引越し先でNURO光を継続利用するには？お引越しサポート特典を使う・使わないパターンの違いも解説

「引越し先でもNURO光を使いたい！」

「引越しで使える特典があるって聞いたけど、本当？」

NURO光を引越し先でも使いたい場合、どうやって手続きすればいいのか分かりませんよね。

一般的な光回線だと移転手続きは簡単なのですが、NURO光は回線の性質上いったん解約する必要があります。また、違約金や工事費も心配です。

しかしご安心を。NURO光の引越し手続きは難しくありませんし、解約時の費用を0円に抑えることも可能です。

この記事では、NURO光を引越し先で継続利用する方法はもちろん、費用をかけない引越し向けのお得な特典内容も解説していきます。ぜひ、ご参考に。

お引越しサポート特典でNURO光の引越しに伴う費用が0円に

引越し先でNURO光を使う際にお引越しサポート特典を利用すると費用を抑えることができます。詳しい特典内容は以下の通りです。

お引越しサポート特典

ご覧の通り、引越し元でNURO光を解約する際にかかる費用と、引越し先で新しく契約する際にかかる費用の両方が0円です。

注意点として、解約時にかかる費用（違約金と工事費の残債）は現金補填となります。引越し先でNURO光が開通した後に案内の書類が届くので、そちらを返送すれば現金振込されます。

なお、現金補填は最大54,450円と上限が決まっていますが、ほとんどの人はこの金額内に収まるため全額補填と考えてOKです。

引越し先でNURO光を使うための手続き方法

前章でご紹介した「お引越しサポート特典」を利用した、NURO光の引越し手順について説明していきますね。

以上で、NURO光の引越し手続きは完了です。

NURO光を通常解約して再契約した方がお得なケースもある

引越ししてもNURO光を継続利用する場合は、前章で解説した通りお引越しサポート特典を利用するのが普通です。しかしながら、この特典を利用する場合でも、NURO光の解約は必須。

それなら、NURO光を通常解約して再契約した方が新規入会キャンペーンを利用できるためお得なのでは？と考えてしまいます。

結論から言うと、以下のパターンに当てはまるなら通常解約→再契約でNURO光に申し込んだ方がお得です。

こちらの方法でお得になるかどうかの分かれ道が、45,000円のキャッシュバック特典を利用できるかどうかです。

過去にキャッシュバックを受け取ったことがないのなら、引越し先で別名義（夫から妻など）に変えることで特典を受け取れます。

損益分岐点は、3年契約なら11カ月以上、2年契約なら7カ月以上経過です。

具体的には、

の計算式がプラスになるタイミングでキャッシュバック特典が上回ります。

3年契約なら11カ月以上、2年契約なら7カ月以上の期間を超えて契約しているなら、違約金や工事の残債を支払ってでもお引越しサポート特典ではなく通常解約から再契約でキャッシュバックを受け取った方がお得ですよ。

なお、通常解約してから新規契約する方法は、NURO光のオペレーターから勧められることもあります。なので、罪悪感を感じる必要はなし。

携帯会社のようにブラックリスト入りすることもないので安心して下さい。

引越し時にかかるNURO光の違約金の調べ方

解約時にかかる費用はこれまで説明した通りですが、実際はオプションなど契約状況によって若干異なります。

お引越しサポート特典で無料になるとはいえ、事前に確認して安心したいケースもあるでしょう。

NURO光では、

• 現在の契約期間
• 工事費の残債
• 解約時にかかる費用

などをマイページからチェックできます。マイページにログインしたら、解約時の発生費用 (違約金など)の項目を選んで下さい。

すると、今月解約した場合の費用合計を確認できます。

NURO光を引越し先で使用するときの注意点

引越し元のNURO光は解約する必要あり

引越し先で継続してNURO光を使う場合でも、独自の回線を使用している関係で転用できず一度解約が必要です。

フレッツ光回線を使う光コラボ（ドコモ光やソフトバンク光など）のように移転手続きはできません。

スムーズに引越し手続きができる他の光回線と比べるとやや手間がかかります。

マンション・アパートは回線撤去費が発生する場合がある

お引越しサポート特典を利用しても、回線撤去に伴う費用は負担してくれません。回線撤去に伴う費用は、

• 回線の撤去工事費：11,000円
• NURO光でんわ 解約工事費：1,100円
• 番号ポータビリティ工事費：1,650円

が大乗的です。最も大きな撤去工事費ですが、こちらは賃貸マンションやアパートで原状回復を求められたときに発生します。

ただ、多くのケースでは原状復帰は不要（NURO光回線を残す大家さんが多い）です。心配なら、事前に確認しておきましょう。

その他、NURO光でんわの利用者は解約時に解約工事費がかかります。電話番号を引き継ぐ場合は、番号ポータビリティ工事費も必要です。

引越し先がNURO光に対応していない可能性がある

NURO光を引越し先で継続して使いたいときでも、エリア外なら利用できません。

上記のエリア内でも市区町村によって非対応のケースがあるため注意して下さい。

引越し先がNURO光のエリア外だった時のおすすめネット回線

引越し先がNURO光のエリア外だった場合は、別の手段でネット回線を確保しましょう。必ずしも光回線を選ぶ必要はありません。

おすすめの代替案

※WiMAXプロバイダでGMOとくとくBBを選んだ場合

ドコモ光

ドコモ光はフレッツ回線を使用する光コラボ事業者です。NTTの回線網を利用するため、全国のエリアで対応。

NURO光では非対応になりやすい地方の人でも契約できる可能性が高いです。

ドコモ光は全光回線サービスの中で人気はトップクラス。ドコモユーザーなら、月額550円から1,100円の割引（家族適用OK）も受けられます。

通信速度も年々速くなっており、現在は平均250～300Mbpsほどを記録（800Mbpsを超える人も）。今なら工事費無料で申し込めます。

OCN光

OCN光も、ドコモ光と同じくフレッツ回線を使用する光コラボ事業者です。そのため、対応エリアは全国となっています。

OCN光のメリットは、次世代のインターネット接続方式「IPoE（IPv4 over IPv6）」に標準対応していること。

回線の混雑を避ける通信方式となっており、IPv6接続なら平均300Mbps以上を期待できます。他社だとオプション扱いになりやすいため、お得感がありますよ。

その他、初回の訪問サポートが無料なので、インターネット接続に自信が無い人でも安心して申し込めます。

ドコモ home 5G

ホームルータータイプのドコモ home 5Gは、工事不要ですぐネットに繋がるのがメリットです。手軽さに加えて魅力的なのが速度でしょう。

平均速度は150～180Mbpsを保っており、全ホームルーターの中で最速クラスです。home 5Gの名前通り、5G通信による無線通信が可能に。

光回線と比べて通信品質は劣りますが、シビアなオンラインゲームなどで使わないなら十分すぎる速度です。

NURO光のエリア拡大を気長に待てるなら、繋ぎとしてドコモ home 5Gを利用するのもありでしょう。契約期間の縛りや解約金はありません。

WiMAX

※WiMAXプロバイダでGMOとくとくBBを選んだ場合

自宅の固定回線ではなく外出先でもネットを使いたい、と気が変わったならWiMAXがおすすめです。WiMAXは、他のポケットWi-Fiサービスと比べて安定度が高く複数回線の接続も可能です。

ホームルータータイプも選べますが、せっかくなら外に持ち運べるモバイルルータータイプを選ぶといいでしょう。

WiMAXは複数の契約窓口（プロバイダ）が存在しますが、どこで申し込んでも回線の品質は同じです。そのため、シンプルに料金の安さだけで契約先を決めて問題ありません。

現在、最安でWiMAXを申し込める窓口は、GMOとくとくBBです。キャッシュバックと月額割引を適用することで、WiMAXの月額料金が毎月1,000円くらい安くなります。

まとめ

NURO光は、引越しするときでもお引越しサポート特典を利用すると違約金や工事費の残債が無料になります。引越しの際に無駄な費用をかけなくて済むのがメリットです。

ただし、状況によっては通常解約して再契約することで45,000円キャッシュバックを得た方がお得になることもあります。どちらがいいか、本記事を参考に吟味してみて下さいね。

簡単に判断するなら、

• NURO光のキャッシュバック特典を始めて利用する
• 引越し元と引越し先を別名義で契約できる
• 3年契約なら11カ月以上、2年契約なら7カ月以上経過している

にすべて当てはまるなら通常解約→再契約がお得です。