格安スマホはLTEに対応しているのか心配・・・
LTEを今まで通り変わらず使える端末が欲しい・・・
この記事では、格安スマホはLTEに対応しているのか?徹底的に解説してみました。
都心ではネットに繋がるけど地方に行くと繋がらない。そんな心配もこの記事を読めば解消できます。
せっかく格安スマホを買ったのに、使い物にならなかった・・・と後悔する前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
1.格安スマホのLTE対応状況
1-1.LTEとは?
スマホの左上に表示される4Gというマーク。この4Gマークが出ている場合は、LTEでネット通信ができていることを意味します。
LTEの通信速度は下りで100Mbps以上(実測値ではなく理論値)。光回線と同等の通信品質です。
LTE通信なら、動画のストリーミング再生やアプリのダウンロードを快適に行えます。
1-2.格安スマホはLTEに対応している?
キャリアのスマホは古い機種を除いて、ほぼすべてLTEに対応しています。格安スマホの場合はどうでしょうか?
結論から言うと、格安スマホも極端に古い機種やマイナーな海外製を除けば、ほぼすべての機種でLTEに対応しています。
格安SIMとセットで購入できるSIMフリー端末(格安スマホ)なら、間違いなくLTE対応モデルです。
LTEの電波をつかめない場合
格安スマホでLTEの電波をつかめない場合は、キャリアのスマホと同じく3G回線に切り替わります。
3G回線の通信速度は数Mbpsから14MbpsとLTEに比べて劣ります。
1-3.通信エリアは3大キャリアと同じ
格安スマホだからと言って、LTEの電波がつかみにくくなるわけではありません。
MVNO(格安スマホ会社)は、3大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)の回線を借りて格安SIMサービスを提供しています。
ですので、MVNOの通信エリアは3大キャリアと同じになります。ネットのつながりやすさは、MVNOも3大キャリアも変わりません。
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2.LTEの対応周波数(バンド)
2-1.格安スマホを選ぶ際は対応周波数(バンド)の知識が必要
LTEバンドはいくつか種類があります。LTEバンドの対応状況によっては、都市部は繋がりやすいけど、地方に行くと繋がりにくいケースも考えられます。
以下に当てはまる方は格安スマホの対応周波数(バンド)に注意する必要があります。
- 都市部の入り組んだ場所でLTE通信を行いたい
- 地方(特に山間部)に住んでいる
- 東名阪(東京・名古屋・大阪)に住んでいる
それぞれ、どの対応周波数(バンド)に対応していることが望ましいのか?解説していきます。
2-2.都市部の入り組んだ場所でLTE通信を行いたい
■対応しておきたい周波数帯:バンド19
800MHz帯のバンド19は、プラチナバンドと言われています。
バンド19に対応していれば、都心のビル内など入り組んだ場所でも電波が届くので快適にネット通信が行えます。
バンド19は対応が必須というわけではありません。しかし、1日の大半を都心のビル内などで過ごす方は、バンド19に対応した端末だと快適にネット通信が行なえますよ。
2-3.地方(特に山間部)に住んでいる
■対応しておきたい周波数帯:バンド21、バンド19
地方にお住まいの方はバンド21の対応が望ましいです。バンド21に非対応の場合、地方によっては高速通信が難しい場合があります。
バンド21は地方でも高速通信ができるように整備された日本独自の通信規格です。海外製の端末は対応していないため注意して下さい。
また、もしバンド21に対応していなくてもバンド19のプラチナバンドに対応していれば地方でも快適にネット通信が出来る可能性が高まります。
バンド19はカバーエリアが非常に広いため、山間部でも多くの場合対応しています。
2-4.東名阪(東京・名古屋・大阪)に住んでいる
■対応しておきたい周波数帯:バンド3
バンド3は東名阪エリア限定で使用されているLTEバンドです。受信最大速度が150Mbpsなので、対応している場合は超高速通信が出来る可能性があります。
ただし、現時点では3大キャリアの回線でも100Mbpsを実測値で超えることはほとんどありません。
格安SIMではほとんどの通信事業者で、最高速度は30Mbps以下です。
現時点では受信最大速度の150Mbpsを享受することは難しいですが、今後の通信品質向上により通信速度が改善されるかもしれません。
必須というわけではありませんが、東名阪にお住まいの方はバンド3に対応した格安スマホだとベターと言えるでしょう。
2-5.重要な対応周波数帯(バンド)まとめ
LTEの対応周波数帯について、重要な周波数帯(バンド)を特徴ごとにまとめました。
LTEの周波数帯(バンド)は他にもありますが、試験的に始めたバンドや浸透するまで時間がかかるバンドばかりなので、ここでは覚える必要はありません。
以下の重要な対応周波数帯(バンド)だけ押さえていれば大丈夫です。
周波数帯 | バンド | 特徴 | 受信最大速度 |
---|---|---|---|
2.1Ghz帯 | バンド1 | 日本各地に基地局あり。
海外でも多く利用されている。 |
37.5~112.5Mbps |
1.7GHz帯 | バンド3 | 東名阪エリアで使用。
東京都内は2.1GHzと1.7GHzが併用されている。 |
150Mbps |
800MHz帯 | バンド19 | プラチナバンド。電波が届きやすく広いエリアをカバー。
ビル内など電波が入りづらい場所でも受信する。 |
37.5~112.5Mbps |
1.5GHz帯 | バンド21 | 地方の高速化のために導入された日本独自の周波数帯。
北海道、東北、四国、北陸など中心に提供。 |
112.5Mbps |
700MHz帯 | バンド28 | 800MHz同様にプラチナバンドと呼ばれる。
対応する地域はごく一部。 |
本格的導入がまだのため、速度不明 |
※LTEの対応周波数帯(バンド)のみ記載しています
2-6.どうやって端末の対応バンドを調べるの?
購入したい格安スマホ端末の対応周波数帯(バンド)は、スペック表の通信方式で確認できます。
機種によって周波数帯かバンド数で表示が違いますが、ほとんど機種はバンド数で表記されています。
B1と表記されていたら、バンド1に対応しているということになります。
端末のスペック表はメーカーサイトか家電量販店などで手に入るパンフレットから確認してみましょう。
2-7.3大キャリアが使用する対応周波数帯(バンド)
格安スマホ会社は、大手キャリアの回線を借りて運用しています。特に多いのがドコモ回線を利用する格安スマホ会社です。
一部は重なっていますが、ドコモ、au、ソフトバンクはそれぞれ使用する周波数帯(バンド)が異なります。
ドコモ回線を利用する格安会社と契約する場合は、ドコモの周波数帯(バンド)をカバーする機種を選ぶ必要があります。
3大キャリア別 利用している周波数帯(バンド)
■ドコモ
- 2.1GHz(バンド1)
- 1.7GHz(バンド3)
- 800MHz(バンド19)
- 1.5GHz(バンド21)
- 700MHz(バンド28)
■ソフトバンク
- 2.1GHz(バンド1)
- 900MHz(バンド8)
■au
- 2.1GHz(バンド1)
- 1.5GHz(バンド11)
- 800MHz(バンド18)
- 800MHz(バンド26)
- 700MHz(バンド28)
※こちらに記載している周波数帯(バンド)はすべてLTEバンドです。実際はLTEの周波数帯と3Gの周波数帯を使用しています
2-8.キャリア別の周波数帯(バンド)は調べなくていい?
キャリア別の周波数帯(バンド)に関しては、機種ごとに調べるのは非常に大変だと思います。
ドコモ回線を使用するMVNO(格安スマホ)と契約する場合、この機種はドコモ回線に対応しているのか?を知ることができればいいので、周波数帯を調べるよりMVNOの動作確認済端末一覧から確認した方が早いでしょう。
動作確認済端末一覧はどのMVNOも、公式サイトに記載しています。こちらで使用したい機種が回線に対応しているか確認してみましょう。
ドコモ回線を利用するMVNOなら、ドコモの周波数帯(バンド)に対応した機種が一覧として表示されますよ。
3.LTEに対応するおすすめの格安スマホ端末
ここでは、快適にLTE通信を行うことが出来る人気の格安スマホ端末をご紹介します。
3-1.HUAWEI P10
■対応周波数帯(バンド)
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B9/B12/B17/B19/B20/B25/B26/B28/B29
■スペック
本体価格 | 55,800~65,800円 (通信事業者により異なる) |
その他の周波数帯 |
|
ディスプレイ | 約5.1インチ |
対応OS | Android7.0 Nougat |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア |
メモリ |
|
カメラ |
|
購入できるMVNO |
HUAWEIが発売するP10シリーズは格安スマホ端末の代表格です。P10はハイエンドモデルですが、もう少し安く購入したい方はP10liteがおすすめできます。
P10は主要なバンドはほぼすべてカバーしています。地方のネット通信に強いB21の対応がありませんが、プラチナバンドのB19に対応しているため問題ありません。
格安スマホでも最新のOSを搭載した高スペックな端末が欲しいなら、P10がおすすめです。P10 は多くのMVNO(格安スマホ会社)で販売されています。
3-2.ASUS Zenfone3
■対応周波数帯(バンド)
B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28
■スペック
本体価格 | 34,800~39,600円 (通信事業者により異なる) |
その他の周波数帯 |
|
ディスプレイ | 約5.2インチ |
対応OS | Android6.0 |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™625(オクタコアCPU) |
メモリ |
|
カメラ |
|
購入できるMVNO |
HUAWEIと並び、格安スマホ端末として高い人気を誇るZenfoneシリーズ。最新のZenfone3では地方や山間部でも安定できる通信できるB19プラチナバンドに対応。
また、東名阪エリアで圧倒的な高速通信を可能にするB3にも対応しています。日本国内すべてをカバーしていて、快適なネット通信が可能です。
カメラ性能やメモリも申し分なく、価格に対して非常にコスパがいい機種となっています。
3-3.SONY VAIO Phone A
■対応周波数帯(バンド)
B1/B3/B8/B19/B21
■スペック
本体価格 | 22,800~24,960円 (通信事業者により異なる) |
その他の周波数帯 | 3G:WCDMA対応 バンド:1/5/6/8/11/19 |
ディスプレイ | 約5.5インチ |
対応OS | Android6.0.1 |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™615(オクタコアCPU) |
メモリ |
|
カメラ |
|
購入可能事業者 |
海外メーカーが目立つ格安スマホ端末ですが、国内メーカーも負けていません。SONYのVAIOシリーズは国内メーカーの人気機種です。
対応周波数帯が少なく見えますが、主要な周波数帯はすべてカバー。特に、プラチナバンドのB19。地方エリアを幅広くカバーするB21に対応。
B19、B21両方に対応しているので、地方にお住まいの方は非常に心強いです。価格が安いのも嬉しいポイントです。
4.まとめ
いかがでしたか?
格安スマホでも、LTEの高速通信を行うイメージはつかめましたか?
近年発売された格安スマホ端末なら間違いなくLTEに対応しています。
しかし、機種によって対応周波数帯(バンド)が異なるため、地方に行くと繋がりにくかったり、ビル内など入り組んだ場所が繋がりにくかったりする可能性があります。
対応周波数帯(バンド)は難しいと感じるかもしれませんが、重要なバンドだけカバーしていれば大丈夫なので、初心者でも簡単に見分けることができます。
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