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楽天モバイルの通信速度は遅い?動画再生も含めて実測値を計測

楽天モバイル 遅い

楽天モバイルの通信速度は遅いのか・・・?

楽天モバイルの通信速度は速い・遅いで評価が分かれています。必要十分な速度が出ている、あるいは遅すぎて使い物にならないとの苦情もちらほら見られます。

この記事では、楽天モバイルの通信速度を実際に計測。動画・WEBサイト閲覧の快適度も合わせて測定結果を厳しく追求していきます。楽天モバイルの通信速度が気になっている方は、ぜひ参考にして下さいね。

1.楽天モバイルの通信速度は遅いのか?

まずは、楽天モバイルの通信速度についてユーザーの評判と速度低下の原因について見ていきます。

1-1.昼の速度が遅すぎるとクレーム殺到

楽天モバイルユーザーの生の声を聞くためTwitterを調査してみました。

最近昼休みになるとポケモンgoログインできなくなる。楽天モバイルが駄目っぽいかな。今まで低速モードでも余裕でやれてたんだけど通信速度遅いと繋がらない仕様にでもなったんかね?
@komentuyu(TWitterより)

楽天モバイル、昼休みの12~13時に速度規制かかるから貴重な昼休みに携帯が遅くてあああーっっっってなる
@maroooon0228(TWitterより)

お昼時の楽天モバイルはほぼ繋がらない
@okazaneone(TWitterより)

Twitterの口コミからわかったのは、お昼の時間帯が遅すぎるということ。実際に筆者も楽天モバイルを使用していて昼の速度低下は如実に感じます。逆に速度低下を起こさない時間帯なら、十分に高速との口コミが目立ちます。

ユーザーの評判から速度低下する時間帯は遅すぎるけど、その他の時間帯なら問題なしと言えそうです。

1-2.速度低下が起きる原因

楽天モバイルではお昼と夕方の時間帯に速度低下が起きます。これは楽天モバイルだけでなく、格安SIM全体の問題にもなっています。

では、なぜお昼・夕方に速度低下が起きるのでしょうか?

結論から言うと、以下の流れで楽天モバイルの通信速度は低下します。

  • スマホ利用者が増える時間帯は回線混雑する
  • 楽天モバイルの使用できる帯域幅は決まっている
  • 回線混雑を起こすと帯域制限がかけられる

例えるなら交通規制と同じです。混雑を起こして交通がストップする状態と同じ理論で楽天モバイルの速度は遅くなります。

通信速度が低下する理由

お昼、夕方といえば昼休みと帰宅ラッシュの時間帯ですよね。1日で最もスマホ利用者が増えるため、この時間帯は回線混雑を起こすのです。そして、大手キャリアから回線をレンタルする格安SIMは使用できる帯域幅が決まっています。

そのため、スマホ利用者が急増すると回線がパンクしてしまうため、帯域制限(ユーザーの通信速度を遅くする)がかけられる仕組みです。ちなみに、自社回線を持つ大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)とY!mobileは大地震などの非常事態を除けば、ほぼ速度低下することがありません。

格安SIMは大手キャリアから回線をレンタルしている身なので、通信品質が落ちるのは仕方の無いことなのです。

1-3.回線の改善状況は?

格安SIMで最もユーザー数の多い楽天モバイル。これまで何度か通信回線の大幅な見直しをしてきました。回線が大きく変わったのは2回。2015年10月6日と2016年4月です。

楽天モバイルでは、以下の時期でユーザーを振り分けています。

  • 2015年10月まで
  • 2015年10月から2016年4月まで
  • 2016年4月以降

実はこの3つの時期では、同じ楽天モバイルでも使用されている回線が違います。最も優遇されているのは2016年4月以降。時期が新しくなるに連れて回線増強されてきました。そのため、古参のユーザーは気の毒です・・。

しかし、現在は2016年4月以降の回線もユーザー数が激増したため、かなり回線が重たくなっています。小規模な回線増強は繰り返していると思いますが、そろそろ大規模改修をして欲しいところです。現状、次の回線増強はいつ行われるか分からない状態です。

速度低下の問題はユーザー数が多い格安SIMの頭痛の種となっています。ユーザー数第2位を誇るmineoも以前は通信品質がウリでしたが、ユーザー数が増えるに連れて速度がかなり落ちてきました。速度低下との戦いは多くのユーザーを抱える格安SIMの宿命と言えそうです。

ちなみに、楽天モバイルでは以前施行されていた「3日間の速度制限」は現在撤廃されています。速度制限のストレスが無くなったのは朗報です。通信速度も以前と比べて速くはなったのですが、今後のさらなる改善に期待したいところです。

2.実際に楽天モバイルの通信速度を測定

ここから実際に楽天モバイルの通信速度を測って実測データを検証してみます。

2-1.詐欺ができない測定方法

あなたスピードテスト詐欺を知っていますか?

スピードテスト詐欺とは、体感速度が遅いのにスピードテストだけが高速となる現象です。
通信事業者が自社の評判をあげるため、特殊な技術でスピードテストの速度だけを速くする工作を行います。俗にスピードテストブーストとも言われます。一昔前に流行りました。

現在はスピードテスト詐欺をしている格安SIMは無いと思いますが、大事を取ってこの記事では体感速度に近い測定方法を使用します。使用する測定アプリは4G Markです。

4gmark

スピードテスト詐欺ができない4G Mark

4G Markは詐欺ができないスピードテストアプリとして有名です。さらに、Youtube、WEB閲覧の読込速度も計測できるため、リアルな体感速度を測ることができます。今回は、4G Markによるテストを速度低下が起きる時間帯を中心に計15回行います。

2~3回程度の測定では、たまたまスピードが出ていただけの可能性もあるため、できるだけ細かくデータを取っていきます。

測定条件

  • 日時:2018年5月21日(平日)
  • 測定アプリ:4G Mark
  • 測定機種:arrows M03
  • 加入プラン:楽天モバイル 組み合わせプラン

2-2.速度測定の結果

速度低下が厳しい、12時から13時、17時から18時、21時から22時を測定してみました。結果は以下の通りです。

時間 ダウンロード
(Mbps)
アップロード
(Mbps)
Youtube高画質
読込(秒)
WEBサイト
読込(秒)
12:00 1.2 9 16.57 8.59
12:15 0.2 1.6 読込不可 読込不可
12:30 0.2 8.9 読込不可 14.66
12:45 0.3 8.4 読込不可 9.85
13:00 0.6 9.0 読込不可 7.27
17:00 1.3 14.4 読込不可 5.69
17:15 1.0 9.2 読込不可 5.84
17:30 0.8 9.1 読込不可 10.65
17:45 0.7 9.0 読込不可 7.19
18:00 0.6 8.8 読込不可 7.59
21:00 1.4 7.4 読込不可 6.68
21:15 1.2 9.0 読込不可 4.22
21:30 1.3 9.0 27.72 5.61
21:45 1.3 9.2 読込不可 4.73
22:00 1.3 9.2 33.54 5.45

ダウンロードは1.0Mbpsを行ったり来たり。Youtubeは厳しい結果となりました。
Youtubeですが、再生できないのは高画質で、普通画質以下なら再生可能となります。

参考までに、用途別に必要な通信速度を載せておきます。

ネット閲覧 1.0
メール・LINE 0.2
動画(低画質) 0.5
動画(普通画質) 1.0
動画(高画質) 2.0
ゲームアプリのインストール 3.0

参考:必要な通信速度の目安

2-3.測定結果から分かること

11時台に測定すると30Mbpsあったのですが、12時を過ぎた途端に1Mbps以下に。夕方も同様に1Mbps付近で、夜になるとやや快適になります。特に厳しかったのが動画。お昼休みに動画視聴で休憩したい方はWi-Fiを探す必要があるでしょう。

ただし、混雑する時間帯を避ければ、高画質でも動画再生が可能です。18時過ぎに速度が1.5Mbps程度に回復したので試しにYoutubeを再生してみました。

途中で5秒位止まりましたが、高画質動画を再生できました。1Mbps以下の時間帯は低画質動画に自動で切り替わりますが、1Mbpsが確保されていれば高画質のまま再生ができます。

速度測定の総括として、回線混雑する時間帯をしのげば日常生活に困らない速度は確保されると感じました。LINEやメール程度ならまったく問題ありません。なお、今回はAndroidで計測しましたが、iPhoneでもほぼ同じ結果となります。よほど古い機種なら別ですが、端末の違いによる速度の差はほとんどありません。

2-4.格安SIM全体の比較

楽天モバイルの通信速度を格安SIM全体から比較してみましょう。

格安SIM全体の比較(12時から13時の平均)

格安SIM 総合ポイント ダウンロード
(Mbps)
アップロード
(Mbps)
Youtube
(秒)
WEB閲覧
(秒)
Ymobile 33569 48.4 28.2 2.35 4.06
NifMo 23600 35.2 25.7 1.78 4.15
au(参考) 14694 25.56 4.83 4.73 4.54
UQモバイル 12415 20.59 7.41 4.08 5.38
イオンモバイル 9709 14.4 12.9 2.95 5.52
LINEモバイル 5133 1.5 21.3 6.74 7.88
mineo
(Aプラン)
4765 6.8 12.2 14.71 8.68
mieno
(Dプラン)
4711 3.6 15.2 14.81 7.32
nuroモバイル 2280 11.6 6 再生できず 6.2
BIGLOBEモバイル 2269 3.0 4.9 24.75 5.88
楽天モバイル 1052 1.2 9.0 再生できず 3.97
IIJmio
(タイプA)
884 0.9 2.5 21.3 7.07
DMMモバイル 124 1.1 4.9 再生できず 5.37
OCNモバイルONE 19 0.4 0.6 再生できず 閲覧できず

主要な格安SIMの中で楽天モバイルは残念ながら下位グループ。なぜかWEB閲覧だけはトップクラスの快適さです。楽天モバイルは速度低下する時間帯以外の通信速度は速いので、1日を通した平均速度なら順位はもっと上がります。

ですが、お昼の速度で順位を出すと楽天モバイルの位置付けはあまり良くないのが現状です。結論として、お昼・夕方の通信速度はユーザーの口コミ通り速度が遅いことが分かりました。他の時間帯は快適なので、回線混雑する時間を凌げるかが契約のポイントとなるでしょう。

3.楽天モバイルの速度が遅い時の対策方法

ここでは少しでも楽天モバイルを快適に使うための速度向上のコツをお伝えしていきます。

3-1.スーパーホーダイで契約

楽天モバイルの料金プランにはスーパーホーダイと組み合わせプランの2種類があります。
両者の違いはかけ放題があらかじめ付いているかどうかです。楽天モバイルでは、かけ放題付きのスーパーホーダイを優遇しています。特に大きく優遇しているのが最低通信速度。

スーパーホーダイの最低通信速度は1Mbpsに設定されています。速度制限時も1Mbpsが保証されているため事実上の使い放題プランです。最低1Mbpsと謳っているけど、お昼になったら速度が落ちるんじゃ・・と思われたかもしれません。

しかし、スーパーホーダイで実際に計測してみると1日を通して1Mbpsを下回ることなく常に安定しています。もちろん、速度低下する時間帯以外は、通常の20~30Mbpsの高速通信が楽しめます。

1Mbpsあれば、WEB閲覧や普通画質の動画再生が可能。テザリングも快適なので、自宅の固定回線代わりにしている人もいるくらいです。楽天モバイルで快適な通信速度を楽しみたいなら、組み合わせプランではなくスーパーホーダイで契約しましょう。

以下の記事でスーパーホーダイのレビューを書いているので参考にして下さいね。

楽天モバイル スーパーホーダイ
楽天モバイルのスーパーホーダイを実際の評判から通信速度まで全解説楽天モバイルでスーパーホーダイって評判いいの・・・? 楽天モバイルでは、かけ放題がセットになったスーパーホーダイが契約できます。楽...

※追記

ユーザー様のご指摘で、スーパーホーダイでも速度制限時に1Mbpsを切るときがあるとの情報を貰いました。こちらは現在調査中です。通信環境は人それぞれなので、確実に常時1Mbpsを超えるとは限らないと考えておいたほうがいいでしょう。

3-2.端末の対応周波数を見直す

対応周波数(バンド)とは、端末の通信規格のことです。どの周波数帯に対応するかで、通信品質が変わります。対応周波数は端末によってバラバラ。ひどい場合だと、まったくLTEを掴まない機種もあります。

楽天モバイルと契約するなら以下の周波数に対応しておきたいです。

  • バンド1(2.1GHz):ドコモのメイン周波数
  • バンド3(1.7GHz):東名阪エリアは対応推奨
  • バンド19(800MHz):地方・山間部に強い(プラチナバンド)
  • バンド21(1.5GHz):地方・山間部に強い

バンド1はドコモのメイン周波数です。楽天モバイルはドコモ回線を使う格安SIMなので最低限、対応しなければなりません。バンド3は必須ではありませんが、東名阪の都市部で優秀な通信品質を発揮します。バンド19、21は地方にお住まいの方なら対応しておきたい周波数です。回り込みに強いバンドなので山間部でもLTEを掴みやすいです。

対応周波数(バンド)を確認するには端末のスペック表を参照しましょう。通信規格の項目にB1/B3・・・対応周波数(バンド)が記載されていますよ。

通信方式

3-3.Wi-Fiスポットを利用

単純な対策方法ですが、Wi-Fiの活用は最大限活かしたいです。速度低下が起きる、お昼と夕方は家から外出している場合がほとんどでしょう。そのため、外でWi-Fiを繋ぐ場合はWi-Fiスポットを活用します。

無料Wi-Fiスポットを探して毎回手動で接続するのは面倒くさい・・という方は、Japan Connected-free Wi-Fiアプリを使ってみましょう。Wi-Fiエリアに入ると自動接続してくれる便利アプリです。

無料エリアだけでなくさらに利用できるWi-Fiスポット数を増やしたい場合は「楽天モバイルWiFi by エコネクト」に申し込みましょう。月額362円のオプション料金がかかりますが、全国69000箇所で高品質なWi-Fi接続ができますよ。

3-4.無理に楽天モバイルを使わなくてもいい

はっきりいって楽天モバイルの通信速度は遅いです。どうしても通信速度にこだわるなら無理に楽天モバイルを使わなくてもいいでしょう。低価格でサポートも充実している楽天モバイルですが、他にも優秀な格安SIM会社はあります。楽天モバイルに契約すると、お昼・夕方の速度低下は絶対に避けられません。

1日1~2時間耐えしのぐことができるのなら楽天モバイルに契約すべきですが、我慢できないなら別の格安SIMに契約すべきです。ドコモ端末はSIMロック解除が必要となりますが、「Y!mobile」と「UQモバイル」は大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と並ぶ通信品質なので非常におすすめです。

この2社はスーパーホーダイとよく似たかけ放題付きの料金プランも展開しています。格安SIM全体の速度比較については以下の記事で詳しくまとめているので、気になる方は参考にして下さいね。

格安sim 通信速度
格安SIMの通信速度と体感速度を完全比較 格安SIMを使いたいけど、通信速度が速くないと嫌! 月額料金が安くなることは分かっていても、通信速度を犠牲にするのは我慢できないで...

4.まとめ

いかがでしたか?

この記事では楽天モバイルの通信速度について詳しく検証してきました。結論としては、通信速度は遅いと思います。ですので、通信速度を重視する方は速度低下する時間帯をWi-Fiでしのぐか、スーパーホーダイで契約する対策が必要となるでしょう。

大手キャリア並の通信速度を求めるなら、そもそも楽天モバイルでは不可能ですY!mobileやUQモバイルと契約する他ないでしょう。楽天スーパーポイントの付与やお得な利用料金が魅力の楽天モバイル。決して速いとは言えない通信速度を許容できるかが契約の決め手となります。

心配な方はスーパーホーダイの最低利用期間1年プランで申し込むといいですよ。

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POSTED COMMENT

  1. 情報が誤っている より:

    「スーパーホーダイで実際に計測してみると1日を通して1Mbpsを下回ることなく常に安定しています。」
    と書かれてますよね。

    私の契約した端末で計測したところ昼と夜、また日によって朝に速度が制限されてるのを確認出来ましたが、どうなってるんでしょうね?

    本当に計測されているのであればデータを載せていただけませんか?

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