年7月11日
ペアーズエンゲージは、様々な証明書の提出を求められます。
提出が必要な書類
- 本人確認書類
- 独身証明書
- 収入証明書
- 学歴証明書(高卒、中卒以外の方)
- 国家資格証明書(医師、弁護士など)
冷やかしや結婚する気がない人、業者などを弾けるのはメリットなのですが、ご覧の通り資料を集めるのがかなり面倒です。
特に聞き覚えが無いのは独身証明書でしょう。独身証明書は、本籍のある市役所で発行してくれます。
印鑑と本人確認書類があれば発行できますが、本籍地が遠い方は郵送で請求するといいでしょう。
収入証明書は、源泉徴収票・課税証明書・給与明細書が一般的。自営業の方は、納税通知書か確定申告書を提出しましょう。学歴証明書は、母校にて発行できます。
それにしても、書類を揃えるだけで丸1日かかりそうなほど面倒です。
②都市部のみの限定サービス(今後、拡大予定)
ペアーズエンゲージのサービス提供エリアは、以下に限られます(執筆時点)。
サービス提供エリア
- 東京
- 千葉
- 埼玉
- 神奈川
ご覧の通り、関東圏に限られていますね・・。
その他の地域は、申し込めません。ただ、サービス提供エリアは、順次拡大予定とのことです。
3.ペアーズとペアーズエンゲージの違いとは?
ペアーズとペアーズエンゲージは、以下の点が異なります。
ペアーズ | ペアーズエンゲージ | |
---|---|---|
月額料金 | 3480円(男性のみ) | 9800円 |
結婚の意識 | 低い | 高い |
結婚コンシェルジュ | なし | あり |
対応地域 | 全国 | 関東圏のみ |
両者の違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
3-1.結婚に対する本気度がまったく違う
ペアーズとペアーズエンゲージの最大の違いは、結婚に対する本気度です。
ペアーズは、婚活だけでなく恋活の場となっています。気軽に彼氏・彼女を作りたい人にも、使いやすいマッチングアプリです。
対して、ペアーズエンゲージは本気で結婚したい人のみ登録するサービス。結婚の意識がない人は排除するシステムを取っています。
また、結婚コンシェルジュが付いているのも大きな違いでしょう。
そのため、月額料金もペアーズと比べて高め。およそ倍以上の価格です。また、ペアーズエンゲージは、女性も月額料金の支払いが必要です。
ペアーズのように、無料だから何となく登録する・・といった女性は入会できません。
3-2.カジュアルな恋愛を楽しむならペアーズがおすすめ
確かに結婚はしたいけど、そこまで焦っていない。あるいは、気の合いそうな彼女・彼氏をとりあえず作りたい。
そんな場合は、ペアーズエンゲージではなくペアーズを利用したほうがいいです。ペアーズならカジュアルな恋愛も楽しめます。
遊び人がいるのは目をつむる必要がありますが、ペアーズでも婚活は可能です。ペアーズエンゲージよりカジュアルに婚活・恋活したいなら、ペアーズの方がおすすめですよ。
【2022年】ペアーズの評判や口コミは悪い?メリット・デメリットを完全評価
4.ペアーズエンゲージの月額料金は9800円(他の結婚相談所より安い)
4-1.月額9800円ですべてのサービスを利用できる
ペアーズエンゲージの料金システムは以下のとおりです。
- 入会金:9800円
- 月額料金:9800円
初月は、19600円と費用がかさみますが、2ヶ月目以降は9800円のまま(30日ごとの課金)。途中退会する場合は、次回更新の3日までに連絡すればOKです。
ペアーズエンゲージは9800円でいいねやメッセージができるのはもちろん、結婚コンシェルジュの相談も行えます。相手の紹介も料金内に含まれていますよ。
あとから、オプションに加入しなければいけない・・といったことはないので安心してください。
4-2.結婚相談所と比べて圧倒的に安い(成婚料もタダ)
月額9800円のペアーズエンゲージ。高いのか安いのか分かりにくいかと思います。
ペアーズエンゲージは結婚コンシェルジュアプリという位置づけで、結婚相談所より安いです。
結婚相談所と料金比較
■ペアーズエンゲージ
- 入会金:9800円
- 月額料金:9800円
■結婚相談所(平均相場)
- 入会金:30000円
- 初期活動費用:100000円
- 月額料金:15000円
- お見合い料金:10000円
- 成婚料:200000円
お見合いセッティグしてくれる結婚相談所と比べて、ペアーズエンゲージはコンタクト(初回デート)の場所を自分たちで決める必要がありますが、その他のサービス内容はほぼ同じでこの金額差。
圧倒的なコスパです。結婚相談所は、成婚料だけで5~20万円。また、月額料金だけでなく、色々な項目で費用がかかります。
ざっと50万円くらい見ておく必要があるため、なかなか手が出せないのが難点です。
対して、ペアーズエンゲージなら毎月およそ1万円の出費なので(デート代は別)、結婚相談所より気楽にサービスを利用できます。
途中で辞める場合も、結婚相談所と比べて損した感覚は小さいでしょう。
5.ペアーズエンゲージがおすすめな人とは?
ペアーズエンゲージは、以下の方におすすめです。
- マッチングアプリで結婚を意識できる相手が見つからなかった
- 短期間で結婚相手を探したい
- ペアーズユーザーだけど、もっと真剣に相手を探したくなった
- 結婚相談所は荷が重いので、もう少しライトな婚活がしたい
- できるだけ安くいい相手を見つけたい
まず、マッチングアプリで思うように結婚を意識できる相手が見つからなかった人は、ペアーズエンゲージがぴったりです。
ペアーズエンゲージは、マッチングアプリと結婚相談所の間に位置するサービスなので、マッチングアプリより真剣度の高い婚活が可能です。
また、成婚までのシステムが効率化されているので、早く結婚したい人にもおすすめ。
その他、結婚相談所と比べて安いのも魅力。とても数十万なんて払えない・・そんな人にも、ペアーズエンゲージはぴったりです。
6.ペアーズエンゲージの登録から成婚までの流れ
ペアーズエンゲージは、20歳から45歳の独身のみ登録できます。
成婚までの詳しい流れは、以下のとおりです。
マイページから、必要書類のアップロードとプロフィール登録を行います。プロフィール写真は複数枚、登録できます。
毎日19時より、ペアーズエンゲージから紹介の配信が届きます。相手のプロフィールを見て、会いたいと思ったら「いいね」を送ります。
お互い「いいね」を押したら、マッチング成立です。マッチング成立後は1ヶ月以内にファーストコンタクトを行います。
ファーストコンタクトで指定できる場所は、駅から近い喫茶店のみ。話す時間は30分から1時間と決められています。また、喫茶店で注文できるのはドリンクのみで食事はNGです。
ファーストコンタクトが終わると、翌日13時までに「再コンタクト希望(また会いたい場合)」と「お断り」を選びます。再コンタクトなら、カップリング成立です。
なお、カップリング成立の段階では、まだ1対1の交際ではありません。
カップリング期間では、2回目以降のデートを行います。ファーストコンタクトと違いデートの制限はないので、好きな場所で会うことが可能です。
ただし、この段階は見極め期間なので、まだ複数の相手がいる状態です。90日のカップリング期間の間に、双方が合意したら真剣交際になります。
真剣交際になると、ペアーズエンゲージからの紹介は停止。当然、付き合う相手も一人となります。
結婚を意識する相手が決まった段階で、ペアーズエンゲージは成婚退会できます。成婚退会といっても、実際に結婚していない状態で退会可能です。
以上が、ペアーズエンゲージを利用する流れとなります。成婚退会後は、2人だけで結婚の準備を進めましょう。万一、成婚退会後に破局したら、再入会することが可能です。
ペアーズエンゲージの入会期間は、いつでも結婚コンシェルジュに相談できます。婚活に関して悩みが出てきたら、遠慮せずに相談しましょう。
7.【まとめ】真剣に結婚を意識するなら、ペアーズエンゲージの利用価値はあります
この記事では、ペアーズエンゲージについて詳しく解説してきました。
既にマッチングアプリ「ペアーズ」で大成功を収めている会社なので、ペアーズエンゲージのサービスにも期待できます。
月額料金は9800円と決して安くはありませんが、入会時だけで10万円必要な結婚相談所よりはだいぶ安いです。
また、不安なことがあったら結婚コンシェルジュに相談できるのも大きな魅力です。
デメリットなのは、提出書類が多いこと。ただ、提出書類が面倒なかわりに真面目な人しか入会しないので、いい意味でハードルになっています。
途中退会も自由なので、真剣に結婚を考えている人は、一度ペアーズエンゲージを使ってみるといいでしょう。
10個以上のマッチングアプリを使ってきましたが、一番出会えたのはPairsでした。やはり、1000万人を超える会員数は伊達ではありません。