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arrowsM03を実機レビュー!スペックから価格まで全解説

arrowsM03

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arrows M03は富士通製のSIMフリースマホです。数少ない国産スマホということもあり、防水・防塵やおサイフケータイ、ワンセグなど海外製スマホにはない機能を多数搭載しているのが魅力です。

その一方で同価格帯の海外製スマホと比べるとスペックが低く、流行の指紋認証も搭載していないなどデメリットもあります。

今回はarrow M03のスペックやメリット・デメリットを詳しく解説します。

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1.arrows M03の評判

1-1.アンケート調査

はじめにarrowsM03の評判を調べてみました。

※アンケートは株式会社クラウドワークスにて実施。100名以上の回答から分析。

38歳 男性

■購入理由

  • 富士通というブランドで安心感があった。
  • 販売価格がリーズナブルでコスパがよかった。
  • キャンペーンで安くなっていた。
  • デザインはシンプルで飽きなさそうだった。

以上の理由で購入しました。

■感想

とても持ちやすく、デザインも気に入っています。バッテリー持ちも特に気になりません。カメラの画素が1300万画素あり、写真も綺麗に撮れるので旅行での利用も満足です。おサイフケータイ機能に対応しているため決済も便利です。

また、防水機能もありキッチンの近くでも安心して使えます。少し時間ができたときにワンセグでテレビを見られるのも嬉しいです。

33歳 男性

■購入理由

防水でなるべく安く、画面が大きい機種を探しており、ラインナップの中でこの機種が最も希望に近かったからです。おサイフケータイとワンセグ機能があり、カメラの画素数も高かったので、この機種に決めました。

■感想

アプリの反応は良いです。ゲームやカメラの起動も特に使っていて不満はありません。カメラは画素数の割にあまり綺麗ではないかなと思います。

暗い所の写真は特に画質が粗く感じます。デザイン性は良く、少し大きいですが持ちやすいです。ただ女性の手には大きすぎるかもしれません。

バッテリー持ちは3日持つと機種説明にありましたが実際は1日も持ちませんでした。容量がすぐに一杯になるのも不満な点です

35歳 女性

■購入理由

  • ワンセグと防水機能が付いていた。
  • 国内メーカーが作った携帯電話だった。
  • SIMフリースマホで安く販売されていた。
  • 仕事柄、外でスマホを使用するため防水仕様の携帯を探していた。

以上の理由で購入しました。

■感想

バッテリー持ちがかなり良く、ゲームをしても余裕で1日以上保ちますし本体も重くないため気に入っています。サイズの大きいため、ズボンのポケットに入れると出しづらいです。

38歳 女性

■購入理由

必要な機能が備わっているうえ、本体価格が非常に安かったため。また、大きさや色のバリエーションが豊富で安っぽさを感じなかった。

■感想

アプリの反応は普通に良いと思います。これまで使ったスマートフォンと比べても、変わりありません。カメラは画質にこだわりがなければ、そこそこきれいに撮影ができると思います。

飽きのこないデザインで、手の小さい私でも片手でしっかりと持てます。購入から1年経過しますが、バッテリー持ちはこれまで使ったスマートフォンの中で、ダントツに良いです。

1-2.口コミから分かること

まず、arrowsM03の購入理由ですが、安いからという理由以外にシンプルなデザインを挙げている方が目立ちました。その他、防水機能や日本製ならではのおサイフケータイやワンセグを使いたいという方もいました。

いい意見としては、スペックが思ったより良かったこと。使いやすさや操作感などの意見が多かったです。悪い意見としては、電池持ちが3日保つと書いてきたけど実際は1日だけ。カメラの画質が荒いという意見がありました。操作感やカメラ性能は人によって求めるレベルが違うため何とも言えません。賛否両論ありますが、実際に触ってみないと本当の使い心地は分からないでしょう。


2.arrows M03を実機レビュー

実際にarrowsM03を使用してみました。

2-1.同梱物

arrowsM03の同梱物

arrowsM03は楽天モバイルにて格安SIMとセットで購入しました。

同梱物は説明書、本体、充電器、保証書が付いています。日本製らしく説明書は分かりやすいです。メーカー保証は1年間となります。

2-2.デザイン

前面

arrowsM03の前面

前面はIPS液晶を使用。光沢があります。下部にはFUJITSUのロゴがあります。

背面

arrowsM03の背面

背面はハードコートされていて傷がつきにくくなっています。おサイフケータイ対応のFeliCaマークも刻まれています。

側面

■上部

arrowsM03の側面上部

■右サイド

arrowsM03の側面 右サイド

■左サイド

arrowsM03の側面 左サイド

■下部

arrowsM03の側面 下部

上部にはイヤホンジャックとワンセグ視聴のためのアンテナ取り出し口が付いています。右サイドにボリュームボタンと電源。左サイドにSIMスロットとmicroSDスロット。下部にはmicroUSB端子が付いています。

待ち受け画面

プリインストールアプリにはJSバックアップやおサイフケータイが入っています。初めての方というアプリでは楽天モバイル関連のアプリ紹介が立ち上がりました(データ通信量のチェックや楽天でんわなど)。

画面は綺麗で明るさもちょうどいいです。電源を入れてから画面が付くまでは約45秒でした。

外観の感想

arrowsM03の外観はとてもシンプルで人を選ばないデザインです。アウトドアでも使える頑丈さをウリにしていますが、見た目からいかつさやワイルドな感じはまったくありません。

どちらと言えば、女性向きの可愛らしい印象です。高級感はありませんが、背面のハードコートに質感があるので安っぽさは感じません。

2-3.感触

arrowsM03の感触

手の収まり

5.0インチなので手の中にスポッと収まります。電源・ボリュームボタンも余裕で指が届きますし、操作性も悪くありません。女性の手でも使いやすいでしょう。ポケットへの収まりもいいです。

重さ

重さは141gなので非常に軽いです。長時間持っていても疲れません。

2-4.カメラ性能

1300万画素と前作より大幅にカメラ性能が上がったM03。最高画質の13Mで撮ってみました。

風景

arrowsM03でカメラ撮影

こちらは外の写真です。曇っていたので明るさが物足りませんが十分に綺麗な写真が撮影できます。

arrowsM03 公園でカメラ撮影

木の発色も悪くありません

接写

arrowsM03でカメラ撮影 ランチ

こちらはランチの撮影。F値2.0レンズで綺麗に撮ることができます。

夜景

arrowsM03でカメラ撮影 夜景

夜になると解像度が落ちてしまいました。建物の輪郭もぼやけていて、1300万画素のカメラ性能を感じることができません。

インカメラ

arrowsM03でカメラ撮影 インカメ

インカメラで外の写真を撮ってみました。画素数が500万あるので綺麗に撮れます。

カメラ性能の感想

画質はまずまず綺麗だと思います。やや硬さがあるのと光量不足を感じますが、十分に許容範囲です。決してハイスペックではありませんが、標準レベルの画質です。

2-5.アプリの動作

デレステ

arrowsM03でデレステ

3D軽快モードは問題ありません。しかし、3D標準にするとリズムアイコンがもたつき、やや重くなります。

シャドウバース

arrowsM03でシャドウハーツ

バトル中の演出は軽快です。リーダーアニメーションも問題なく再生されます。プレイ自体も快適でまったく問題ありません。

2-6.ワンセグ

arrowsM03でワンセグ

ワンセグは決して高画質というわけではありませんが、普通にテレビを楽しむには十分なレベルです。アンテナが内蔵されているため、場所によっては高画質を期待できるかもしれません。

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3.arrows M03のスペック

3-1.スペック表

発売日 2016年7月28日
メーカー 富士通
サイズ 高さ:約144mm、幅:約72mm、厚さ:約7.8mm
重量 約141g
画面サイズ 約5.0インチHD (720×1280)
CPU MSM8916 クアッドコア(1.2GHz)
OS Android 6.0
RAM(メモリ) 2GB
ROM(ストレージ) 16GB
カメラ性能 アウトカメラ:1310万画素

インカメラ:500万画素

外部メモリ microSD/microSDHC/microSDXC(最大200GB)
SIMサイズ nanoSIM
最大通信速度 下り:150Mbps 上り:50Mbps
通信方式 LTE:Band1/3/8/19/26

3G:Band1/5/6/8/19

GSM:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz

Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz /5GHz)

Bluetooth Bluetooth 4.1
バッテリー容量 2580mAh(急速充電対応)
対応回線 ドコモ系格安SIM、au系格安SIM(VoLTE SIMのみ)、

ソフトバンク系格安SIM

本体カラー ブラック、ホワイト、ピンク、シャンパンゴールド(楽天モバイル限定カラー)、グリーン(mineo限定カラー)
VoLTE ドコモ、au
イヤホンジャック
防水
おサイフケータイ
ワンセグ
デュアルスタンバイ(DSDS) ×

スペック表の補足説明

3-2.特徴

arrows M03はarrows M02の後継機です。M02同様、国産メーカーの富士通製ということもあり、日本向けの機能が数多く搭載されているのが特徴です。防水・防塵に対応しており、お風呂やキッチンなどの水回りで使えます。さらにそれ以外にも耐衝撃や耐振動といった高い耐久力を備えており、あらゆる場所で安心して使えます。

また、arrows M03はワンセグとおサイフケータイに対応しています。格安スマホの主流である海外製のSIMフリースマホにはこれらの機能は搭載されていないため貴重です。スペックはあまり高くありませんが、防水・防塵やワンセグ、おサイフケータイなど国産スマホならではの機能がたくさんついています。スペックよりも付加価値を重視するユーザーに向いています。

3-3.ベンチマークスコア

arrowsM03のベンチマークスコア

総合点:24324

  • 3D:826
  • UX:11378
  • CPU:9695
  • RAM:2425

ベンチマークスコアを見る限り、arrowsM03の性能はロースペックとなります。ただし、実際の使用感ではそこまでスペックが低いと感じません。

ベンチマークスコアの説明

4.arrows M02と比較

arrows M03の先代モデルであるarrows M02とスペックを比較しました。

※上回っているスペック項目を赤文字にしています

arrows M03 arrows M02
発売日 2016年7月28日 2015年10月29日
メーカー 富士通 富士通
サイズ 高さ:約144mm

幅:約72mm

厚さ:約7.8mm

高さ:約141mm

幅:約68.9mm

厚さ:約8.9mm

重量 約141g 約149g
画面サイズ 約5.0インチHD

(720×1280)

約5.0インチHD

(720×1280)

CPU MSM8916 クアッドコア(1.2GHz) MSM8916 クアッドコア(1.2GHz)
OS Android 6.0 Android 5.1
RAM

(メモリ)

2GB 2GB
ROM

(ストレージ)

16GB 16GB
カメラ性能 アウトカメラ:1310万画素

インカメラ:500万画素

アウトカメラ:810万画素

インカメラ:240万画素

外部メモリ microSD/microSDHC/microSDXC(最大200GB) microSD/microSDHC(最大32GB)
SIMサイズ nanoSIM nanoSIM
最大通信速度 下り:150Mbps 上り:50Mbps 下り:150Mbps 上り:50Mbps
通信方式 LTE:Band1/3/8/19/26

3G:Band1/5/6/8/19

GSM:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz

Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz /5GHz)

LTE:Band 1/3/8/19/26

3G:Band1/6/8/19

GSM:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz

Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz)

Bluetooth Bluetooth 4.1 Bluetooth 4.1
バッテリー容量 2580mAh(急速充電対応) 2330mAh
対応回線 ドコモ系格安SIM、au系格安SIM(VoLTE SIMのみ)、ソフトバンク系格安SIM ドコモ系格安SIM、au系格安SIM(VoLTE SIMのみ)、ソフトバンク系格安SIM
本体カラー ブラック、ホワイト、ピンク、シャンパンゴールド(楽天モバイル限定カラー)、グリーン(mineo限定カラー) ブラック、ホワイト、ピンク(mineo限定カラー)、ゴールド(楽天モバイル限定カラー)、ロイヤルブルー(J:COM限定カラー)
VoLTE ドコモ、au、ソフトバンク ドコモ、au、ソフトバンク
イヤホンジャック
防水
おサイフケータイ
ワンセグ
デュアルスタンバイ(DSDS) × ×

まず大きく違うのはカメラの画素数です。M02からM03になったことでメインカメラは500万画素、インカメラは260万画素も増加しており、より鮮明で高画質な写真を撮影できるようになりました。

わずかですがバッテリー容量も増加し、より長い時間利用できるようになりました。しかも急速充電に対応したので、短い時間で素早く充電できます。

また、M02では外部メモリがmicroSD/microSDHCにしか対応していませんでしたが、M03ではさらに上のmicroSDXCにも対応しています。microSDXCに対応したので、最大で200GBのmicroSDカードを利用することが可能になり、写真や音楽をたくさん保存できるようになりました。

細かいところで違いがある一方、CPUやRAM、ROM、ディスプレイ、対応回線などは同じなので、M02とM03を比べるとスペック全体ではあまり差がないです。

スペックを左右するCPU、RAM、ROMが一世代前のモデルであるM02と全く同じなのは少し残念ですね。とくにCPUはM02の時点で性能が低く、古いものだったのでM03でも同じものを搭載するのは時代遅れという印象が強いです。M02同様、防水やおサイフケータイといった国産スマホならではの機能を使いたいライトユーザーや、回線を問わずいろんなキャリアで使いたい人に向いています。

5.arrows M03のメリット・デメリット

続いて、arrows M03のメリットとデメリットを見ていきましょう。まずはメリットです。

5-1.メリット

(1)高い耐久力

arrows M03最大のメリットは耐久力の高さです。IPX5/IPX8相当の防水とIP6X相当の防塵に対応しており、お風呂でスマホを楽しんだり、キッチンでレシピを見ながら料理をしたりすることができます。

さらに、ディスプレイの周りに0.3mmのフチを立てることで落としてもディスプレイが直接地面に当たりにくくしている、傷に強いゴリラガラスやハードコートを採用するなど、耐久力を高めるための工夫が多数されています。

こういった工夫により、米国国防総省が定めた「MIL規格」の14項目に準拠しています。耐衝撃や耐振動、高温/低温動作など、あらゆる項目の試験をクリアしており、アウトドアやウィンタースポーツなど、様々な環境で故障を気にすることなく使えます。

(2)ワンセグとおサイフケータイに対応

arrows M03はワンセグとおサイフケータイに対応しています。SIMフリースマホは海外製スマホがほとんどを占めていますが、ワンセグとおサイフケータイが使えるものはほとんどないため貴重です。

とくにワンセグは国産のSIMフリースマホでも搭載している機種が少ないです。さらに、他製品の場合はワンセグを受信するためのアンテナが内蔵していません。ワンセグでテレビを見るたびに外部アンテナを付けないといけませんし、アンテナを付けている間は防水が機能しなくなりお風呂では見られないことがあります。

M03はアンテナが内蔵されており、見たい時にすぐ見られるだけでなくお風呂でもテレビを見ることが可能です。

(3)au VoLTEに対応している

arrows M03はドコモとソフトバンクの回線だけでなく、auの4G LTE回線を利用する「au VoLTE」にも対応しています。そのため、au VoLTEを利用する「VoLTE SIM」を利用することで、au系の格安SIMも使えます。

海外製のSIMフリースマホはドコモとソフトバンクの回線には対応していても、auの回線には対応しておらず利用できない、というものがほとんどです。国内大手キャリア3社の回線にしっかり対応しているのは、さすが国産メーカーのスマホです。

ただし、auの3G回線による音声通話には対応していません。そのためau VoLTEを利用しない非VoLTE SIMを挿すとデータ通信は使えても音声通話はできなくなってしまいます。au系の格安SIMで通話をしたい場合は必ずVoLTE SIMが使える格安SIMを選ぶようにしましょう。

(4)大容量&急速充電対応のバッテリーを搭載

arrows M03は2,580mAhの大容量バッテリーを搭載しています。省エネ性能が高いディスプレイと、画面輝度抑制やパフォーマンス制御で電池を長持ちさせる「バッテリーセーバー機能」を搭載していることも相まって、バッテリー切れを心配することなくスマホを使うことができます。

また、バッテリーは急速充電にも対応しています。バッテリーが少なくなってもすぐに充電できるので急いでいる時も安心です。

5-2.デメリット

ここまでarrows M03のメリットを見てきました。次はデメリットを見ていきましょう。

(1)スペックが低く、価格も割高

arrows M03のデメリットとして真っ先に上がるのはスペックの低さです。CPUの「MSM8916」は1年前に発売されたarrows M02にも搭載されていたローエンドモデルで、スペックは低いです。メールやLINE、ブラウジングなど、普段使いであればなんとか使えますが、3Dゲームのプレイや、複数のアプリを同時に起動して切り替えながら使うといった使い方はできません。

RAMとROMについても、arrows M02から全く増えていません。とくにROMは16GBと少なく、アプリや画像を保存しているとあっという間に埋まってしまうのでmicroSDカードは必須です。

さらに、スペックが低いにも関わらず価格は32,000円前後と高めです。同価格帯のスマホだとHUAWEI P10 liteがありますが、こちらはオクタコアの高速CPUに3GBメモリ、32GBストレージを搭載しているなど、arrows M03と比べるとスペックがかなり高いです。海外製SIMフリースマホにはない付加価値がたくさんあるものの、スペックだけを見ると割高に感じてしまいます。

防水・防塵に対応しているスマホが良い、ワンセグやおサイフケータイを利用したいという人にはおすすめですが、それらの機能は使わない人、スペックの高いスマホでゲームをプレイしたい人はコスパに優れる海外製SIMフリースマホを購入したほうが良いでしょう。

(2)指紋認証には非対応

arrows M03は指紋認証には非対応です。SIMフリースマホではもはや定番になりつつある機能だけに、対応していないのは残念ですね。

以前は一部のミドルスペックスマホやハイスペックスマホにしか搭載されていませんでした。しかし、今ではg07+やHUAWEI nova liteなど10,000円台のスマホでも指紋認証に対応しているので、30,000円前後するarrows M03にも対応してほしかったです。

(3)OSのバージョンが古い

arrows M03のOSにはAndroid 6.0が採用されています。発売当時は新しいOSでしたが、現在はAndroid 7.0が主流で、最新の8.0も登場しているため6.0は古いです。

富士通はキャリア端末のバージョンアップは積極的に行っているようですが、SIMフリー端末はアップデートされることがほとんどなく、arrows M03もAndroid 7.0や8.0へのアップデートはできません。OSのバージョンが古いと最新の機能が使えませんし、セキュリティ的なリスクも高くなるので気を付けましょう。

6.arrows M03の評価まとめ

arrowsM03は頑丈でデザイン性に優れたSIMフリースマホです。防水機能も付いているため、日常的に使う分には非常に使いやすい機種となっています。ただし、一歩踏み込んだ使い方をするスマホ中級者には満足できないでしょう。

ベンチマークスコアから分かる通り、決してスペックの高い機種ではありません。複雑な3D処理を必要とするゲームアプリでは、動作が重たくなる可能性が高いです。

また、カメラ性能も昼間はいいのですが、夜になると解像度が落ちてしまいます。インスタ映えする写真を撮りたい方には、夜景の撮影は諦めざるを得ないでしょう。さらに、スペックに対して価格が高い点も大きなデメリットです。

マイナス点も多いarrowsM03ですが、日本製の安心感を求める方やおサイフケータイ・ワンセグなどの機能を求める方にはおすすめです。操作性もいいので、あまりスペックにこだわりがないスマホ初心者の方も使いやすいでしょう。

キャンペーンで安く買える場合も多いので、日本製で安い機種という条件付きなら第一候補に挙げてもいいかもしれません。

7.arrows M03を購入できるMVNO

arrows M03は防水・防塵に対応し、ワンセグとおサイフケータイが利用できる数少ないSIMフリースマホということもあり、取り扱っているMVNOがたくさんあります。

しかし発売から少し時間が経っているため、現在は販売を終了しているMVNOも出てきました。その代わり、値下げが実施されているMVNOも多く、以前より安く購入できるようになっています。

arrows M03を購入できるMVNOと価格をまとめると以下の通りです。

なお、arrows M03の公式サイトではBIGLOBEモバイル(旧BIGLOBE SIM)でも取り扱っていると記載されていますが、現在BIGLBOEモバイルでは販売を終了しています。また、DMMモバイルではブラックとホワイトは販売終了しており、購入できるのはピンクだけとなっています。

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