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お得な家族割が利用できる格安SIM4選

格安SIMの中には家族で利用すると月額料金や通話料がお得になる「家族割」を実施しているところがあります。

格安SIMはもともと料金が安いので、大手キャリアほどの割引率はありませんが、少しでも通信費を節約したいならぜひ活用したいです。今回は格安SIMの家族割について詳しく解説します。

1.家族割の内容

同じ家族割でも、格安SIMの家族割は大手キャリアの家族割とは少し内容が異なります。

1-1.基本料金の割引

格安SIMの家族割の内容は「基本料金の割引」であることがほとんどです。具体的には2回線目からは料金が割引になったり、契約しているすべての回線の料金が割引されたり、といった内容です。

大手キャリアの家族割では「家族間通話が無料」といったように通話料がお得になることもありますが、格安SIMでは通話料がお得になることはほとんどありません。そのため、電話をたくさん利用する人は注意が必要です。

1-2.データシェア

格安SIMの家族割は「シェアプラン」を利用するのが基本です。シェアプランとは、決められたデータ通信量を複数人で共有するプランのことを言います。

例えば12GBのシェアプランを4人で利用する場合、4人の合計で12GBまで利用できます。それぞれが12GB使えるというわけではないので、誰か1人が使いすぎないように気を付ける必要があります。

シェアプランを利用すれば、別々に契約するよりも月額料金が安くなることが多いです。家族で格安SIMを利用したい人はもちろん、複数の端末でデータ通信を利用したい人にもおすすめです。

2.家族割を利用できる格安SIM

大手キャリアと異なり、格安SIMでは家族割が利用できるものは少ないです。ここでは、家族割を利用できる格安SIMとその内容について紹介します。

2-1.IIJmio

IIJmio

■プラン名:ファミリーシェアプラン

申し込み方法

ファミリーシェアプランは厳密には通常の料金プランの1つなので、普通にIIJmioのSIMカードを申し込み、プラン選択でファミリーシェアプランを選べばよいです。

ファミリーシェアプランを契約後、SIMカード追加で家族の分のSIMカードを追加します。

利用条件

ファミリーシェアプランには利用条件はありません。ただし、MNP転入の場合はあらかじめ同一名義にまとめる必要あります。

IIJmioに乗り換えてから名義を変更することはできないので、名義が違う場合はMNPをする前のキャリアで名義を変更し、その後にMNPをしないといけません。

契約できるSIMカード数

ファミリーシェアプランでは最大10枚のSIMカードを契約できます。ただし、音声通話SIMは最大5枚までです。

プラン内容

ファミリーシェアプランは最大10枚のSIMカード(音声通話SIMは最大5枚)でデータ通信量を分けあえるプランです。他社のデータシェアでは3~5枚までしか利用できないことが多く、10枚ものSIMカードでシェアできるのはIIJmioだけです。

追加SIMを利用する場合、SIMカード1枚につき400円の料金がかかります。また、SMS機能付きSIMを利用する場合はSMS機能付帯料140円(タイプDのみ)、音声通話SIMを利用する場合は音声通話機能付帯料700円が別途かかります。

つまり、SMS機能付きSIMを利用する場合は1枚につき540円、音声通話SIMを利用する場合は1枚につき1,100円かかります。

また、SIMカードを追加する際にはSIMカード追加手数料とSIMカード発行手数料がかかります。SIMカード追加手数料は2,000円、SIMカード発行手数料はタイプDなら394円、タイプAなら406円です。

家族間の通話料金も安くなる

IIJmioのファミリーシェアプランはデータ通信料だけでなく家族間の通話もお得になるというメリットがあります。

同じmioIDでデータ通信量をシェアしている家族間の通話には「ファミリー通話割引」が適用され、通常20円/30秒の通話料が20%オフの16円/30秒になります。

さらに通話料が半額になるIIJmio専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」を併用することで、通話料が8円/30秒になります。

また、かけ放題オプションを利用している場合、家族間で通話をするとかけ放題になる時間が延長されます。

IIJmioのかけ放題は「3分かけ放題」と「10分かけ放題」の2種類がありますが、3分かけ放題は10分に、10分かけ放題は30分に、それぞれ延長されます。もちろん、料金は変わりません。

他の格安SIMでは通話料が割引になるサービスはないため、家族間で電話をたくさんするという人ならIIJmioはかなりお得です。

家族4人の月額料金例

家族4人でファミリーシェアプランを利用した際の月額料金は以下の通りです。SIMカードタイプは全員が音声通話SIMとします。

  • 家族4人の月額料金:6,560円
  • 1人当たりの月額料金:1,640円
  • 初期費用:10,576円~10,624円

内訳としては、ファミリーシェアプランの基本料が3,260円、追加SIMカード利用料が1枚につき1,100円なので、合計すると6,560円になります。

10GBのデータ通信量を4人でシェアすることになるので、1人当たりのデータ通信量は2.5GBとあまり多くありませんが、家族4人で6,000円台半ばというのはかなり安いですね。

初期費用はSIMカードタイプがタイプA(au回線)かタイプD(ドコモ回線)かで料金が変動します。すべてタイプDの場合は10,576円、すべてタイプAの場合は10,624円です。

IIJmioの詳細はこちら

2-2.mieno

mineo

■プラン名:家族割引

申し込み方法

mineoでは最初に家族の回線を申し込んだ後、マイページから家族割の適用を申し込みます。申し込みを行った回線が主回線となり、主回線を解約すると家族割引全体も解約となるので気を付けましょう。

利用条件

mineoの家族割引を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 最大5回線まで
  • 適用範囲は主回線から3頭身以内
  • 住所もしくは姓が異なる場合は家族であることを証明する書類のアップロードが必要

契約できるSIMカード数

最大5枚

プラン内容

mineoの家族割引は、最大5回線まで各回線の月額基本料が50円割引になるサービスです。

mineoにはデータ通信量をシェアするシェアプランはないため、家族で利用する場合は別々に契約をする必要があります。そのため、家族が契約する度にAプランなら3,406円、Dプランなら3,394円の初期費用がかかります。

なお、同一IDで回線を追加で申し込んでそれを家族で使っても良いですが、かかる費用は同じですし、データ通信量を任意の人に送る「パケットギフト」が使えなくなるため、家族で利用するなら別々のIDで契約するのがおすすめです。

家族で利用できるパケットシェアも魅力

mineoにはシェアプランはありませんが、「パケットシェア」で代用することが可能です。

パケットシェアは使い切れずに繰り越されたデータ通信量を最大5回線でシェアすることができるオプションです。事前にグループを作成しておけば毎月自動的にシェアされるので、余ったデータ通信量が無駄になりません。

ただし、シェアする量を調整することはできず、余ったデータ通信量すべてがグループでシェアされることになるので気を付けましょう。

家族4人の月額料金例

家族4人でmineoを契約し、家族割引を利用した際の月額料金は以下の通りです。SIMカードタイプは音声通話SIMで、それぞれがDプランの3GBを契約するとします。

  • 家族4人の月額料金:6,200円
  • 1人当たりの月額料金:1,550円
  • 初期費用:13,576円

音声通話SIMでDプランの3GBを契約した場合の月額料金は1,600円です。家族割引が適用されると50円割引されて1,550円となり、家族4人で6,200円になります。

月額料金は安いですが、家族それぞれで初期費用がかかるため、全体の初期費用は13,576円と高くなります。

mineoの詳細はこちら

2-3.Y!mobile

ymobile

■プラン名:家族割引サービス

申し込み方法

Y!mobileの家族割引サービスを申し込むには、まずY!mobileを新規契約と同時に副回線を申し込む、もしくは主回線を1つ契約した後に副回線を追加で申し込みます。そのあとに、家族割引サービスを申し込む必要があります。自動で適用されるわけではないので注意してください。

利用条件

Y!mobileの家族割引サービスを利用するには以下の条件を満たす必要があります。

  • 1回線目(主回線)がスマホプラン、データプランL、Pocket WiFi、ケータイプランのいずれかを契約している
  • 2回線目以降がスマホプラン、データプランL、PocketWiFiプラン2、PocketWiFiプラン2ライト、ケータイプランのいずれかを契約する
  • 家族が申し込む場合は主回線契約者の同意書および家族であることを証明する確認書類が必要

契約できるSIMカード数

9枚(主回線を除く)

プラン内容

Y! mobileの家族割引サービスは2回線目以降の月額料金が500円割引されるというものです。例えばスマホプランSの場合は1,480円に、スマホプランMの場合は2,480円になります。

しかも、家族割引サービスには期限がなく契約している間は常に適用されます。ただし、主回線者が解約する、もしくは対象外のプランに変更した場合は適用が終了されるので気を付けましょう。

副回線を後から追加する場合は1回線につき3,000円の契約事務手数料がかかります。しかし、主回線の申し込みと同時に副回線も申し込む場合は副回線の契約事務手数料が無料になります。

そのため、Y!mobileを申し込む際に家族の回線も一緒に申し込むのがお得です。

シェアプランも利用可能

Y!mobileではシェアプランも利用可能です。スマホプランもしくはデータプランLを親回線とし、最大3枚のSIMカードでデータ通信量をシェアすることが可能です。

ただし、Y!mobileのシェアプランはデータ通信専用SIMしか利用できません。音声通話ができないので、家族で利用する場合はシェアプランではなく副回線を申し込んで家族割引サービスを適用させるほうが良いでしょう。

家族4人の月額料金例

Y! mobileの家族割引サービスを4人で契約した場合の月額料金は以下の通りです。なお、主回線申し込み時に家族の回線も同時に申し込むとし、契約プランは全員2GBのスマホプランSとします。

  • 家族4人の月額料金:6,420円
  • 1人当たりの月額料金:1,605円
  • 初期費用:3,000円

スマホプランSの月額料金は1,980円ですが、2回線目以降は家族割引サービスで1,480円になるので、4人で合計すると6,420円となります。この料金で10分かけ放題も含まれているわけですから、かなりお得ですね。

また、主回線申し込み時に家族の回線も同時に申し込むことで、初期費用も主回線の3,000円のみで済みます。10分かけ放題が無料なのと、初期費用を安く抑えられる点がY!mobileの家族割の大きなメリットと言えますね。

Y!mobileの詳細はこちら

2-4.UQモバイル

UQモバイル

■プラン名:UQ家族割

申し込み方法

UQ家族割はUQモバイルの申し込み時に家族の分も申し込む、もしくは最初に親回線だけ申し込み、あとからUQ家族割を追加で申し込むことができます。

後から申し込む場合は全国のUQスポット、UQモバイル取扱店もしくはUQモバイルお客さまセンターへの電話にて申し込みが可能です。

また、新規契約と同時にUQ家族割を申し込めるのは店頭のみです。オンラインショップから新規契約と同時にUQ家族割を申し込むことはできません。

利用条件

UQ家族割を利用するためには以下の条件を満たす必要があります。

  • 同一姓かつ同一住所の家族であること
  • 姓もしくは住所が異なる場合は家族であることを証明する書類を提出すること
  • 親回線および子回線ともにぴったりプランまたはおしゃべりプランのS/M/Lのいずれかに加入すること

契約できるSIMカード数

9枚(親回線を除く)

プラン内容

UQ家族割は2回線目以降の月額料金が500円割引されるサービスです。おしゃべりプランS/ぴったりプランSなら1,480円から利用できます。月額料金、割引額ともにY!mobileの家族割引サービスと全く同じですね。

ただし、UQモバイルは通話サービスを5分かけ放題と毎月決まった時間まで無料で話せる無料通話の2つから選ぶことができます。

また、UQモバイルは親回線だけでなく子回線でも必ず初期費用(SIMパッケージ料金)3,000円がかかります。

データシェアは利用できない

UQモバイルにはシェアプランや、データ容量をシェアできるオプションなどは用意されていません。そのため、家族間でデータをシェアすることはできなくなっています。

料金プランを選ぶ際は自分のスマホの使い方をしっかりと把握し、過不足がないようにしましょう。

家族4人の月額料金例

UQモバイルの家族割を家族4人で利用した場合の月額料金は以下の通りです。全員が2GBのプランSを契約するとします。

  • 家族4人の月額料金:6,420円
  • 1人当たりの月額料金:1,605円
  • 初期費用:12,000円

この場合、親回線のみ1,980円で子回線はすべて1,480円なので、合計すると6,420円、1人当たりは1,605円になります。ここまではY!mobileと全く同じです。

しかし、UQ家族割は初期費用が全員分の合計12,000円もかかります。月額料金は安いですが、初期費用は多めにかかることに気を付けましょう。

UQモバイルの詳細はこちら

2-5.家族割に近いデータシェアを利用できる格安SIM

格安SIMで家族割が使える格安SIMはここまでに紹介した4つだけど非常に少ないです。しかし、以下の格安SIMは家族割という名前は付いていませんが、シェアSIMが使えるので事実上の家族割として利用できます。

3.家族割を利用する際の注意点

家族割を利用することで格安SIMをよりお得に利用できます。しかし、家族割を利用する際にはいくつか注意点もあります。

3-1.大手キャリアと比べて割引率は低い

格安SIMの家族割はお得ではありますが、大手キャリアの家族割と比べると割引率は低いです。格安SIMはそもそもの利用料金が安いので大手キャリアほどの割引率にはならないからです。

たとえば、大手キャリアの1つであるソフトバンクの「みんなで家族割」は50GBのデータ定額サービスを4回線以上で利用すると、1回線につき2,000円も月額料金が割引になります。

格安SIMの場合、Y!mobileとUQモバイルの500円割引が最大です。もちろん、もともとの値段は大手キャリアよりも格安SIMのほうが安いですが、大手キャリアほど割引されるわけではないということを覚えておきましょう。

3-2.データシェアは通信速度制限が家族単位

データ通信量のシェアは家族全体の利用料を節約できるのでお得ですが、速度制限が家族単位で行われるというデメリットがあります。

シェアをしている家族のうち誰か1人がデータ通信を使いすぎて速度制限にかかると、シェアをしている家族全員に速度制限がかかってしまいます。データシェアを利用する場合は速度制限にかからないよう、家族全員で協力する必要があります。

3-3.家族間の無料通話は利用できない

大手キャリアでは家族間の無料通話が適用されることが多いですが、格安SIMでは家族間の無料通話サービスはありません。

IIJmio」のみ、通話料が安くなりますしかけ放題の対象時間が延びるというサービスがありますが、無料になるわけではありません。

一部の通信事業者では完全無制限のかけ放題を有料オプションとして用意しています。データ通信料だけでなく通話料も節約したいという人はかけ放題オプションも検討しておきましょう。

4.まとめ

今回は格安SIMの家族割について解説しました。格安SIMでは家族割が用意されているのはIIJmio、mineo、Y!mobile、UQモバイルの4つだけです。

大手キャリアのように大幅に割引されるわけではないものの、利用しないよりは確実にお得になるので、家族で利用する場合はぜひ家族割を活用してください。

また、家族割がなくてもデータ通信料をシェアできるシェアプランが用意されている格安SIMを使えば、実質家族割として使うこともできるので検討してみてください。

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