この記事で分かること
- LINEモバイルの実効速度
- ゲームや動画での体感速度
- 一時的に速度低下する理由
「LINEモバイルの通信速度は遅いの・・?」
どんなに利用料金が安くても肝心の通信速度が遅いと契約する気になれませんよね。また、ひと口に遅いといっても実際はどれくらい不便なのか、体感してみなければ分かりません。
結論から言うと、LINEモバイルの速度は標準レベルです。日常使いに問題ないため、メインスマホとして十分に使えます。
この記事では、LINEモバイルの実効速度を計測。速度低下する時間帯やユーザーの口コミも詳しく考察していきます。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
1.【実測】LINEモバイルの速度は遅い?
都心の駅内でLINEモバイルの実効速度を計測してみました。測定結果は、複数回に分けて平均値で算出しています。
測定中の様子
- 午前中:10~40Mbps
- お昼:1~15Mbps
- 夕方:5~20Mbps
- 夜中:10~25Mbps
時間 | 通信速度(Mbps) | |
---|---|---|
ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | |
10:00 | 13.0 | 5.7 |
10:30 | 10.5 | 6.0 |
11:00 | 61.1 | 6.5 |
12:00 | 8.7 | 11.9 |
12:30 | 2.4 | 12.5 |
13:00 | 15.9 | 7.3 |
17:00 | 19.9 | 7.7 |
17:30 | 8.0 | 8.0 |
18:00 | 6.2 | 5.4 |
21:00 | 10.6 | 6.7 |
21:30 | 21.7 | 7.5 |
22:00 | 15.3 | 10.2 |
用途 | 通信速度 (Mbps) |
---|---|
ネット閲覧 | 1.0 |
メール・LINE | 0.2 |
動画(低画質) | 0.5 |
動画(普通画質) | 1.0 |
1.0 | |
動画(高画質) | 2.0 |
アプリDL | 3.0 |
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の平均速度30~40Mbpsには及びませんが、まずまず快適な速度。カウントフリーも含め、普通に使えます。
ただ、近年のLINEモバイルはユーザー数を増やしすぎた影響で、速度が低下傾向です。2020年5月より回線増強が始まったので、さらなる速度アップに期待しましょう。
2.ゲームやYoutubeは問題ない?
今度は、体感速度で問題ないか調べてみます。
体感速度は特に問題ありませんでした。スムーズにWEBサイト閲覧できますし、Youtubeも途切れず再生できます。
最も不安だったゲームアプリも普通に動作しました。データ消費の大きいポケモンGOも、ラグなしで操作できます。
3.お昼は速度低下する理由
LINEモバイルではお昼(12時半頃)と夕方(18時頃)に速度低下を起こします。とくにお昼は、速度制限時と同等の200kbpsくらいまで落ちる場合があり要注意です。
速度低下する理由は、回線混雑が起きるからです。格安SIMは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りている身なので、帯域制限をかけられます。
速度低下のイメージ
夕方18時頃もお昼ほどではありませんが、1Mbpsを切るときがあります。この時間帯の速度低下は避けられないので、上手く切り抜けるしかありません。
4.【他社比較】ユーザー数が急増している割には検討
LINEモバイルの速度を他の格安SIMと比較してみました。
速度比較
通信速度(Mbps) | |||
---|---|---|---|
12時 | 15時 | 18時 | |
LINEモバイル | 5.97 | 18.8 | 3.6 |
BIGLOBEモバイル | 0.85 | 22.5 | 2.08 |
ワイモバイル | 74.9 | 52.4 | 46.3 |
UQモバイル | 16.5 | 25.5 | 20.0 |
OCNモバイルONE | 0.94 | 23.5 | 4.16 |
IIJmio | 0.54 | 3.0 | 1.04 |
楽天モバイル | 1.06 | 22.6 | 2.46 |
mineo | 1.0 | 47.6 | 5.09 |
全体の中では、速くも遅くもない中くらいの速度です。ユーザー数増加に伴い中の下になりつつありますが、まずまずの速度をキープしています。
LINEモバイルは月額料金が安いため、十分に検討していると言えるでしょう。
5.LINEモバイルの速度に関する口コミ
今度は、LINEモバイルの速度に関するユーザーの口コミを見ていきましょう。
※口コミ参照元:価格.com
データが超過する前は普通に速度が出ます。またデータ超過後でもLINEは通常の速さで利用できます。
LINEのもたつきは全くなしです。メールなどで時折遅くなりますが、基本的には問題なしです。
速度は問題なしです。時間帯によっては厳しいですが、LINEは繋がります。
速度制限にはかからないが、たまに場所によっては遅くなるため、若干の難はある。
多少は遅く感じる時はありますが、不便したことはないです。
朝や夜は比較的快適です。20Mbps以上でることもあります。逆にお昼は1Mbps前後になるので遅いです。
口コミをまとめると、
- 軽いアプリは1日問題ない
- お昼に1Mbpsを切ることがある
- 場所によって遅くなる
などの意見が集まりました。もっとネガティブな意見が集まるかと思いましたが、お昼の時間帯を除けば満足できるレベルのようです。
6.速度が遅い時間帯はWi-Fi接続で耐え忍ぶべし
回線混雑時(12時~13時)は、Wi-Fiスポットを活用して耐え忍ぶのがおすすめです。
LINEモバイルにはWi-Fiオプション(月額200円)が、無料のWi-Fiスポットでも十分に対応できます。
無料Wi-Fiを利用できる場所
- コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)
- カフェ(ドトール、タリーズ、スターバックスなど)
- ファーストフード
- 交通機関
- ショッピングモール
お昼の時間にテザリング・動画再生・アプリDLなどを行いたい場合は、上記の場所でWi-Fiスポットを探すといいですよ。
7.au・ドコモ・ソフトバンク回線で一番速いのは?
トリプルキャリア対応のLINEモバイルは、au・ドコモ・ソフトバンク回線を選べます。結論から言うと、ドコモ回線が一番速くて、次点でソフトバンク回線が続きます。
回線別の速度比較
外部参考:格安SIM・格安スマホ通信速度調査
ドコモ回線が速い結果となりましたが、日によってはソフトバンク回線が一番になることもあります。
3回線ともに大きな差はありません。
8.【結論】十分にメインスマホとして使える
結論として、LINEモバイルは十分にメインスマホとして使えます。超速いとは言えませんが、日常使いには問題なし。
お昼の12時半頃だけアプリDLや動画再生が厳しくなるので、この時間帯を我慢できるかがポイントとなるでしょう。
スマホ代が半額以下になることを考えれば、許容できる範囲ではないでしょうか。
9.この記事のまとめ
この記事では、LINEモバイルの通信速度について詳しく解説してきました。
実効速度の結果は、まずまず良好。一部遅い時間帯もありますが、日常使いには問題ありません。
ゲームや動画も普通に使えました。安さを考慮すれば十分に快適です。
おさらい
LINEモバイルの速度は遅い?
12時半頃に1Mbps付近まで速度低下しますが、その他の時間帯は良好です。
他社より速い?
速くも遅くもない標準レベルです。
LINEモバイルの魅力とは?
月額700円から契約できるLINEモバイル。さらに月額割引などWEB限定キャンペーンも豊富です。
ソフトバンク回線は全格安SIMで最安値。LINEらしくLINEアプリは通話も含めてカウントフリーで使い放題に。
+280円でTwiiterやFacebookも使い放題にできます。
- WEB限定キャンペーンあり
- LINEアプリがカウントフリー
- ソフトバンク回線が安い
- LINE Payで支払いOK
- SNS使い放題のオプションあり
月額料金 | 解約金 | オンライン契約 |
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