格安SIMの料金で、大容量と呼ばれ始めるのが10GBプランです。アプリのダウンロードや動画視聴をある程度利用する人に向いています。
WEBサイト閲覧やLINE・SNSくらいなら十分過ぎるデータ容量です。
今回は10GBプランが使える格安SIMを比較してみました。ランキング形式でおすすめを上げていくので、自分にぴったりの格安SIMが見つかりますよ。
ゆとりのあるデータ容量で格安SIMに契約したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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1.【10GBプラン向け】格安SIM選びのポイント
- 安さだけでなく通信速度を重視する
- カウントフリーを考慮する
①安さだけでなく通信速度を重視する
同じ10GBなら安いほうを選びがちですが、通信速度も判断基準に入れることが大切です。通信品質が悪くてあまりに低速だと、ゲームや動画再生の際にイライラします。
格安SIMは大手キャリアよりも通信速度が劣ります。そんな格安SIMの中でもさらに通信速度が劣れば、快適にデータ通信をすることは不可能です。
せっかく10GBも使うのであれば、気持ちよくデータ通信ができる通信品質に優れた格安SIMを選びましょう。
②カウントフリーを考慮する
カウントフリーを考慮すれば、10GBのデータ容量が控えめに言っても15GBくらいに倍増します。
カウントフリーとは、特定アプリに対してデータ使い放題となるサービスのこと。うまく活用すれば、データ容量を節約できます。
Instagramが手放せない、あるいはYoutubeで毎月速度制限にかかっている・・そんな場合は、カウントフリーをうまく活用すれば、月10GBまでの枠にとらわれず、快適なデータ通信を楽しめますよ。
2.【おすすめ4選】月10GB使える格安SIM
全体比較
格安SIM | 月額料金 (10GB) |
通信速度 | カウント フリー |
---|---|---|---|
楽天モバイル | ![]() |
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LINEモバイル | ![]() |
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OCNモバイル ONE |
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mineo | ![]() |
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nuroモバイル | ![]() |
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QTモバイル | ![]() |
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1位:楽天モバイル【安いうえ楽天ポイントが貯まる】
楽天グループの格安SIM「楽天モバイル」。「楽天スーパーポイント」に対応しており、毎月の利用料100円につき1ポイントが貯まります。
貯まったポイントで楽天モバイルの月額料金を支払うことができるので、楽天グループのサービスを普段からよく使っている人ならお得です。
通信速度も比較的速く、格安SIMの速度が低下する平日のお昼を除けば動画視聴なども快適です。「直近3日間の速度制限」もありません。
カウントフリーはありませんが、楽天スーパーポイントの付与や楽天会員割など、徹底的な楽天ユーザーへの厚遇だけで十分です。
端末代金の安さも魅力で、キャンペーン対象機種なら驚くほど安く購入できますよ。
10GBプランの料金
- 音声通話SIM:2960円
- データSIM:2380円
※組み合わせプラン
※回線:ドコモ・au
CHECK!
2位:LINEモバイル【標準でSNSカウントフリーあり】
LINEモバイルは月額料金が割高に見えますが、LINEアプリとSNS(Twitter、Instagram、Facebook)の「カウントフリー」が無料で付属しているので、実質的には10GBプランで最安値と言えるでしょう。
LINE、SNSのカウントフリーが無料で付く格安SIMはLINEモバイルの他にはありません。
SNSが使い放題なので、動画再生やWEBサイト閲覧に使うデータ容量を残しておくことができます。3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を利用できるのも魅力です。
最近は通信速度がどんどん上がっていて、格安SIMの中ではトップクラスのスピードを叩き出しています。
10GBプランの格安SIM選びで迷ったら、LINEモバイルを選んでおけば価格・サービス面ともに間違いありません。
10GBプランの料金コミュニケーションフリープラン
- 音声通話SIM:3220円
- データSIM:2640円
※カウントフリー:LINE、Twitter、Instagram、Facebook
※回線:ドコモ・au・ソフトバンク
MUSIC+プラン
- 音声通話SIM:3520円
- データSIM:2940円
※カウントフリー:LINE、Twitter、Instagram、Facebook、LINE MUSIC
※回線:ドコモ・au・ソフトバンク
CHECK!
3位:OCNモバイルONE【最安&音楽アプリカウントフリー】
OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが手掛ける格安SIMです。
速度切り替えやバースト転送、容量繰り越し、かけ放題オプションなど、格安SIMに欲しい機能をすべて網羅しています。
とくにかけ放題オプションは3種類あり、自分の電話の仕方に合わせて選べます。TOP3かけ放題オプションなら、通話時間の長い上位3人は無制限かけ放題に。
また、OCNモバイルONEは特定の音楽アプリが使い放題となるMUSICカウントフリーが無料で利用可能。 動画やSNSより音楽アプリを重宝するならOCNモバイルONEが最も有利です。
通信速度はやや遅いのですが、高画質動画の視聴を行わなければ問題ありません。
10GBプランの料金
- 音声通話SIM:2880円
- データSIM:2280円
※カウントフリー:音楽アプリ(Amazon Music、Google Play Musicなど)
※回線:ドコモ
CHECK!
4位:mineo【充実したサービス内容】
mineoは関西電力グループのケイ・オプティコムが手掛ける格安SIMです。
「フリータンク」や「マイネ王」といった他社にはないユニークなサービスが人気を呼び、2018年には契約回線数が100万を突破しています。
速度切り替えやバースト転送、「繰り越し」や「パケットシェア」など、格安SIMを使う上で必要な機能が一通りそろっており、サービス内容を重視する人におすすめの格安SIMです。
また、au回線(Aプラン)、ドコモ回線(Dプラン)、ソフトバンク回線(Dプラン)とトリプルキャリアに対応しているのも特徴です。
手持ちの端末で契約したい場合は、自分の端末に合わせて回線を選べます。最近はやや回線が重たい印象ですが、それでも通信品質は標準以上をキープしています。
10GBプランの料金Aプラン(au回線)
- 音声通話SIM:3130円
- データSIM:2520円
Dプラン(ドコモ回線)
- 音声通話SIM:3220円
- データSIM:2520円
Sプラン(ソフトバンク回線)
- 音声通話SIM:3570円
- データSIM:2610円
CHECK!
3.月10GBはどれくらい使えるの?
10GBといえば、大容量に分類される境目のラインです。月10GBのデータ容量で何ができるのか、以下にまとめてみました。
用途 | 1ヶ月あたり | 1日あたり |
---|---|---|
メール | 200万通 | 6万6666通 |
LINE | 500万通 | 16万6666通 |
LINE通話 | 555時間 | 18時間30分 |
LINE ビデオ通話 |
32時間30分 | 1時間5分 |
YouTube 低画質 |
55時間 | 1時間50分 |
YouTube 高画質 |
15時間 | 30分 |
Yahoo! トップページ |
40000回表示 | 13333回表示 |
20000回表示 | 670回表示 | |
20000回表示 | 670回表示 | |
Googleマップ | 13300回表示 | 440回表示 |
音楽DL | 2500曲 | 80曲 |
アプリDL | 250回 | 8回 |
10GBプランはデータ容量が多いため、たいていの用途ならデータ消費を気にせず利用できます。
メール、LINE、ブラウジング、SNS、Googleマップといった軽い用途なら、データ残量を一切気にする必要はありません。
LINE通話もほぼ1日中利用可能。YouTubeも通勤・通学やお昼休みに軽く楽しむ程度なら問題ありません。
さらに動画をたくさん見たい、あるいは高画質動画にこだわるなら、改善策として挙がるのは以下の3つ。
- 「エンタメフリーオプション」を使う
- 「ポケットWi-Fi」を契約する
- さらに「大容量プラン」を契約する
一番安上がりなのが、BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションです。月額480円で動画見放題となるため、コスパは抜群です。
もう少し、経済的にゆとりがあるなら、Wi-Fi環境の道入か大容量プランが使える格安SIMの契約を考えてもいいでしょう。
4.【まとめ】ゆとりのあるデータ容量で安く契約しよう
今回は10GBプランが使える格安SIMを比較しました。
10GBあれば普段使いであればデータ容量を気にせず使えますし、動画視聴やアプリのダウンロードもよほどヘビーに使わないのであれば問題なくこなせます。
「テザリング」や「シェアプラン」も視野に入ってくるデータ容量です。
10GBプランは多くの格安SIMで用意されているので少し迷うかもしれませんが、今回比較した結果を参考に、自分に合った格安SIMを見つけてくださいね。