LINEモバイル(ラインモバイル)

LINEモバイルの全メリット・デメリットを解説

lineモバイル デメリット

LINEモバイルにはどんなメリット・デメリットがあるのか気になりませんか?

とくに気になるのがデメリットです。いいことしか書かず、都合のいいことは隠す。公式サイトだけ見ても、デメリットとなる不便な点は見えてきません。

この記事では、LINEモバイルのメリットとデメリットをどこよりも深く解説しています。20社以上の格安SIMを使う管理人が、他社と比較しながらLINEモバイルのいいところも悪いところも解説していきますよ。ぜひ、参考にして下さいね。

1.LINEモバイルのデメリット

まずは、LINEモバイルのデメリットから見ていきましょう。

  • 音声通話SIMは最低利用期間・解約金あり
  • 店舗サービスがほぼ利用できない
  • 完全かけ放題がない
  • 大容量プランがない
  • メールアドレスが付与されない
  • エントリーコードはキャンペーンと併用不可
  • 低速切り替え・バースト機能なし

それぞれ詳しく解説していきます。

(1)音声通話SIMは最低利用期間・解約金あり

LINEモバイルに限らず、ほぼすべての格安SIMに共通していますが、音声通話SIMでの契約には最低利用期間があります。最低利用期間は12ヶ月です。12ヶ月以内に解約すると9800円の解約金(違約金)が発生します。大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と違い自動更新や2年縛りの仕組みはないので、12ヶ月を過ぎればいつ解約しても解約金は無料です。

LINEモバイルの最低利用期間と解約金の設定ですが、標準か標準よりやや悪いです。12ヶ月の最低利用期間は多くの格安SIMと同じです。半年で終わる格安SIMもあるので、好条件ではありません。9800円の解約金については、相場より少しだけ高いです。よくある解約金の設定は9500円です。稀に8000円の格安SIMもあります。

LINEモバイルは9800円なので少し高いかなと思います。詳しくは、「LINEモバイルの解約方法」の記事を参考にして下さい。

(2)店舗サービスがほぼ利用できない

LINEモバイルは対面でサービスを受けることができる店舗展開をほとんど行っていません。専門店はなく利用できるのは家電量販店の格安SIMカウンターに限られます。利用できる店舗サービスは新規契約のみ。アフターサービスはオンラインでなければ受けることができません。また、新規契約も即日開通できる店舗が極端に少ないです。

執筆時点では、即日開通の対応店は全国で20店舗ほど。都市部のみに限られます。LINEモバイルのライバルである楽天モバイルやmineoは店舗展開に力を入れています。LINEモバイルはオンラインでのサービスが充実している代わりに、店舗展開は消極的です。今後も力を入れていくことは無いかと思います。

さらに詳しくは、「LINEモバイルで店舗契約する方法」の記事にて解説しています。

(3)完全かけ放題がない

残念ながら、LINEモバイルには時間無制限の完全かけ放題がありません。また、家族間や同キャリア同士の無料通話も無いです。LINEモバイルでかけ放題を使いたい場合は10分かけ放題オプションとなります。完全かけ放題が使えない問題は、LINEモバイルに限らずほぼすべての格安SIMで共通のデメリットです。

格安スマホは通話に弱いと言われる所以ですね。ちなみに、完全かけ放題が使えるのはY!mobileのスーパーだれとでも定額のみとなっています。LINEモバイルに契約する際は、LINEの無料通話を中心に通話料を節約しましょう。専用アプリの「いつでも電話」を使えば、通常の通話料を半額にすることもできますよ。

(4)大容量プランがない

動画やゲームのヘビーユーザーにとって手痛いのが、LINEモバイルには大容量プランが無いことです。現在、最もデータ容量が大きいのが10GBプランです。10GBはヘビーユーザーにとって大容量とは言えないでしょう。LINEモバイルはもともとスマホのライトユーザーをターゲットにしているため、大容量プランのサービス提供に消極的です。

他社では最高で50GBまで契約できるため、LINEモバイルの大きな欠点と言えます。SNSはカウントフリーとなるLINEモバイルですが、動画・ゲームが好きな方はWi-Fi接続を駆使する必要があるでしょう。10GB以上の料金プランを使いたい方は、LINEモバイルではなく「大容量プランが使える格安SIM」を契約しましょう。

(5)メールアドレスが付与されない

LINEモバイルはメールアドレスの付与がありません。そのため、キャリアメールを使っていた方はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使う必要があります。他の格安SIMではメールアドレスが付与されるケースが多いのでLINEモバイルのデメリットと言えるでしょう。

ただし、メールアドレスを付与してくれる格安SIM会社も、実際はフリーメール扱いのメールサービスであることが多いです。キャリアメールを付与してくれるのはUQモバイルとY!mobileのみ。他の格安SIM会社は、すべてGmailやYahoo!メールと同じフリーメールと同等のメールアドレスを付与します。信頼性が高いキャリアメールではありません。

そう考えると、LINEモバイルのメールアドレスが付与されないデメリットはあまり気にしなくていいかもしれません。

(6)エントリーコードはキャンペーンと併用不可

エントリーコードとは3000円の契約事務手数料を無料にするためのコードです。Amazonなどでエントリーパッケージを購入することで使用できます。エントリーパッケージの購入人の差額でおよそ2600円を節約できるエントリーコードは大人気です。しかし、LINEモバイルのエントリーコードはキャンペーンと併用ができません。

そのため、エントリーコードを使って申し込むとかえって損をします。他社のエントリーコードでは得する場合が多いのですが、LINEモバイルのエントリーコードは使用すると損するので気を付けましょう。契約事務手数料を無料にすることができないかわりに、「LINEモバイルのお得なキャンペーン」を毎月利用することができますよ。

(7)低速切り替え・バースト機能なし

LINEモバイルは低速切り替えの機能が使えません。低速切り替えとは、通信速度をあえて低速通信に落とすことで、データ消費量を0に抑えることです。高速/低速通信の切り替えは、多くの格安SIM会社で利用できます。ワンタップで低速通信に切り替えできる専用アプリを提供している格安SIM会社もあります。

LINEモバイルは低速通信がまったく使えないので、データ消費の節約が難しく速度制限にかかりやすいです。Wi-Fiで代用できれば問題ありませんが・・。また、LINEモバイルは低速通信時でも一時的に通信速度が速くなるバースト機能も使えません。速度制限にかかると200kbpsで翌月まで通信速度が固定されるため注意が必要です。

2.LINEモバイルのメリット

デメリットの次は、LINEモバイルのメリットについて詳しく見ていきましょう。

  • 全プランにデータフリー(カウントフリー)付き
  • 利用料金が安い
  • LINEのID検索機能が使える
  • ソフトバンク回線の通信速度が速い
  • LINE Pay カードで口座振替払いができる
  • プラン変更、回線変更が自由
  • ドコモ・ソフトバンク端末はSIMロック解除不要のケースあり

(1)全プランにデータフリー(カウントフリー)付き

LINEモバイルの料金プランには、全プランにデータフリー(カウントフリー)が付いています。データフリーとは、特定アプリのデータ消費量がいくら使っても0になることです。LINEモバイルのデータフリーでは、LINEが運営する会社らしくSNSを中心にデータフリーが使えます。

各料金プランのデータフリー

プラン名データフリー
LINEフリープランLINE
コミュニケーションフリープランLINE、Twitter、Facebook、Instagram
MUSIC+プランLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC

LINEモバイルが優れているのは、料金プランに対して標準でデータフリーが付いていることです。他社では、データフリーはオプション扱いになります。そもそもデータフリーのオプションがあること自体珍しいです。LINEモバイルはデータフリーに最も力を入れている格安SIMです。経営が圧迫するほど力を入れているため、本気度が違います。

普段から、データ通信の中心はLINEアプリとSNSという方には、これ以上無い格安SIMとなっています。

(2)利用料金が安い

LINEモバイルは格安SIMの中でも利用料金が安いです。実際の比較結果は以下の通りです。

格安SIM1GB5GB10GB
LINEモバイル1,2002,2203,220
楽天モバイル2,1502,960
mineo1,4103,130
IIJmio3,260
BIGLOBEモバイル1,400
OCN モバイル ONE3,000
イオンモバイル1,280
DMMモバイル1,2601,9102,890
nuroモバイル2,0003,000

人気の1/5/10GBを比較しています。上記に記載されていない格安SIMは、マイナーな通信事業者が1/5/10GBが無いため省いています。主要な格安SIMとの比較結果を見ると5GBと10GBはそこまで安くないんじゃ・・・と感じるかと思います。しかし、LINEモバイルではデータフリー(カウントフリー)が標準で付いていることを忘れてはいけません。

SNSのデータフリーオプションは月額250~300円に相当します(DMMモバイルのSNSフリーオプションは250円)。そのため、LINEモバイルの5GB・10GBプランは、5GBは1980円、10GBは2980円あたりが適正価格です。データフリーを考慮すると、ほぼ最安値となります。詳しくは、「LINEモバイルの料金プラン」の記事を確認してください。

(3)LINEのID検索機能が使える

LINEモバイルではLINEアプリでID検索機能が使えます。格安SIMでLINEのID検索機能が使えるのは、LINEモバイルとY!mobileだけです。Y!mobileはキャリア扱いなので、実質LINEモバイルだけと言えるでしょう。LINEのID検索機能は使わない人にとってはあまり意味のない機能です。

しかし実際は、ID検索ができないと遠方の知り合いにIDを伝えるのが面倒です。LINEを気持ちよく使う上でも、ID検索は活用したいところです。ちなみに、他の格安SIMでID検索が使えない理由は、年齢認証をクリアできないからです。18歳以上であることを証明するための年齢認証は、大手キャリアとLINEモバイルしかシステムが利用できません。

LINEアプリと提携もできる

LINEモバイルではID検索以外にも、LINEアプリと機能を提携できます。例を上げると、毎月の利用料金やデータ残量のチェック、そしてLINE Payによる決済機能などが利用できます。その他、LINEを介したサポートも利用可能。キャンペーンではLINEギフトコードのプレゼントもあります。

LINEモバイルはLINEアプリを活かして様々な機能を連携できます。他の格安SIMには真似できない、LINEモバイルだけの特権と言えるでしょう。

(4)ソフトバンク回線の通信速度が速い

LINEモバイルは通信速度が速い格安SIMです。ドコモ回線の通信速度は標準なのですが、ソフトバンク回線がとにかく速いです。サービスが開始したばかりで利用者数が少ない影響もありますが、現時点ではすべての格安SIMでトップクラスのスピードを誇ります。

通常の格安SIMだと、1日の平均速度が18Mbps程度ですが、「LINEモバイルのソフトバンク回線」なら30Mbpsを余裕で超えています。ほぼ大手キャリアと同等の数字ですね。ただ、今後ソフトバンク回線の利用者が増えるとどうなるかは分かりません。LINEモバイルは積極的に回線増強をしているので何とか持ちこたえると思いますが、今よりは通信速度が落ちるでしょう。

それでも、今後しばらくはトップクラスのスピードを持つ格安SIMとして上位に君臨し続けるでしょう。

(5)LINE Pay カードで口座振替払いができる

多くの格安SIMはクレジットカードを持っていないと契約することができません。しかし、LINEモバイルではLINE Pay カードを使ってクレジットカード不要でも契約することができます。LINE Pay カードとはチャージ式のプリペイドカードです。チャージは、銀行引き落としはもちろんコンビニ払いにも対応しています。

そして、毎月のチャージが面倒な方は、オートチャージの機能を使って口座振替払いにすることが可能です。仕組みは、LINEモバイルの利用料金分の金額を自動で登録した銀行口座から引き落としてくれます。LINE Payの機能を使っていますが、実質は口座振替払いと考えてOKです。

LINE Payを使った決済は、他社では使えないのでLINEモバイルの大きな強みとなっています。LINEモバイルの支払いについては、「LINEモバイルの支払い方法」の記事でも詳しく解説しています。

(6)プラン変更、回線変更が自由

LINEモバイルではプラン変更と回線変更を自由に行うことができます。まず、プラン変更は同じSIMカード種別(音声通話SIM同士・データSIM同士)なら手続き可能。手数料は無料で、無制限に変更できます。はじめに選んだプランをずっと加入し続ける必要はないので安心です。そして、LINEモバイルは回線変更も行えます。詳しくは、「LINEモバイルのプラン変更」にて。

プラン変更は他の格安SIMでも手続きできますが、回線変更は不可のケースが多いです。LINEモバイルなら解約して再契約する手間なく、ドコモ回線とソフトバンク回線を変更できますよ。回線変更手数料は3000円かかりますが、キャンペーンを実施していれば無料となる場合があります。

(7)ドコモ・ソフトバンク端末はSIMロック解除不要のケースあり

LINEモバイルではドコモ回線で契約する場合はドコモ端末、ソフトバンク回線で契約する場合はソフトバンク端末にて、SIMロック解除不要で乗り換えできるケースがあります。まず、ドコモ回線プランでドコモ端末を使う場合は、ほとんどの機種でSIMロック解除不要です。

もちろん、ドコモ版iPhoneも含まれます。ソフトバンク端末は以下の条件にあえばSIMロック解除不要で乗り換え可能です。

SIMロック解除なしで乗り換えできるソフトバンク端末

  • iPhone:iPhone5s以降
  • iPad:第6世代iPad(2018年発売)以降
  • Android:2017年8月以降の端末

iPhoneはほとんどの方が条件に当てはまるかと思います。なお、LINEモバイルでは全プランでテザリングを無料で使うこともできますよ。

3.まとめ

いかがでしたか?

この記事では、LINEモバイルのメリット・デメリットについて詳しく見てきました。ネットの情報ではメリットばかりがピックアップされますが、LINEモバイルにもデメリットはあります。契約前にしっかりとデメリットにも目を通しておきましょう。

また、メリットもLINEモバイルを使う前に確認しておくといいですよ。LINEモバイルは他社にはない強みが多いので、契約したらどんどん活用して下さいね。

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