格安SIMの料金プランで、中容量として用意されているのが7GBプランです。7GBプランはヘビーユーザーほどではないけど、SNSや動画視聴をよく利用する人に向いています。
今回はそんな7GBプランが使える格安SIMを比較してみました。あまり数は多くないのですが、いくつか優秀な格安SIM会社があるので参考にしてくださいね。
データ容量別の比較
データ容量 | 料金目安 (月額) |
おすすめな人 |
---|---|---|
1GB | 1350円 | 普段はLINEしか使わない とにかくスマホ代を最安値にしたい |
3GB | 1700円 | LINEとSNSをよく使う スマホ代を月額2000円以内に収めたい |
5~6GB | 2200円 | 動画を少し楽しみたい 通話料含めて3000円以内に収めたい |
7GB | 2600円 | 移動中はゲームが手放せない WEBサイト閲覧が好き |
10GB | 3250円 | 速度制限にかかりたくない 動画を思いっきり楽しみたい |
20GB以上 | 4700円~ | テザリングをたくさん使いたい シェアプランで契約したい |
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1.月7GBの格安SIMを選ぶ方法
(1)動画を見るなら通信速度が最重要
月7GBあれば、ある程度なら動画再生を楽しめます。ただし、通信速度が遅い格安SIMだと、頻繁に動画が止まるためイライラします。同じ7GBなら月額料金が安いほうに・・と考えてしまいがちですが、本当に大事なのは通信速度。100円、200円の差で通信速度が遅い格安SIMを選んでしまい後悔する人は後を絶ちません。
逆に、動画を見ないなら通信速度は重視しなくてもOKです。単純に価格の安い格安SIMを選択してコスパを重視しましょう。
(2)カウントフリーがあると完璧
LINE、Instagram、Youtubeなど特定のアプリに対して、データ使い放題となるカウントフリー(データフリー)。この機能があると、実質7GB以上のデータ容量を使えます。カウントフリーが使える格安SIMは少数派なのですが、できれば積極的に活用したいところです。
データ消費の9割が同じアプリといった場合は、そのアプリだけを使い放題とすることで随分とデータ容量を節約できます。例えば、Instagramが手放せないなら、Instagram対象のカウントフリーサービスに加入することで、データ残量を気にするストレスから開放されます。
(3)各社で異なる3日間の速度制限ルールも大事
基本データ容量を使い切ると速度制限にかかるのは、どの格安SIMも同じです。ですが、3日間の速度制限ルールは各社で異なります。よほど一気に大容量を消費しなければ大丈夫ですが、それでも3日間の速度制限ルールがないに越したことはありません。
また、どれくらいの基準で速度制限にかかるのか事前に確認しておくことも大切です。軽視されがちな速度制限のルールですが、意外な落とし穴になりかねないので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
2.月7GBでおすすめの格安SIMを比較
格安SIM | 月額料金 (7GB) |
通信速度 | カウント フリー |
速度制限 (3日) |
---|---|---|---|---|
LINEモバイル | 2,880円 | ![]() |
なし | |
DMMモバイル | 2,560円 | ![]() |
![]() |
なし |
NifMo | 2,300円 | ![]() |
![]() |
366MB以上 (低速時) |
nuroモバイル | 2,400円 | ![]() |
![]() |
なし (1日で1.5GB) |
エキサイト モバイル |
2600円 | ![]() |
![]() |
あり (基準値不明) |
(1)【SNS使い放題で使い勝手抜群】LINEモバイル

7GBの格安SIMでは月額料金がもっとも高いですが、代わりに標準でカウントフリーが利用できるLINEモバイル。基本のコミュニケーションフリープランでは3つのSNS(Twitter、Instagram、Facebook)とLINEアプリがカウントフリーに。MUSIC+プランではさらにLINE MUSICがカウントフリー対象です。
カウントフリーサービスではデータ容量を消費しないのはもちろん、基本データ容量を使い切って速度制限にかかっても、対象アプリなら高速通信が可能です。動画を見すぎてデータ容量を使い切っても、LINE通話やSNSでのやりとりは高速通信で楽しめます。
カウントフリー以外にも、かけ放題や端末補償オプションなど基本サービスは充実。直近3日間の速度制限などケチな条件もありません。利用料金は少し高くても、質の高い格安SIMを使いたいならLINEモバイルで決まりです。
7GBプランの料金(ドコモ・ソフトバンク回線共通)
- 音声通話SIM:2,880円
- データSIM:2,300円
(2)【10%のDMMポイントが還元】DMMモバイル

さまざまなオンラインサービスを手掛けるDMM.comの格安SIM「DMMモバイル」。月額料金の安さが売りの格安SIMですが、7GBプランに限って言えば、高いほうに部類されます。ただし、DMMモバイルではSNSフリーオプションを使うことでLINE、Twitter、Instagram、Facebookがデータ消費0に。
SNSを好きなだけ使って、余ったデータ容量でWEBサイト閲覧や動画再生を楽しめます。その他、利用料金の10%に対してDMMポイントが還元されるのも特徴。7GBの音声通話SIMは税込みで2,764円。毎月276ポイントのDMMポイントをもらえる計算です。
貯めたDMMポイントはオンラインゲームのアイテム課金やDVD/CDのレンタルなどDMM.comの各種サービスに使えます。普段からDMMサービスを利用している人にもおすすめの格安SIMです。
7GBプランの料金
- 音声通話SIM:2,560円
- データSIM:1,860円
(3)【7GBプランの最安値】NifMo

NifMoは大手プロバイダとして知られる@niftyの格安SIMです。もともと5GBのプランでしたが、月額料金はそのままで7GBに容量がアップしました。そのため、7GBプランの中ではNifMoが最も安いです。@niftyのインターネット回線や電気とセットにすることで月額料金が最大450円割引されるまるっと割も利用できます。
ちなみに、光回線と電気もすべて@niftyサービスに合わせると、7GBでも月額料金が1,850円と破格の安さになります。その他、NifMoは独自サービスとして、指定アプリのダウンロードやアンケートへの回答で報酬が貰えるバリュープログラムを用意。バリュープログラム目当てで契約する人がいるほど、お小遣い稼ぎができるサービスです。
月額料金が安く、その月額料金をさらに安くできる仕組みが揃うNifMo。価格の安さだけを重視する、あるいはすでに@niftyのサービスを利用しているなら契約をおすすめします。
7GBプランの料金
- 音声通話SIM:2,300円
- データSIM:1,600円
(4)【あまり特徴はないが無難】nuroモバイル

nuroモバイルは大手プロバイダのソニーネットワークコミュニケーションズが運用する格安SIMです。料金プランが2GBから10GBまで、1GB刻みで用意されています。とりあえず7GBにしておいてあとから細かく調整することが可能です。
※現在はプランSMLの3択に変わりました
また、nuroモバイルは翌月のデータ容量から一部前借りできるサービスを利用可能。当然ながら、前借りした分だけ翌月利用できるデータ容量は減りますが、追加チャージと違って追加料金は一切発生しません。
回線はドコモとソフトバンクから選択可能。ただし、ソフトバンク回線は割高です。ソフトバンク回線で契約したいなら、LINEモバイルを選びましょう。その他、1日で1.5GB以上の速度制限ルールがありますが、通常では使い切れないので気にしなくていいでしょう。
7GBプランの料金(Mプラン)
■ドコモ回線
- 音声通話SIM:2,200円
- データSIM:1,500円
■ソフトバンク回線
- 音声通話SIM:3000円
- データSIM:2300円
※2018年10月に時間プランの受付は終了しました
3.月7GBの格安SIMではどれくらい使えるの?
3-1.7GBで出来ること
月7GBは大手キャリアでもお馴染みのデータ容量です。とはいえ、月7GBで何ができるのか、詳しくは分かりませんよね。以下に、月7GBで何ができるのかまとめてみました。
用途 | 1ヶ月あたり | 1日あたり |
---|---|---|
メール | 140万通 | 4万6666通 |
LINE | 350万通 | 11万6666通 |
LINE通話 | 388時間30分 | 12時間57分 |
LINE ビデオ通話 |
22時間45分 | 45分30秒 |
YouTube 低画質 |
38時間30分 | 1時間17分 |
YouTube 高画質 |
10時間30分 | 21分 |
Yahoo! トップページ |
2万8000回表示 | 933回表示 |
1万4000回表示 | 467回表示 | |
1万4000回表示 | 467回表示 | |
Googleマップ | 9310回表示 | 310回表示 |
音楽 ダウンロード |
1750曲 | 58曲 |
ゲームアプリ ダウンロード |
175回 | 5.8回 |
ご覧の通り、よほどヘビーユーザーでなければデータ消費を気にせず使えることが分かります。メールやLINE(ビデオ通話を除く)、SNS、Googleマップはデータ容量を気にする必要はほとんどないでしょう。例えばLINE通話なら1日で約13時間も利用可能。これだけ使えれば問題ないでしょう。
LINEのビデオ通話やYouTubeについては、使用頻度によって異なります。例えばYouTubeの場合、低画質なら1日で1時間17分視聴可能。通勤・通学の電車でちょっと動画を見る、くらいなら問題ありません。
3-2.7GBで足りない人とは?
お昼休みや自宅でも長時間動画を見たい人はデータ容量が足りなくなります。高画質動画は7GBでも1日あたり21分しか見られません。画質にこだわりたい人もやや物足りなさを感じるでしょう。また、音楽やゲームアプリのダウンロードも、多くは利用できません。
とくにゲームアプリは1回のダウンロードで消費する容量が大きいので、7GBプランでもあっという間に使い切ってしまいます。そのため、長時間の動画再生やアプリのダウンロードは、基本的にWi-Fiの併用がおすすめです。自宅にWi-Fi環境があれば、外にいるときはデータ通信、家にいるときはWi-Fiと使いわければ7GBでも余裕です。
自宅にWi-Fi環境がなく、動画やゲームを思いっきり楽しみたい場合は、「BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプション」を利用するか「10GBプラン」を契約しましょう。
4.まとめ
今回は7GBプランが使える格安SIMを比較してみました。月7GBならSNSやLINEならデータ消費を気にせず使えますし、よほどヘビーユーザーでなければLINEのビデオ通話や動画視聴も利用可能です。
月額料金も音声通話SIMで2,000円台中盤、データSIMなら1,000円台後半と安く、データ容量と料金のバランスが良いです。大手キャリアでも契約が多いデータ容量なので、初めて格安SIMに乗り換える人でも、7GBはとりあえず最初に選ぶのに適していますよ。
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