楽天モバイル

楽天モバイルはどうなる?楽天のキャリア参入を考察してみた

楽天モバイルのキャリア参入

楽天モバイルが第4のキャリアになる・・・?

2018年、携帯業界で衝撃的なニュースが流れました。それが、楽天モバイルのキャリア事業参入です。携帯キャリアといえば、ドコモ・au・ソフトバンクの3社が独占しています。そこに風穴を開けるべく、楽天モバイルが参入するというわけですね。

この記事では、楽天モバイルのキャリア参入から予想される今後の見通しについて通信業界の現状から独自の視点で切り込んでいきます。キャリア参入のニュースが気になっていた方は、ぜひ参考にして下さいね。

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1.楽天モバイルのキャリア参入が決定

スーパーホーダイ(かけ放題がセットのプラン)が好調な楽天モバイル。格安SIMの業界ではトップのシェアを誇ります。競争が厳しいと言われるMVNO業界を勝ち抜いた自信から、次の野望は第4のキャリアを目指すと発表。その動向が注目されています。

1-1.今さら聞けないキャリアとは?

そもそも楽天モバイルが参入するキャリアとはどういう意味なのでしょうか。通常、キャリアというと仕事で積み上げた経験や昇進を思い浮かべますよね。しかし、通信業界で使われるキャリア(携帯キャリア)は、通信サービスの提供者を意味します。

carrierは運搬・運送するという意味を持ちますが、通信・回線の提供と運搬を同じ意味と捉えてキャリアと言われるようになったのです。ちなみに、仕事の意味で使われるキャリアは、careerが語源となっています。carrierと読み方は同じですが、意味は異なります。

1-2.日本は3大キャリアの独占状態

通信サービスの提供を意味するキャリアは、国内に大小合わせて複数の通信事業者があります。

しかし、一般的な意味で使われるキャリアは3社のみ。皆さんご存知の、

  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク

です。この3社は大手キャリア、3大キャリアなどと言われています。そして、こちらもご存知の通り、日本の携帯業界はドコモ・au・ソフトバンクの独占状態となっています。格安SIMを除けば、3大キャリア以外の携帯会社を使っている方は、ほほ0なのが現状です。

1-3.3大キャリアの独占は以前から問題視されていた

ドコモ、au、ソフトバンクは熾烈な獲得競争を繰り広げていますが、あくまでも争いは3者間だけです。携帯業界を牛耳っているとの見方もできるため、本来なら独占禁止法に触れてもおかしくありません。しかし、全国に回線網を持つ3大キャリアはほぼインフラ事業と言えます。

国としてもインフラの欠如は大きな問題となるため、3大キャリアに対して何も言えないのです。ただ、最近では総務省指導の元、MNVO事業の活性化や契約縛りシステムの指摘などが行われています。

MNVO(格安SIMの提供会社)は3大キャリアの低価格プランで勢いが落ちていますが、携帯利用者の30%程度が格安SIMに移行するのではと、当サイトでは予想しています。

契約縛りは、酷すぎる2年縛りや4年縛りに対する規制ですね。まあ、想像を絶するような企業努力で参入障壁を築いてきた3社なので、さらなる利益を狙うのは普通なことですが、さすがに長期の契約縛りはやりすぎです。

1-4.楽天モバイルは条件付きで第4のキャリアへ

長いこと3大キャリアの独占で動かなかった携帯業界ですが、2018年ついに楽天モバイルがキャリア事業の参入を宣言しました。発表したのは、代表の三木谷氏です。楽天のキャリア参入に伴って、総務省から1.7GHz帯の免許が付与されました。携帯事業は電波の割当が必須なので、厳しい審査があります。

楽天は1.7GHz帯と3.4GHz帯で電波の利用を申請していましたが、LTE向けの1.7GHzで審査が通った形です。ただし、楽天に対する免許付与は様々な条件が課せられています。特に、本当に回線網を全国に設置することができるのか?総務省は懐疑的な様子。

今回の免許付与は技術面での条件クリアが必須となっているそうです。楽天の設備投資はこれからなので、今後の動向が気になりますね。

1-5.楽天モバイルのキャリア参入はいつから?

キャリア参入の時期は、2019年10月からの予定とされています。AIを駆使して効率的に回線網を設置していくそうですが、全国各地に基地局を置くのは相当な時間が掛かるでしょう。ですので、サービス開始は2019年10月からとなっていますが、恐らく都市部に限定してスタートするはずです。

その他の地域は、楽天モバイルと同じくドコモから回線をレンタルして運営すると予想されます。設備投資は2025年まで続ける予定なので、2019年のサービス開始から6年かけてドコモ回線から楽天の独自回線に移行させる流れですね。

1-6.楽天モバイルは今後どうなる?

楽天がキャリア事業を始めると、楽天モバイルの既存ユーザーはどうなるのでしょうか?

この問題に対しては、実は既に答えが出ています。会見で三木谷氏が、楽天モバイルのユーザーは徐々にMNO(楽天キャリア)に移行すると発表しています。恐らく、ドコモ回線から独自回線へ移行する流れで、ユーザーも移行させていくのでしょう。

気になるのは楽天がキャリア事業に参入した場合の利用料金です。回線設備費をかけないことで現在の低価格を実現している楽天モバイル。しかし、今後は独自回線を構築することでコストは増加。利用料金の値上げは避けられません。

多くの専門家が予想している月額料金は4000円台です。3大キャリアの利用料金は7~8000円なので十分に安いのですが、既存の楽天モバイルと比べると1000円ほど高くなっています。この値上げをユーザーは許してくれるのかどうか・・。もし反発が大きければ、旧プランとして楽天モバイルのプランも同時に残す可能性があります。

現状何とも言えませんが、古いサービスを躊躇なく切ってきた三木谷氏の性格を考えると、旧プランは残さずに完全にMNOへ回線もユーザーも移行させると思われます。つまり、既存の楽天モバイルユーザーは、楽天サービスを続ける限り値上げは避けられないということですね。

2.楽天モバイルのキャリア参入は本当に上手くいく?

にわかに盛り上がる楽天のキャリア参入。しかし、本当に上手くいくかは懐疑的な声も少なくありません。ここでは、独自の見解と過去の例から、楽天のキャリア事業について展望を予想してみます。

2-1.過去にキャリア化を目指した通信事業者の現状

楽天と同じように、キャリア参入を目指した企業が過去にあります。

それが、

  • BBモバイル
  • イーモバイル
  • アイピーモバイル

の3社です。結論から言うと、この3社はキャリアとして地位を確立することはできませんでした。キャリアとしてサービスを開始できたのはイーモバイルだけです。3社の現状ですが、BBモバイルとイーモバイルはソフトバンクグループに買収、アイピーモバイルは自己破産して会社自体が消滅しています。

最も有名なのはイーモバイルでしょう。現在はソフトバンクグループながら「Y!mobile」のブランド名で有名です。Y!mobileは自分の会社でキャリアを確立できませんでしたが、独自回線を構築したことで、現在は圧倒的な通信速度を誇る格安SIM提供会社としての地位を確立しています。

MVNOは回線を3大キャリアから借りて運営していますが、Y!mobileだけは過去のキャリア参入挑戦の流れで独自回線を持っていたため、結果として差別化ができたわけです。話を戻して、過去にキャリア参入を目指した3社ですが、まともにサービスを提供できたのがイーモバイルだけ。

そのイーモバイルもソフトバンクに買収されたので、結局はキャリアとして生き残ることはできませんでした。いかに携帯キャリアの事業が難しいのかが分かります。総務省が楽天に対して条件付きで1.7GHz帯の免許を付与したのは、過去にキャリア参入へ手を上げた企業が次々と失敗していたから・・という事情があったのです。

2-2.3~4年で黒字化する勝算はあるのか?

楽天モバイルのキャリア参入は、大方失敗するとの予想で占められています。その証拠に、キャリア参入の発表後、楽天の株価が下落しました。投資家の動きから、キャリア事業成功に対する期待値の低さが伺えます。

楽天が苦戦すると予想される理由の大半が、設備投資の甘さです。2025年までに6000億円を設備投資すると発表されていますが、6000億で足りるはずがないと様々な報道機関から指摘されています。

この意見に対して三木谷氏は、

  • AI(人工知能)を活用して投資先を効率化できる
  • 3Gを切り捨てて4Gに特化することでコストカットできる

の2点で反論しています。4G LTEにサービスを絞るとの意見は具体性がありますが、AIを駆使する方は詳細不明です。AIの独自研究がよほど進んでいるのか、強力な提携企業があるのか。これだけ自信があるということは、楽天側で何らかの勝算があるのでしょう。

2-4.地方のサービス提供は後回しになると予想

当サイトの勝手な予想ですが、地方(特に過疎地)へのサービス提供はある程度切り捨てるのではないかと思われます。キャリア事業はサービスエリアの拡大が条件に含まれているはずですが、まず大事なのは人口カバー率です。

人口カバー率◯%!と言ってしまえば、サービスエリアが多少狭くてもユーザーからの信頼は得られます。そうなると、人口カバー率を稼ぐためには東名阪を中心とした都市部のサービス充実がマストな課題。

逆に都市部さえカバーしてしまえば、とりあえず人口カバー率は50%を超えるはずです。その後は、人工の多い地域やかけるコストに対してサービス提供がしやすい地域(AIを活用?)を選定して、徐々にカバー率を広げていく算段かと思われます。

携帯事業はインフラ事業に近いため、地方にお住まいの方からはブーイングが起きそうですね・・。ただ、ネット上業で培った楽天の利益追求に対する姿勢は圧倒的なスピード感があります。2028年を目処に契約者数1000万人を狙うとの見込みも、楽天ならやってくれそうな予感がありますね。

2-5.楽天には楽天スーパーポイント、楽天カードがある

楽天が3大キャリアに対して勝っている点があります。それが、楽天スーパーポイントと楽天カードの存在です。楽天スーパーポイントは楽天市場をはじめ、多くの楽天サービスで貯めることができます。楽天モバイルでも利用料金に対して、楽天スーパーポイントが付与されます。さらに、ポイント支払いも可能です。

もし今後、楽天の携帯キャリを使えば、楽天市場のポイントが常に5倍になる・・というキャンペーンが出てきたらどうでしょうか。現在の楽天会員数は9000万人です。1%の人だけでもポジティブに反応したら、一気に楽天キャリアのユーザー数は増えます。

また、楽天カードの存在も大きなアドバンテージです。楽天カードは最もユーザー数が多いクレジットカードです。楽天カードユーザーに対して魅力的な提案ができれば、楽天キャリアの契約数を伸ばすことができるでしょう。

まだまだ課題の多い楽天のキャリア参入プランですが、3大キャリアは大きな驚異となるでしょう。楽天カードもメガバンクには勝てないと言われていましたが、ついに取引高で仁保に一になりましたからね。閉塞感のある携帯業界ですが、楽天が風穴を空けてくれることを期待しています。

3.まとめ

いかがでしたか?

この記事では、楽天のキャリア事業参入について詳しく考察してきました。現状、失敗するとの意見が多いのですが、筆者はそう簡単に楽天が転ぶとは思っていません。過去の例から、総務省は電波の使用権を渡すことに慎重になっていたはずです。水面下で打診して却下となった企業もあるでしょう。

しかし、楽天には条件付きですが、1.7GHz帯の使用を認めました。プレゼンの仮定で信頼を裏付けるデータがあったのかもしれません。既存の楽天モバイルも含めて今後どうなっていくかは分かりませんが、第4のキャリア誕生は携帯業界の競争を促すという意味でも、私達ユーザーは歓迎すべきでしょう。

楽天の思惑通りユーザーは獲得できるのか。今後の経過が楽しみです。

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